野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

対決!藪vs.福留(30日・AT&Tパーク)

2008-07-04 21:39:16 | San-Francisco Giants
 先発(スターター)の左腕エース、バリー・ジト(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が5回5失点で降板して、【6回表】のマウンドには背番号「22」の大きな背中、藪恵壹。打席には(何と!)シカゴ・カブスの1番(リードオフ)福留孝介。日本のプロ野球時代(セントラル・リーグ)阪神タイガースと中日ドラゴンズで何度も戦った二人、だ。

 初球フォークから入って、2~3球目も外れて、「3-0」。ここ3試合、1-OUTも取れずに、リリーフの仕事が果たせていない藪。1点台をキープしていた防御率(ERA)も遂に「3.43」。連日のブルペン待機、緊迫した場面での登板が続いて、そろそろ(精神的にも肉体的にも)疲れが出始めているのだろう。
 4球目のシュートで一息ついて、5球目(90MPH)同じ球でショートゴロに打ち取って、久しぶりの1-OUT確保。
 2番ライアン・テリオットにライト前ヒットを浴びるが、3番「主砲」デレック・リー(レオン・リーの息子)をショートゴロ(二塁封殺)。4番「新人王最有力候補」ジオヴァンニ・ソトをサードゴロに打ち取って、3塁側ラインをジャンプ! 

【7回表】先頭のマーク・デローサ(5回表に先発ジトから2ラン!!)には高めに浮いた速球(94MPH)をライト前に運ばれ、6番ジム・エドモンズ(元セントルイス・カーディナルス)にはシュートを引っ掛けさせて、セカンドゴロに打ち取るが、ショートが(一塁に)悪送球して、併殺ならず。
 7番マット・マートンには“ヒット・バイ・ピッチ”(死球)を与えて、8番(若い)ロニー・セデーニョにはカーヴから入って、最後もカーヴを見送らせて、三振! ベテランが若手を翻弄した図。9番(ピッチャー)テッド・リリーも3球三振に仕留めて、2イニング無失点の藪。 

 この後【8回表】に3番手のピッチャーが4失点しているから、如何にこの試合のカブス打線が「当たっていた」か。そのカブス上位(から始まる)打線を「0」に封じて見せた藪。……自信を取り戻せたか。

自信回復の2回無失点 ジャイアンツの藪 (MAJOR.jp)

確信

藪に3勝目の勲章!(16日・AT&Tパーク)

2008-06-26 12:06:59 | San-Francisco Giants
「3対3」同点で推移した試合は【7回表】デトロイト・タイガースが1点を勝ち越して「4対3」。【8回表】のサンフランシスコ・ジャイアンツのマウンドには背番号「22藪恵壹が上がった。ここまで27試合に登板して、2勝3敗。防御率は≪驚異≫の「1.93」。中継ぎ(セットアッパー)で2点台を切り、1点台を維持している、この素晴らしさ。
 
 先頭のプラシド・ポランコに2球目のスライダーを打たせたが、高いバウンドで藪の頭上を超え、センター前に抜けようかという当たりだったが、ショートストップの≪名手≫オマー・ヴィスケルがジャピング・スローで(華麗に)捌いて、一塁「OUT」。メジャーならでは、ヴィスケルならでは、の素晴らしいプレーだった。日本のタイガースで≪名手≫だった久慈照嘉藤本敦士でも、このプレーはなかなか出来ない。
 続くカルロス・ギーエンも2球目(89MPH)を打たせて、ライトライナー! 4番(2007年の首位打者)マグリオ・オルドニェスには速球(92MPH)で空振りを取って、「1-2」と追い込み、フォークとシュートが外れた後、最後は速球(92MPH)で詰まらせ(平凡な)センターフライ!

 この直後の【8回裏】サンフランシスコは猛攻で一挙5点を挙げて、「8対4」逆転に成功! 藪に勝利投手の権利が転がり込んで、【9回表】にクローザー(ブライアン・ウィルソン)が2点を奪われ、「8対6」2点差に迫られたが、何とか逃げ切って、藪に3勝目の≪勲章≫。タイガースの強力打線相手に【8回表】2~4番を3者凡退に打ち取った藪と、2失点したクローザー。どちらに安定感があるのかは、一目瞭然。監督(ブルース・ボウチー)も承知していることだろう。 

藪が1回完ぺきで3勝目、ジャイアンツは連敗ストップ (MAJOR.jp)

確信

藪、ピンチを併殺で切り抜ける!(9日・ナショナルズ・パーク)

