野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

田口はカブスで成功する!(16日)

2009-01-24 10:18:00 | Chicago Cubs
 FA(戦力外通告)になって、なかなか行き先が決まらなかった、田口壮(前フィラデルフィア・フィリーズ)外野手だが、決まった先は、シカゴ・カブス。マイナー契約だから、と悲観する記事が多いが、しかし、カブスの外野=レフトには、守備がムチャクチャ下手な(“ザル”)アルフォンソ・ソリアーノ外野手(元広島東洋カープ内野手)がいる。

 これはラッキー、だ。田口には「守備固め」の出番が(数多く)回ってきそうだ。よっぽどスプリング・トレーニングで、ヘマをしない限り、開幕メジャーは大丈夫だろう(多分)。田口(とその代理人)は良いチームと契約できた。田口の≪幸運≫が、カブスの≪呪い≫(“山羊の呪い”)を解けるか? 

田口「やる気は十分」 マイナー契約にも意欲(MSN産経ニュース)

何苦楚日記何苦楚日記
著者:田口 壮
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発売日:2004-01おすすめ度:5.0
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対決! 斎藤隆vs.福留(5日・ドジャースタジアム)

2008-06-18 21:08:42 | Chicago Cubs
【2回表】ロサンジェルス・ドジャース先発(スターター)若きエース候補(23歳)右腕チャド・ビリングスリーから、シカゴ・カブスの5番・福留孝介が3球目のカーヴを掬い上げて、ライトスタンドへ先制の第4号ソロホームラン! カブスは【3回表】(1点)【4回表】(2点)にも加点して、「4対0」とリードしたが、ドジャースも同じように、2点、1点、1点と返して、「4対4」同点で【9回表】のマウンドにクローザーの斎藤隆を送り込んだ。

 先頭のライアン・テリオットに「ボール」が先行して、「2-1」からの4球目の速球(93MPH)をライト線に流し打たれ、0-OUT二塁。しかし3番「主砲」(レオン・リーの息子)デレック・リーにはスライダー勝負で(空振り)3球三振に仕留め、4番アラミス・ラミレスにもスライダーの連投で「2-2」に追い込んだが、勝負に行った真っ直ぐ(91MPH)がシュート回転して、ラミレスの手首に直撃して、死球(ヒット・バイ・ピッチ)。斎藤には痛すぎる(計算外の)死球……ここで打席に迎えるのは、5番・福留。

 しかし、ここからが斎藤の真骨頂……同じ日本人、日本のセントラル・リーグ(横浜ベイスターズvs.中日ドラゴンズ)で何度も対戦経験のある福留に対して、真っ向勝負を挑み、福留もフルスイングで応え、初球はど真ん中の速球(90MPH)で空振り! 
 2球目も同じ球=ど真ん中の速球(90MPH)で空振り! まるで水島新司氏の野球マンガを見ているよう。しかし現実(ノンフィクション)の方が、既にフィクション(空想)を超えてしまっている。福留は打席の中で「何でバットに掠りもしないんだ…」と(ばかりに)首を傾げている。
 3球目(94MPH)は斎藤が力んで外れて、4球目のシュートが「ボール」。5球目(92MPH)6球目(94MPH)は福留がファウルで逃れて、7球目だった。キャッチャーの出したサインは「スライダー」だった。福留はこれを待っていたのか? 見事にこれを捕らえて、一二塁間をキレイに抜ける決勝タイムリーヒット! 

5対4」勝負に行った5球目と6球目に決め切れなかった斎藤の「敗戦」。フルスウィングの空振りで餌を撒いて(?)、スライダーを「待っていた」福留の「勝利」。今シーズンの斎藤のセーヴ数が伸びないのも、その辺(=球威)に原因があるのかもしれない。だが、見応えのある対決だった。 

福留が大活躍、先制弾に斎藤から決勝タイムリー! (MAJOR.jp)

自己再生―36歳オールドルーキー、ゼロからの挑戦

福留、鮮烈、衝撃のデビュー!(31日・リグレーフィールド)

2008-04-01 22:07:09 | Chicago Cubs
 福留孝介(シカゴ・カブス)って、かねがねメジャーリーグで「やれる」、メジャーに向いている、と思っていたが、ようやく決断(FA)してくれて、スタンディングオヴェーションで迎えられた第1打席で、いきなりセンターオーヴァー! (スタンダップ・ダブル)
 第2打席で四球(ウォーク)を選んで、第3打席でセンター前に弾き返して、そして「0対3」のビハインドで迎えた第4打席で≪起死回生≫の同点3ラン!! 最高のデビュー戦になった。メジャー(全米)に≪衝撃≫を与えただろう。48億円は≪伊達≫ではなかった。

