野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

田澤、いきなりヤンキース戦でデビュー!(7日・ヤンキースタジアム)

2009-08-08 21:52:19 | Boston Red-Sox
SLUGGER (スラッガー) 2009年 02月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2009年 02月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2008-12-24
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【NHK】のアナウンサーは「まさか!」と言っていたが、AA(ポートランド)からAAA(ポータケット)に昇格した時点で、メジャー昇格は時間の問題。ましてやDL(故障者リスト)入りの松坂大輔の代役=(ベテラン)ジョン・スモルツの「戦力外」が決まった以上、田澤純一(ボストン・レッドソックス)が「出てくる」以外にない。……彼は松坂の≪身代わり≫=代役でもある。

 そのデビュー戦が、ヤンキースタジアムのニューヨーク・ヤンキース戦で(延長14回裏)最初に対する打者が(5番)松井秀喜。……彼は「何か」を持っている。(カウント)「1-1」からの渾身のファストボールを弾き返されて、センターライナー! 
 背番号は「63」。先月まで(中継ぎの)ジャステイン・マスターソンが付けていた番号だ。こういう場面で≪重宝≫されたマスターソンだが、彼がいなくなった為、田澤に出番が回ってきた。将来のスターター(先発ローテ)入りが確実視されていたマスターソンの放出は、ボストンにとって「吉」と出るか「凶」と出るか? 田澤はこのマスターソンの≪身代わり≫でもある。

 6番ホルヘ・ポサーダには(初球の)カーヴで空振りを取るが、2球続けたスライダーを狙い打たれ、ライト線にシングルヒット! 7番ロビンソン・カノには速球(148km)で詰まらせたものの、センター前に落とされ、1-OUT一二塁。
 7番エリック・ヒンスキーには(4球続けて)150kmの速球で「2-2」に追い込むが、5球目にキャッチャーが変化球を要求して、これを狙い打たれ、ライト線に痛打(ライナー)! しかし、これをライトのJ.D.ドリューが(手を伸ばして)好捕して、助かった田澤。
 9番“サヨナラ男”メルキー・カブレラにはファウルで粘られ、ライト線に(あわや“ウォーク・オフ”の)痛打(ファウル)も浴びるが、最後は何とかスプリット(フォーク)を振らせて、空振り三振で窮地を脱出! 

 延長【15回裏】先頭のデレック・ジーターに速球(148km)で詰まらせるが、センター前に落とされる。2番ジョニー・デーモンには(内角の)速球(148km)でサクリファイス(犠牲バント)を失敗させ、3番マーク・テシェイラも(高めの)速球(148km)で空振り三振を取り、2-OUTまで漕ぎ着けるが、4番“A-ROD”(アレックス・ロドリゲス)に変化球を左中間スタンドに運ばれ、万事休す! 

田沢、ホロ苦デビューも「いい経験になった」(SANSPO.COM)

Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2007年 11月号 [雑誌]Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2007年 11月号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
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