2008-06-12 20:51:04 | San-Francisco Giants
「3対1」2点リードのサンフランシスコ・ジャイアンツだったが、【7回裏】1-OUT一三塁のピンチを迎え、好投の先発(スターター)マット・ケインを諦め、2番手に藪恵壹をマウンドに送り出した。
 ここまで23試合に登板して(2勝2敗)防御率2.04。素晴らしい……被打率も.197に抑えている。サンフランシスコの「エース」セットアッパー。厳密に言えば、終盤のピンチの場面で(必ず)起用されるリリーヴァーが、藪だ。

 最初の「あの」アーロン・ブーン(ワシントン・ナショナルズ)に対して、3球目を空振りさせて、「1-2」に追い込む藪。前日(8日)も対戦して、空振り三振に討ち取っているらしい。対するブーンも「今日こそは」と思っていたことだろうが、4球目に狙い打ったスライダーはセカンドゴロに転じて、併殺の完成! まんまの藪の罠に掛かったブーン。
 試合はこの後、藪を継いだ3番手(ウォーカー)4番手(ヒンショー)が【8回裏】に失点して、1点差に迫られるが、【9回裏】をクローザー(ウィルソン)が凌いで、「3対2」。勝利に大いに貢献した藪、だ。 

藪がピンチで好リリーフ、ジャイアンツ4連勝 (MAJOR.jp)

確信

藪、牽制球で暴投…(12日・AT&Tパーク)

2008-05-18 21:49:26 | San-Francisco Giants
 藪恵壹(サンフランシスコ・ジャイアンツ)の登板するマウンドはいつも≪修羅場≫。12日(@AT&Tパーク)も「3対5」2点リードされた【8回表】1-OUT満塁の窮地。
 それにしても、防御率(ERA)2.45。被打率(OPPONET AVG).185。こういう場面で起用される根拠が数字に表れている。……素晴らしい。(色んな意味で)阪神タイガース・ファンの誇り、だ。
 
 しかし最初のブラッド・オースマス(キャッチャー)に「1-2」にした後、一塁に無意味な牽制球(ピック・オフ)を投げて、これが暴投になって、何と2者が還って、「3対7」! 藪の痛すぎる失策。現地テレビ局(FSN)も「まさか」この場面でピックオフを投じるとは思っても見なかったのだろう。(優雅に)VTRを流していた。……これは(断じて)文化の違いではない。藪(個人)の凡ミス、だった。
 この一球で試合は壊れてしまった。地元ファンからは野次とブーイング。オースマスはスライダーを曲げて、見逃し三振、9番ロイ・オズワルト(ピッチャー)もショートゴロに打ち取った。唇を噛み締めながら戻る藪……

【9回表】も責任を取らされてマウンドへ。先頭の「快足」ハンター・ペンスに内野安打を許すが、2番マーク・ロレッタ(休養で欠場の松井稼頭央の代役)をショートゴロ併殺に打ち取り、3番「強打者」ミゲル・テハダを3球(空振り)三振に仕留め、面目を保った藪。……こういう「失意」を何度も経験しながら、大崩れしない。それが藪の≪経験値≫だろう。

藪、けん制悪送球でダメ押し点献上 松井稼は欠場 (MAJOR.jp)

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藪、グリフィーJR.と対決!(26日・AT&Tパーク)

2008-04-29 21:20:10 | San-Francisco Giants
 サンフランシスコ・ジャイアンツの接戦のマウンドには、いつも、この男がいる、藪恵壹。一昨日(現地26日)もシンシナティ・レッズに「3対4」1点リードされた【4回表】のマウンドに登場、1-OUT二塁。
 コリー・パターソンにはファウル2球を打たせた後、3球勝負のフォークが暴投になるが、最後はスライダーを打たせて、ファーストゴロ。続くジェフ・ケッピンジャーには初球をレフトに大飛球を飛ばされるが、ウォーニング・トラックで捕球して、まずは救援に成功! 

【5回表】は「あの」(イチローが憧れた)ケン・グリフィーJR.との対決だったが、内角の速球(88MPH)で詰まらせて、キャッチャーフライ! 4番ブランドン・フィリップスにはフォークを振らせて、空振り三振! 2-OUTを獲るが、5番「(左の)大砲」アダム・ダンを警戒して歩かせ、6番エドウィン・エンカーナシオンに左中間フェンスに達するダブル(二塁打)を浴び、1点を献上する。

【6回表】先頭の(キャッチャー)ポール・バコに初球をライトスタンドに運ばれ、膝に手を置き、ガックリする藪。ショックが尾を引いていたのか、続くライアン・フリールを歩かせ、1番「快足」パターソンに内野安打を許し、2番ケッピンジャーが送って、3番グリフィーを敬遠(満塁)策で歩かせた後、4番フィリップスを≪注文通り≫ショートゴロに打ち取るが、併殺崩れで3点目を献上。……その瞬間、思わず天を仰ぐ藪。ここで無念の降板。いいピッチングはしていたのだが…… 

藪が5試合ぶり失点 ジャイアンツ4連勝ならず (MAJOR.jp)

