野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ジャイアンツ、エンジェルスが藪に興味(3日)

2005-11-06 22:04:36 | Oakland Atheletics
 日刊スポーツしか取り上げていないようなので、真偽の程は定かではないが、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンジェルス・エンジェルスが、藪恵壹(オークランド・アスレティックス自由契約)獲得に興味を持っている、らしい。
 サンフランシスコは「見るからに」ブルペンが弱そうだし、ロサンジェルスはブルペンが「強力」だが、誰もがその元でプレーしたがる、マイク・ソーシア監督(2009年まで契約延長)の元でプレーできるなら、野球人として、いいキャリアを積めることになる。

 たった1年でメジャーリーグから(落ちぶれて)戻ってきて、オリックス・ブルーウェーヴ辺りに拾われて、また日本のプロ野球で投げる藪の姿は正直、見たくなかった。まだ「確証」はないが、現役を「見事に」「立派に」メジャーで全うして欲しい、と思う。
 メジャーリーグもピッチャー不足だから、どこかのチームが拾ってくれると思う。エージェント(代理人)の力が必要、だが。
nikkansports.com

藪、オークランドを去る(17日)

2005-10-19 13:50:37 | Oakland Atheletics
 藪恵壹が17日、オークランド・アスレティックスから解雇された。予想通りだが、果たして日本に戻ってくるのか? それともMLBでフリーエージェントとなって、移籍先を探すのか? 37歳の高齢だけに難しいかもしれないが、しかしMLBも投手「不足」。ニューヨーク・ヤンキースを見れば明白なように、ブルペンに人材が決定的に足りない。中継ぎをこなせる藪にはオファーがある、と思える。

 そんな中、中村勝広新監督のオリックス・バファローズが獲得を検討しているようだ。中村監督は阪神タイガース時代の恩師(?)でもあり、藪も日本に戻ってくるなら、「此処」になりそうだ。
 そうなると「あの」“天敵”清原和博とチームメイトになる可能性もあるが……それも話題性があって、「狙い」かもしれない。何しろ、中村新監督にはタイガースを追い抜きたい、と言う(妙な)「野望」があるそうだから……。
k-yabu.net

藪1回無失点(29日・オークランド)

2005-10-02 13:36:23 | Oakland Atheletics
 藪恵壹(オークランド・アスレティックス)が1回を無失点。29日の地元マカフィー・コロシアム、対ロスアンジェルス・エンジェルス・オブ・アナハイム戦に登板。例によって「1対6」の大差を付けられた場面で“モップアップ”(敗戦処理)登板。今シーズン40試合目だったが、これが最後になるか? 
 最後はシアトル・マリナーズとの3連戦(セーフコ・フィールド)。最後にイチローと対決して、今シーズンのせめてもの「思い出」を作って欲しいところだが……。

 同日(29日)の「古巣」阪神タイガース優勝の際には、お祝いコメントを寄せていた藪。その心境はいかばかりか? 1年契約の藪。来シーズン、オークランドに戻ってくることはないだろう。MLBで移籍先を見つけるか? それとも……野茂英雄(3Aコロンバス)や中村紀洋(3Aラスヴェガス)と共に、このオフは動向が注目されることになるだろう。……寂しい季節がやってきた。
k-yabu.net

藪、0/3KO!(19日・マカフィーコロシアム)

2005-09-21 14:00:24 | Oakland Atheletics
 観ていて辛かった。CSスカパー!(ch.180)で生中継された、この試合「オークランド・アスレティックスvs.ミネソタ・ツインズ」戦。藪恵壹は(例によって)「7対1」6点リードの【9回表】から登板したが、先頭のマイケル・カダイヤーに初球、真ん中高めのファストボール(89MPH)をセンターバックスクリーンに運ばれ、いきなり1失点。続くジャステイン・モーノウにも強気にファストボール(92MPH)で攻めたが、止めたバットで打球がレフト前に落ちて、不運なヒット。地元マカフィーコロシアムの観客からはブーイングが起きている……

