野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

秘密兵器は秘密のまま解雇(31日)

2008-11-02 21:14:17 | Philadelphia Phillies
(何気に)≪優勝請負人≫なのに、フィリーズの田口壮が解雇(戦力外通告)。フィラデルフィアには1年だけの在籍になったが、どうも、この土地には馴染めなかったようだし。ここのファンは気が荒いし(!)。セントルイスの温かいファンとは真逆で、苦労した1年だったろう。

 次は何処か? シアトル・マリナーズがユーティリティーのウィリー・ブルームキストと再契約しなければ、可能性はあるが、難しいだろう。ニューヨーク・ヤンキースがマニー・ラミレス(ロサンジェルス・ドジャースFA)を獲得した場合、その外野の控え(守備固め)として、獲得する可能性はあるかもしれない。「何苦楚」にピンストライプは似合うか? 

 それにしても、フィラデルフィアのワールドシリーズ≪制覇≫。戦前に(個人的に)「勢い」のタンパベイ・レイズ、「総合力」のフィラデルフィア、と予想していたが、鍵になったのはGAME-3(第3戦)とGAME-4(第4戦)。スターター(先発)のベテラン(45歳)左腕ジャイミー・モイヤージョー・ブラントンが共に6イニング3失点以内の「QS」クオリティー・スタートで好投し、チームの勝利に大いに貢献した。
 共にシアトル、オークランド・アスレティックス、アメリカン・リーグ西地区からの移籍組。特にブラントンは、チャンピオンシップ・シリーズ(対ドジャース)でも好投、ディヴィジョン・シリーズ(対ミルウォーキー・ブリュワーズ)でも「QS」だったし、彼の存在は大きかった。……何しろオークランドの今シーズンの開幕投手(@東京ドーム)が、ブラントン。

 シカゴ・カブスには「快腕」リッチ・ハーデンがいたし、そう考えてみると、今年のポストシーズンは、オークランドのGM(ゼネラル・マネージャー)ビリー・ビーンが演出(グランドデザイン)したようなものだ。来シーズンはその主力を大放出したオークランドの≪逆襲≫はあるのか? それとも、まだ時間がかかるのか? ……オークランドが眠っている(?)間に、戦力の≪再構築≫を急ぎたいシアトル、だ。

岩村レイズ力尽きる フィリーズが28年ぶり優勝!(MAJOR.jp)

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