確信

藪、2勝目が転がり込む(23日・ペトコパーク)

2008-04-25 12:27:35 | San-Francisco Giants
 一度はマイナーに落とされながら、3日でメジャーに戻って来て、2試合を無失点の好投! 藪恵壹(サンフランシスコ・ジャイアンツ)のことだ。3度目は昨日(23日)の対サンディエゴ・パドレス戦「1対1」延長【12回裏】1-OUT一、二塁の(一打サヨナラの)ピンチの場面。

 ここまで8試合に登板して、1勝1敗、防御率(ERA)2.84。特筆すべきは被打率(Opp Avg).229。これが他の日本人の中継ぎ投手とは一線を画している、ところだ。藪への監督(ブルース・ボウチー)の信頼感の根拠となる数字だ。

 先頭打者(ジャステイン・ヒューバー)に初球、2球目と「ボール」から入って、3球目のカットボールを打たせて、センターフライ! 2-OUTに漕ぎ着けるが、ここで1番「難関」ブライアン・ジャイルズ(左打者)。「あの」黒田博樹(ロサンジェルス・ドジャース)のデビュー戦(4月4日)で、メジャーの“洗礼”(同点ソロHR)を浴びせた強打者だ。
 こういうピンチの場面では迎えたくない打者だが、ジャイルズにも(同じく)2球「ボール」から入って、3球目のスローカーヴで「2-1」にして、4球目=同じ球をライトへ大飛球を飛ばされるが、(ポール際に)ファウル! 5球目のスプリット(フォーク)は見送られるが、同じ球を続けて、セカンドゴロに打ち取って、唇を噛み締めながらマウンドを降りる藪。……窮地を救った。

 その次【13回表】連打でサンフランシスコが勝ち越して、藪に勝利投手の権利が発生。1-OUT二塁から打席(3年ぶり)も回って来て、2球目を空振りして、「1-2」と追い込まれながら、4球目の外の球に喰らいついて(“タイガース魂”!)進塁打(セカンドゴロ)。5番アーロン・ローワンドのタイムリーでもう1点を追加して「3対1」! 
 その裏【13回裏】のマウンドに上がったクローザー(ブライアン・ウィルソン)が1点を失って、「3対2」1点差にされて、なお2-OUT満塁のピンチが続いたが、ここで8番・井口資仁が引っ掛けて、ボテボテのショートゴロでゲームセット! 藪に2勝目が付いた。……それにしても、井口の不調は≪深刻≫(打率.209)。同級生の今岡誠(阪神タイガース)と同じくらい≪深刻≫だ。

藪、こぼれたマダックス「350勝目」拾い2勝目 井口5の1 (MAJOR.jp)

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藪、井口と対決!(7日・AT&Tパーク)

2008-04-09 23:53:34 | San-Francisco Giants
 井口資仁(サンディエゴ・パドレス)が3塁線を抜いて、3番・エイドリアン・ゴンザレスが左中間スタンドに流し打って、初回に2点の先制点! 【3回表】にも(井口が)センター前クリーンヒットで出塁して、3番ゴンザレス以下(シングルヒット)5連打で「5対1」! 【5回表】にも、1-OUT満塁に攻め立て、サンフランシスコ・ジャイアンツ先発(スターター)マット・ケインをKO! ここでマウンドに上がったのが、我等が藪恵壹

 ここまで3試合に登板して、防御率6.75。決して数字的には良くないが、しかし、こういう場面で起用されるということは、(“ブルース”の名を持つ男)ブルース・ボウチー監督も、藪のベテランの経験を買っているのだろう。早速、初球を狙われるが(強い当たりの)セカンドゴロ! 併殺網を完成させて、1球で救援に成功! それにしても、背中の背番号「22」が(やたら)デカい。(SFジャイアンツのユニフォームの特徴)

【6回表】はあっさり二人を片付け、2番・井口もスライダーでサードゴロに打ち取るが、【7回表】先頭のゴンザレスにセンター前ヒットを浴びる。4番(ケヴィン・クーズマノフ)はフォークで空振り三振! 5番(ジム・エドモンズ)はセンターライナーに打ち取るが、6番「若武者」カリル・グリーンに「2-1」と追い込みながら、高めに浮いた真っ直ぐ(91MPH)をライト・オーヴァーされ、痛恨の1失点……これだけ、だった。 

MLB=パドレス井口は2安打、ジャイアンツ藪1失点 (MAJOR.jp)

確信

生き残り競争が続く、藪(6日・テンピ)

