そう思っていたところ、地元埼玉(行田)の忍藩(おしはん)の尾﨑石城なる下級武士が『石城日記』という絵日記を残しており、その解説本が出版されています。歴史好きの方、武士の生活や幕末の庶民の暮らしぶりに興味のある方、お薦めです。
新訂版 幕末下級武士の絵日記 | |
大岡 敏昭 | |
水曜社 |
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至上の印象派展 ビュールレ・コレクションに行って来ました。
素晴らしいの一言。
展示作品1点、1点がどれも素晴らしいです。ビュールレが自宅に飾りたい作品のみ収集してたと言われていますので、ビュールレの鑑識眼に適った水準の高い作品ばかりです。普通の展覧会ですと目玉になる凄い作品も確かにありますが、一緒に(セット)でそうでもない作品も展示されています。今回はどれも主演級の作品ばかりです。
私のお気に入りはアルフレッド・シズレーの《ブ-ジヴァルの夏》、クロード・モネの《ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑。そして、なんと言っても、ピエール=オーギュスト・ルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》とフィンセント・ファン・ゴッホの《花咲くマロニエの枝》です。
今回も一番最後の展示室のクロード・モネの《睡蓮の池、緑の反映》だけを撮影可としていたので、撮影してみました。こんなかんじです。
詳細はこちらです!
ゴールデンウイークまでに、是非行ってみて下さい。
先日家族3人でブリューゲル展に行ってきました。
今回の展示作品は個人収蔵のものが多く、ほとんどが国内初公開のブリューゲル一族の作品とのことでした。
開館直後に到着したこともあり、待たされることもなく自分のペースでじっくり鑑賞できました。
ところで、ブリューゲルの長男が父親が早く亡くなった後、工房を開いて、多くの職人?を使って父親の作品を複製して売っていたということも初めて知りました。ブリューゲル1世の「鳥罠」は当時人気があり、今わかっているだけで40枚も複製されて販売されたとのこと。世界中の美術館に同じ「鳥罠」が収蔵されているのはそういう訳なんですね。
今回驚いたのは、最後の展示室(3階?)だけですが、写真撮影OKとなっていました。(フラッシュ撮影は×)海外の美術館ではルーブル美術館やウッフィーツィ美術館、美術史美術館など有名美術館でもほとんどが写真撮影OKですから、試験的にOKとしたのかもしれません。OKなのでお気に入りの作品のみ撮影してきました。
ピーテル・ブリューゲル2世
《野外での婚礼の踊り》1610年頃
ヤン・ファン・ケッセル1世
《蝶、カブトムシ、コウモリの習作》 1659年
めったに行けないウイーンの美術史美術館で写真撮影OKなのは有り難かったのですが、写真撮影禁止の文化をせっかく継承してきた国内美術館で撮影OKにするのは・・・・ちょっと疑問です。
細部までじっくり鑑賞したいのに後ろからスマホを人の顔の横に突き出し、カシャ、カシャとシャッター音。なかには絵を鑑賞せずに次々撮影しておしまいという方もいました。そういう撮影マナーのない人もけっこういました。
自分もスマホで撮影しておいて言うのも変ですが、美術館内での写真撮影について、せっかくずっと撮影禁止でやってきたのですから国内では禁止のままで良いと思います。
じっくり鑑賞した後はミュージアムショップで図録等を購入し、美術館内のレストラン「サロン」で食事。美術館内のレストランは通常あまり期待できないのですが、ここは美味しかったです。それもそのはずであのフランス料理の老舗「上野精養軒」の直営店とのことでした。
娘が小さい頃はよく家族3人で美術展に行っていましたが、娘が成人してからは親子3人での美術展鑑賞は久々で、充実したひとときを過ごせました。(*^_^*)
展覧会チラシ
http://www.tobikan.jp/media/pdf/2017/bruegel_flier2.pdf
特設HP
http://www.ntv.co.jp/brueghel/
「至上の印象派展(ビュールレ・コレクション)」の前売りが始まりました。
スイスの大実業家エミール=ゲオルク・ビュールレが収集した全コレクションがチューリッヒ美術館に移管されるのをきっかけとして実現したのが今回の展覧会です。展示作品約60点のうち半数は日本初公開とのこと。印象派ファンとしては今から楽しみです。早速前売りペア券を購入しました。(ネット分は売り切れていますが、e-plusではまだ購入できます。)
ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、ピカソ・・・などの優れた作品(本物)をお子様に間近で見せる良い機会です。皆様も是非お子様とご一緒にどうぞ!
詳細は専用サイト http://www.buehrle2018.jp/ をご覧下さい。
皆さん、福島県の須賀川市って知っていますか?