 ここでピッチングコーチが頷きながら、マウンドへ。ブルペンでは守護神ヒューストン・ストリートがピッチングを始めている。藪は強気。続くホアン・カストロにも速球(90MPH)勝負を挑んで、これをライト線に流し打たれ、1塁ランナー生還「7対3」。ライトのニック・スィッシャーがもたつく間にカストロは3塁へ達する。
 ブーイングが聴こえる……マウンド上で顔をしかめる藪。そして観客から拍手が巻き起こる。3塁側ダッグアウトからケン・モッカ監督が出てきている。「交代」を歓迎する観客。マウンド上、情けない顔の藪。こんな顔は見たくなかった……。

 この後、準備不足のストリートが3連打を浴びて、「7対6」の1点差にまで詰め寄られるが、何とか踏ん張って、試合を終わらせた。大量得点差で温存するはずだった守護神を出させてしまった藪。優勝争いの渦中にいるチームに迷惑をかけてしまった。
 首脳陣の信頼が「0」に近い藪に来シーズンの契約(オファー)は来ないだろう。藪入団の橋渡しをした元阪神タイガースのマット・キーオGM補佐も、この責任を取らされて、辞表を提出することになるかもしれない。藪よ、タイガースに戻ってくるか? 
k-yabu.net

藪、ペタジーニと対決!(18日・フェンウェイパーク)

2005-09-20 13:41:04 | Oakland Atheletics
 藪恵壹(オークランド・アスレティックス)が「中1日」で18日のボストン・レッドソックス戦に登板。「12対3」の大量リードの【9回裏】を1安打無失点に抑えて、試合後のハイタッチの主役になる……そう日記(Blog)には書いておこう。藪の登板は限られている。この日は1アウトから(前・読売ジャイアンツの)ロベルト・ペタジーニと対決。レフトフライに打ち取って、MLB初対決を制した。

 首位ボストンは敗れたが、ニューヨーク・ヤンキースも同日トロント・ブルージェイズに「5対6」痛い敗戦を喫して、ゲーム差「1.5」は変わらず。(故障上がりの)スターター(先発)ジャレット・ライトが2回3/1でKOされ、またしても試合を壊してしまった。
 オークランドはこの日の勝利で西地区の首位ロスアンジェルス・エンジェルス(オブ・アナハイム)に「2」ゲーム差を維持。ワイルドカード争いでも「5」ゲーム差。狙うは“天使”の「首」のみ、か。
MAJOR.jp

藪、押し出しを献上…(16日・フェンウェイパーク)

2005-09-18 22:52:50 | Oakland Atheletics
 そのボストン・レッドソックスに勝ち星を献上したのが、藪恵壹(オークランド・アスレティックス)。延長【10回裏】1アウト満塁の絶体絶命のピンチに出てきて、4番マニー・ラミレスと対決。スライダーを投げたら、ライトへ巧く流し打たれるし、フォークで三振を取るか、得意のシュートでゲッツーを取るしかない。藪の結論は“真骨頂”シュートだったようだが、当たってしまったようだ。デッドボール(ヒット・バイ・ピッチ)で押し出し、サヨナラ(ウォーク・オフ)負け。

 登板間隔が開いて、急に1アウト満塁だから、無理もないのだが、ケン・モッカ監督も藪の経験も勝ったのだろう。期待に応えたかった。東地区のニューヨーク・ヤンキースにアシストできなかったアスレティックス。同率で並んでいた西地区の「ライヴァル」ロサンジェルス・エンジェルス(オブ・アナハイム)に突き放され、ワイルドカードでも1歩後退した。「痛い」1敗。この先、藪はチームに貢献できるか? 
MAJOR.jp

藪3回無失点の好投!(4日・マカフィーコロシアム)