 オープン戦がやや不調(打率.270)だったので、慎重派のルー・ピネラ監督は(開幕戦で)「5番」起用に落ち着いたが、福留は誰もが認める「3番」タイプ。もし今日も「3番」に起用していたら、試合も勝てていたかもしれない。せっかく福留が同点3ランを打ったのに、延長【10回表】にミルウォーキー・ブリュワーズに勝ち越され、「3対4」で敗戦……これに懲りて明後日(2日)からは3番に「戻すべき」だと思うが。

福留3安打3打点、開幕戦は出塁率10割!(MAJOR.JP)

SLUGGER (スラッガー) 2008年 05月号 [雑誌]

野茂は希望を繋ぎ、高津には戦力外通告…(11日)

2008-03-11 23:17:12 | Chicago Cubs
 カンザスシティー・ロイヤルズのスターター(先発ローテーション)は、主力のメッシュ、バニスター、グリンキーの3人に、ベテランのブレット・トムコ、スーパー・ルーキー(トップ・プロスペクト)ルーク・ホッチバーで「決まり」と思っていたのだが、このベテランのトムコの調子が、オープン戦(スプリングトレーニング)で上がらず(防御率11.37)、3年ぶりの≪復活≫を懸ける野茂英雄にもチャンスの芽が出てきた。

 一方、最初の脱落者が出てしまった。同じく39歳の高津臣吾(シカゴ・カブス)に戦力外通告……(オープン戦に)5試合に登板して、防御率が9.64では致し方ないか……しかし高津のように「配球の妙」で勝負するピッチャーは不馴れなキャッチャーが相手では、その持ち味の半分も出せなかったのかもしれない。「配球が命」。こういう結果を見ると、つくづく古田敦也(引退)とのバッテリーで、メジャーリーグに挑戦できないものか、と思う。

野茂が3回2失点、オープン戦初先発で「初勝利」 (MAJOR.jp)

ナンバー2の男

福留、ツーシームに苦しむ(3日・ピオリア)

2008-03-05 12:52:05 | Chicago Cubs
 CSスカパー!の2008年初のMLB(メジャーリーグ)中継は「シアトル・マリナーズvs.シカゴ・カブス」(3日)。シアトルの先発、マウンドにいるのは誰かと思ったら、左腕ジャロッド・ウォシュバーン(10勝15敗)。2005年までは「ライヴァル」ロスアンジェルス・エンジェルスの左腕エースだったが、シアトルに来てから10勝「留まり」で、今シーズンはスターター(先発)の4,5人目の扱いだ。

【1回表】その左腕と対峙した(カブスの)3番・福留孝介。左バッターの内側に食い込む<ツーシーム>を強引に打ちに行って、ボテボテのファーストゴロ。バットを折ったようだ。
【3回表】の第2打席は「0-2」に追い込まれながら、ファウルで粘って、最後はウォッシュバーンの決め球<ツーシーム>が、福留の身体をエグって、“ヒット・バイ・ピッチ”(死球)。
【5回表】の最後の打席も「3-2」まで粘って、最後はまたしても詰まらされて(バットを折って)ボテボテのセカンドゴロ。

 これで3試合連続のノーヒットが決まり、今日(4日)の試合から2番に「降格」になったようだが、決して打席の内容は悪くなかった。結果がボテボテのグラウンダー(内野ゴロ)だったから、印象が悪くて、“ショート・テンパー”(激情家)ルー・ピネラ監督の決断を促してしまったが、しかし今日の試合で初ホームラン! (@メサ)これが福留の≪実力≫だ。

福留、OP戦初アーチ含む「猛打賞」! (MAJOR.jp)

福留佑子写真集「Prime」

福留、カブスの呪いを解く使者!(19日)

2007-12-20 12:32:23 | Chicago Cubs
 福留孝介(中日ドラゴンズ)は「良いチーム」と契約できた。歴史と伝統あるシカゴ・カブス。しかし100年間も≪ワールド・チャンピオン≫から遠ざかっているチームでもある。俗に“山羊の呪い”と言われる。そんなチームの≪牽引力≫になれるか? 呪いを解けるか? 背番号は(ドラゴンズ時代と同じ)「1」。恐らく3番(か5番)を任せられることになるだろう。

 かつて(2005年)のニューヨーク・メッツの4番、クリフ・フロイドとの再契約を見送り、同じく左打ちの外野手ジャック・ジョーンズを放出してまで、福留獲得に備えていたカブス。今シーズンは地区(セントラル)優勝を果たしただけに、来シーズンこそは福留の加入で「その上」を目指せる。(元シアトル・マリナーズの)“名将”ルー・ピネラ監督の手腕が試される。

福留入団を機に振り返る「カブスと日本」<菊田康彦>(MAJOR.jp)

Zippo(ジッポー) メジャーリーグベースボール MLB シカゴ・カブス