野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

野茂、イチローと3年ぶりに対決したが…(15日・セーフコ・フィールド)

2008-04-17 13:26:23 | Kansascity Royals
 前回の初登板はテレビ中継が無くて見逃したが、昨日(15日)は久しぶりに野茂英雄(カンザスシティー・ロイヤルズ)が投げるところをジックリ見た。しかし【4回裏】1-OUT一塁からの登板。リリーフ(中継ぎ)経験の少ない野茂だけに(どうせなら)イニングの最初から投げさせてあげてほしかったが、日本「通」のトレイ・ヒルマン監督もそこまでの気配りはしなかった。

 最初の打者(ウィリー・ブルームクィスト)に高めに浮いたフォークを(詰まりながらも)ライト前に持っていかれ、9番(キューバ人)ユニエスキー・ベタンコートにもセンター前に運ばれる。
 対イチローには気合が違ったのか、フォークで空振り三振に仕留めるが、2番ホゼ・ロペスにライトに打ち上げられ、ライトの「強肩」ホゼ・ギーエン(前シアトル・マリナーズ)から好返球が還ってくるが、「俊足」ブルームクィストが滑り込んで(間一髪)「セーフ」! その瞬間、バックアップに回っていた野茂は膝を屈伸させて、ジャンプ! (懐かしい、仕種)

【5回裏】先頭の「(密かに)日本人キラー」エイドリアン・ベルトレ(今日だけ背番号「42」)に初球のストレート(138km)を狙われ、レフトフェンス直撃のダブル(二塁打)!! 5番(スイッチヒッター)ホゼ・ヴィドロ、6番「巨砲(虚砲)」リッチー・セクソンに連続四球を与えてしまったところで、無念の降板……この後、7番・城島健司がレフトオーヴァーを放って(日米通算)1500本安打! 野茂の失点を倍加させた。(4失点)

【6回裏】から(同じく日本人)薮田安彦が4番手で登板し、最初のイニングは3人であっさり片付けたが、【7回裏】先頭の「好調」城島に3塁線を割られ、8番(ブルームクィスト)に四球。9番(ベタンコート)を内野フライに打ち取って、いよいよ1番イチローとの初対決「寸前」だったが、ここで非情の交代指令(by:ヒルマン監督)。せっかくの見せ場だったのに……
 この後、5番手の左腕が結局、イチローを歩かせて、2番(ロペス)に犠牲(サクリファイス)フライを打たれて、薮田に失点「1」が付いた。1イニングなら充分「通用」することを証明して見せた、薮田。一方、抑えられなかった野茂は……

野茂、イチローと3年ぶり対決で三振奪取! (MAJOR.jp)

MLB 日本人メジャーリーガー 熱闘譜1995~2003


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