2005-09-06 14:16:06 | Oakland Atheletics
 オークランド・アスレティックスのスターター、「エース」バリー・ジトが崩れ、【4回表】途中で降板。その後を引き継いだのが、藪恵壹。この時点で「1対6」5点のリードを許している。1アウト、ランナー1,2塁でバッターは6番、DL(故障者リスト)から復帰したDH(指名打者)スイッチヒッターのルーベン・シエラ。初球(外に逃げる)シュート(88MPH)でストライク。2球目、チェンジアップ(82MPH)を打ち上げさせて、センターフライ。

 7番ホルヘ・ポサーダに初球カットボール(88MPH)でファウル。2球目スプリッター(85MPH)で空振り。3球目(84MPH)4球目(85MPH)のスプリッターは見送られ、5球目(84MPH)もスプリッターを続けて、今度はポサーダが手を出して、空振り三振。執拗なスプリッター攻め。これ以上、追加点を与えたくないキャッチャー、ジェイソン・ケンドールの強い意思を感じる。それに応えた藪。試合が壊れる危機を救って見せた。

【5回表】の藪。先頭の8番バーニー・ウィリアムスが初球を打ち上げてくれて、センターフライ。9番マーク・ベルホーンには初球ボールの後、2球目のファストボール(90MPH)で空振り。3球目のシュート、4球目のスプリッターが外れ、「3-1」。5球目のシュート(89MPH)でファウルを打たせ、勝負球のスプリッター(91MPH)が外れて、四球(ウォーク)。
 1番デレック・ジーターには初球のシュートを打たせて、ファウル。2球目もシュート(89MPH)。これで完全に詰まらせて、セカンドゴロ併殺。計算通りのピッチングでこの回も難なく切り抜けて見せた。

【6回表】は2番・松井秀喜との対戦。初球(90MPH)が高めに上ずり、2球目のシュート(88MPH)も外れるが、3球目のシュートでようやく「ストライク」。4球目もシュート(91MPH)。これも外れて、「3-1」。松井には徹底したシュート攻め。外角(アウトサイド)を攻めろ、という指示が出ているのだろう。5球目(90MPH)も続けたが、これを狙い済ましていた松井。センター前に弾き返して、日本(阪神タイガース)時代からの相性の悪さを思い出させる。

 3番ゲーリー・シェフィールドにも初球シュート。これも外れて、2球目は外のスライダー、3球目カットボール(89MPH)、4球目スライダー(84MPH)でファウルを打たせ、5球目のスライダー(83MPH)でタイミングを狂わせ、センターフライ。4番アレックス・ロドリゲスにも初球、“真骨頂”シュート(90MPH)で仰け反らせ、思わず打席を外して、一呼吸を置くA-ROD。2球目のシュート(91MPH)も外れるが、3球目のカットボール(88MPH)で空振り奪取。4球目のシュート(89MPH)で完全に詰まらせて、ショートフライ。

 5番ジェイソン・ジアンビには初球(91MPH)2球目(88MPH)3球目(89MPH)3球高めに上ずり、4球目(91MPH)も外に大きく外れて、ストレートの四球(ウォーク)。最も警戒するバッターへの慎重な攻めが窺える。6番シエラにも初球のスプリッター(84MPH)が外れるが、2球目のスライダー(82MPH)でファウルを打たせ、3球目のシュート(88MPH)もボールで「2-1」になるが、4球目のスプリッター(79MPH)を打たせて、ファーストゴロ。

【7回表】は先頭のポサーダにも「2-0」。3球目の真ん中に甘く入った球をセンター前に弾き返され、ノーアウト1塁。8番バーニーにも「1-1」からの3球目のスプリッターを引っ張られ、1,2塁間を破られる、9番ベルホーンを「1-2」に追い込み、センターフライに打ち取る。1番ジーターの初球にも仰け反らせ、真骨頂を見せるが、「3-2」から勝負球のスプリットが外れ、1アウト満塁。ここで2番・松井を迎えたところで降板。
New York Yankees

