遂に上原浩治(読売ジャイアンツ)の≪夢≫(目標)が叶う……33歳、プロ生活10年目にして、ようやく手にしたFA(フリーエージェント)の権利。1998年のドラフト前には、巨人か(当時)アナハイム・エンジェルスか、悩みに悩んで、結局、巨人を逆指名した。
あのとき、エンジェルスを選択していれば、当時のテリー・コリンズ監督も途中(成績不振で)「解任」されることもなく、また(現在)日本(オリックス・バファローズ)に来ることもなかったかもしれない。……少なくとも、一人のアメリカ人の運命を狂わせたのかも知れない。
野茂英雄(現カンザスシティー・ロイヤルズ)が≪パイオニア≫になって、センセーションを巻き起こして、次は(年齢的にも)この上原の「番」だったが、ポスティング・システム(入札制度)を認めてもらえない特殊な環境の中、ずっと≪我慢≫を強いられてきた。
野茂の次が、10年経って、2007年の松坂大輔(ボストン・レッドソックス)で、その間の10年は、上原にとっても日本人メジャーリーガーの歴史にとっても「失われた10年」だった。野茂と松坂の間に「10年」も空いた、その歪み(タイム・ラグ)が、昨シーズンの松坂を直撃した、と言える。松坂は、上原の背中を追って、メジャーへ旅立つハズだった。
背番号「18」桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)がメジャーリーグを去って、背番号「19」上原が後を継ぐ。たとえ上原が去っても、ジャイアンツ≪魂≫は(彼の地で)受け継がれていく、のだろう。メジャーに確実に刻印を残していく。……それにしても「10年」は長かっただろうなっ。
上原がメジャー挑戦へ 「自分にうそはつけない」 (MAJOR.jp)
我慢
あのとき、エンジェルスを選択していれば、当時のテリー・コリンズ監督も途中(成績不振で)「解任」されることもなく、また(現在)日本(オリックス・バファローズ)に来ることもなかったかもしれない。……少なくとも、一人のアメリカ人の運命を狂わせたのかも知れない。
野茂英雄(現カンザスシティー・ロイヤルズ)が≪パイオニア≫になって、センセーションを巻き起こして、次は(年齢的にも)この上原の「番」だったが、ポスティング・システム(入札制度)を認めてもらえない特殊な環境の中、ずっと≪我慢≫を強いられてきた。
野茂の次が、10年経って、2007年の松坂大輔(ボストン・レッドソックス)で、その間の10年は、上原にとっても日本人メジャーリーガーの歴史にとっても「失われた10年」だった。野茂と松坂の間に「10年」も空いた、その歪み(タイム・ラグ)が、昨シーズンの松坂を直撃した、と言える。松坂は、上原の背中を追って、メジャーへ旅立つハズだった。
背番号「18」桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)がメジャーリーグを去って、背番号「19」上原が後を継ぐ。たとえ上原が去っても、ジャイアンツ≪魂≫は(彼の地で)受け継がれていく、のだろう。メジャーに確実に刻印を残していく。……それにしても「10年」は長かっただろうなっ。
上原がメジャー挑戦へ 「自分にうそはつけない」 (MAJOR.jp)
我慢