2008-03-07 13:17:56 | San-Francisco Giants
 生き残り競争が続く藪恵壹(サンフランシスコ・ジャイアンツ)。今日(6日)は、アメリカン・リーグ西地区の≪強豪≫ロサンジェルス・エンジェルス戦に登板して、2回を1失点。テスト登板が続いているだけに、何とか(短いイニング)を「0」に抑えたいところだが、今日の試合は「1対9」で大敗した乱打戦で、先発投手のマット・ケインも2回(3/1)を(5安打)5失点するなど、大味な試合だったから、免罪符はあるだろう。

 先週(24日)の日曜日『TBS』の「Jスポ」(24:10~)を見ていたら、藪(MLB戦力外通告「万策尽きた」男の再起)が取り上げられていて、2年間の「野球浪人」生活を振り返って、涙を流していた。
 日本の阪神タイガースにいれば、幹部候補生として、将来を約束されていたようなものなのに、敢えて36歳で≪夢≫のメジャーリーグの世界に飛び込んで、挫折した男(背番号「72」)……何としても、生き残ってもらいたい。

藪、オープン戦3戦目は2回1失点 (MAJOR.jp)

2002年ワールド・シリーズ サンフランシスコ・ジャイアンツ VS アナハイム・エンゼルズ

ジャイアンツに藪恵壹!(25日)

2007-12-26 21:35:05 | San-Francisco Giants
 2005年にオークランド・アスレティックスでメジャー(リーグ)デビューを果たして、2006年は解雇されて、辺境のメキシコ・リーグヘ。そして今年は1年間、どのチームにも所属することなく、孤独に練習を続けてきた(らしい)元阪神タイガースの「エース」藪恵壹
 その成果が実って、サンフランシスコ・ジャイアンツの<トライアウト>に合格。マイナー契約を結び、来春のスプリング・トレーニングに「招待選手」として参加する。

 こういう場合、普通は諦めて、日本球界に戻ってくるものなのだが、藪は戻らなかった。メジャーで「やり残したことがある」のだろう。未だ≪不完全燃焼≫なのだろう。
 1年目のオークランドでは40試合に登板して、4勝1セーヴ。常時≪優勝≫争いをするチームだったから、殆ど敗戦処理や大量得点「差」が付いた試合にしか投げさせてもらえなかったが、それでも4勝1セーヴ。メジャーでも通用する片鱗だけは見せて、2年目に期待していたのだが、敢え無く(理解なく)解雇。

 翌年は来春同様、コロラド・ロッキーズのスプリング・トレーニングに「招待選手」として参加したが、ここでも解雇。……だから楽観は出来ない。来春のスコッツデール(キャンプ地)で結果を残さなければ、また再び同じ≪悪夢≫が藪に襲い掛かる。
 それを繰り返さない為に、クリスマスも正月も返上して、トレーニングに励んでいるのだろう。タイガースのOB(元エース)は、藪も井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)もメジャーでは成功していない。二人共、来シーズンこそ! 

ジャイアンツ、藪の獲得理由は「一目ぼれ」 (MAJOR.jp)

確信

サンフランシスコ・ジャイアンツ【2007】戦力分析

2007-02-18 22:47:48 | San-Francisco Giants
【スターター】バリー・ジト マット・モリス
マット・ケイン ノア・ロウリー 
ブラッド・へネシー ラス・オルティース
【セットアップ】スティーヴ・クライン
ケヴィン・コレイア ヴェニー・チョーク
【クローザー】アーマンド・ベニテス 

「エース」ジェイソン・シュミットが「ライヴァル」LAに移って、その代わりに来たのが、左腕バリー・ジト。ナショナル・リーグは初めてになるジトだが、どうか? スターター(先発)陣は駒が揃っている。クローザーにも一応ベテランのベニテスがいるので、優勝争いには食い込める戦力だろう。

1番センター デーヴ・ロバーツ
2番ショート オマー・ヴィスケル
3番ライト ランディー・ウィン (ライアン・クレスコ)
4番レフト バリー・ボンズ
5番サード ペドロ・フェリス
6番ファースト リッチ・オリリア (トラヴィス・イシカワ)
7番キャッチャー ベンジー・モリーナ
8番セカンド レイ・デューラム

 ウィンが3番を打たざるを得ない(?)ような苦しい打線。これでボンズの残留に失敗したら、どうするつもりだったのだろう? ボンズ一人に金をかけたから、後は補強に手が回らず、ボンズ≪頼み≫の打線。今年は本拠地AT&Tパークで『オールスターゲーム』も開催されることだし(ボンズ以外に)チームから何人も選出されたいところだが……。
 それにしても、ロバーツは“ジャーニーマン”。2004年の途中まではLAの核弾頭(リードオフ)後半はボストン・レッドソックスの≪世界一≫に(代走で)貢献し、昨シーズンまではサンディエゴ・パドレス。今年はSF(サンフランシスコ・ジャイアンツ)のユニフォームを着る。

ついに決着 ボンズとジャイアンツの契約交渉 (MAJOR.jp)