藪1回無失点(2日・オークランド)

2005-09-04 22:39:49 | Oakland Atheletics
 12点リードの【7回表】から藪恵壹(オークランド・アスレティックス)登板。ニューヨーク・ヤンキースの9番ロビンソン・カノをカットボール(88mph)で空振り三振。1番マーク・ベルホーンをフォークボール(84mph)で連続空振り三振。しかし、2番マット・ロートンに高めに浮いたファストボール(91mph)を叩かれ、センター前ヒットを許し、3番ブッパ・クロスビーにもファストボール(90mph)を叩かれるが、ライトフライに打ち取り、事なきを得る。

 翌日(4日)の試合の途中、ブルペンで不機嫌そうに座る藪の顔が(NHK-BS1で)映されていたが、本当にいつもどんな心境でブルペンに座っているのだろう。塗炭の苦しみか? それとも結構メジャーリーグを楽しんでいるのか? チームは調子が良いし。しかし、この調子の良さが禍して、藪にはなかなか出番が回って来ない。「これが俺の野球人生の終着点か……」

 ピッチャーとしての全盛期を「最弱」の時代のタイガースで過ごし、いいピッチングをしても、打線の援護に恵まれず、いつも「0対1」で負けていた。タイガースが強くなった頃には、藪の全盛期も過ぎ、先発ローテーションからも外され、それでも「元エース」の意地で与えられた仕事を全うし、2004年春に来日したヤンキース戦のピッチングが評価され、オークランドへFA移籍。しかし……。

「対戦したの誰?」久々のヤンキース戦の登板だったが、対戦した相手は今シーズン途中までマイナーリーグにいたルーキー・カノやボストン・レッドソックスにいたベルホーン、ピッツバーグ・パイレーツ(シカゴ・カブス)にいたロートンだった。真のヤンキースとの対戦も叶わず、藪の仕事は終了した。藪よ、今、何を思う……? 
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藪2回2失点(27日・ボルティモア)

2005-08-29 13:43:40 | Oakland Atheletics
 藪恵壹(オークランド・アスレティックス)が相変わらず“モップアップ”(敗戦処理)の仕事をさせられているようで、11点リードの【6回裏】から登板。2イニングスを投げて2失点だったそうで。藪よ、今、何を思う? 我等が阪神タイガースの元エースよ! 
 元エースといえば、桑田真澄も読売ジャイアンツを今シーズン限りで退団して、来シーズンにメジャーリーグ移籍を希望しているようだが、現在の状態では良くても、藪と同じ「運命」。悪ければ、デニー友利(ボストン・レッドソックス2A)や木田優夫(シアトル・マリナーズ3A)の様にマイナー生活が待っている。それでも、過去の夢を追うか?

 藪の場合、チームが優勝、そしてワイルドカード争いの渦中にあるので、プレイオフに出場できる「夢」があるから、まだ「救い」はある。ただワイルドカードではニューヨーク・ヤンキースと争っているだけに、両チームにはどちらかに地区優勝を勝ち取ってもらって、藪と松井秀喜の雄姿をプレイオフで見たい、と思う。藪に登板のチャンスが訪れる保証はないが……
 そういえば、昨日(28日・甲子園)はタイガースの背番号「18」杉山直久が6イニングスを2失点に抑えて、7勝目を挙げた。藪よ、今、何を思う? 
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藪、2週間ぶりの登板!(6日・カンザスシティー)

2005-08-08 13:46:52 | Oakland Atheletics
 最近、名前を聞かないな、と思っていたら、2週間も投げていなかった! 藪恵壹(オークランド・アスレティックス)。6日のカンザスシティー・ロイヤルズ戦の15点リードの【7回裏】から登板。2イニングスを3安打2奪三振1失点。失った1点は登板間隔が開きまくって、メカニクスが狂っていたに違いない。チームの調子がいいだけに、登板機会に恵まれない。「我慢」の日々が続くが、それにしても……2週間とは!
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