松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の途中、8日間も滞在したことで有名な街です。
ここ数年はウルトラマンの生みの親として有名なあの円谷英二監督が須賀川出身とのことで有名です。
そして、須賀川市はウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市となったとのこと。
須賀川市全体がウルトラマンやウルトラセブンの世界観を表しています。街のあちらこちらにウルトラヒーローのモニュメントがあり、ウルトラシリーズのファンには堪えられないです。
最寄りの福島空港にはなんと巨大なウルトラマンの立像があり、さらに空港ターミナルビル内にはウルトラマンオフィシャルショップ(SHOT M78)があり、ウルトラヒーローグッズを購入できます。そして、撮影に使用したジオラマまでありました。
須賀川市は従来「芭蕉ゆかりの地」という歴史的価値を売りにしてきましたが、官民一体となって時代に即応した「新たな町おこし」を始め、成功しつつあるようでした。
地方(地域)を活性化するため、全国でたくさんの「町おこし」が行われていますが、そう簡単には成功しません。中には大成功して、多くの観光客が訪れるようになった地方(地域)もありますが、失敗して沙汰止みになったものもあります。
「そう簡単には成功できない。だから、何もアクションしない。」という考えもありますが、成功させるために智恵を絞り、汗をかいて精一杯活動することにより道が開けるということもあります。」
実は受験も人生も同じだと思います。
まずは目標設定、次に目標に見合った行動・努力です。そして、やる気の継続です。それが成功の秘訣です。
遅ればせながらラインデビューしました。
周囲から「今頃?」「遅すぎー」「まるでわかっていない・・・」とか言われています。
お気に入りのスタンプを先方に送って、微妙な感情表現が出来るし、開封確認ができ、返信や過去のやりとりがビジュアルに一覧出来るのがイイですね。メールのやりとりよりはるかにお手軽で、素晴らしいですね。「仲間うちではもはやメールをうたなくなった。」というのもうなずけますね。
ところで、公式ラインでお友達登録をするとスタンプが無料で使用できるという流行にのり、最近ロクシタンの公式サイトでかわいいロクシタンウサギ?のスタンプを手に入れました。さっそく使っています。
そういえばインスタグラムもまだやっていません。小石川高校時代は写真研究会でしたので写真には「こだわり」があります。だから、時間が許せば愛機ニコンDfで撮影し、インスタグラムで次々発表していきたいと思ってはいるのです。しかし、ほとんど休みがとれていない今の状況でこれ以上プライベートを広げすぎると・・・・、残念ですが、今は出来ません。
「まずはイイ仕事をして、イイ仕事を成し遂げた自分へのご褒美として、その成し遂げた分に応じてプライベートの充実を少しずつ図っていく。」というのが今の私には合っています。
人生で一番大切にしたいことって何ですか?
難しい質問ですが、一言で言えば
「平凡な生活の中で一瞬一瞬のひとときを大切にしたいです。」
せっかく天から与えられた人生ですから、この世を去ったときに「井澤亨という人がこの時代のこの地域に生まれてきてくれて本当に良かった。」と同時代の多数の人々から思って頂ける人生としたいものです。
そのためには、自分自身が日々充実し(自己確立し)、家族を幸せにし、目の前の生徒達の幸せの基礎づくりをして、仕事を通じて社会貢献していきます。(利自即利他)
これを実現するために平凡ではあるけれど、日々の生活の一瞬、一瞬を大切にしていくのです。なぜなら、日常の日々の生活の中の一瞬一瞬の積み重ねが1日、1週間、1ヶ月、1年であり、「人生」だからです。
例えば、生徒達が来る前の清掃、御父母様との電話や会話、職員との何気ない会話・・・・その一つ一つに真心を込めて、良く考えて、自分なりに意味付けをして行動するのです。そうすると、今まで見えていなかったことが、次々とクリヤーに見え、理解できてくるのです。平凡な日々の生活の中にこそ人生を輝かせるきっかけが隠されているのです。-これは実際にやってみるとわかります。
曹洞宗開祖道元禅師も「正法眼蔵」の中で
「日々の生活の中の一瞬一瞬の行動・時間に悟りの縁(よすが)がある。だから、今現在一瞬一瞬を大切に生きることがすなわち悟りへの道である。」ということを当時の弟子達に伝えたかったのだと思います。
「悟り」という言葉を「人生を輝かせる秘訣」と読みかえると現代にも十分通用しますね。(*^_^*)
は~い!
こんな感じです。
上野の東京都美術館内のミュージアムショップで購入しました。
御朱印・墨書はかなり個性的で、その神社仏閣によっていろいろあり、勉強になります。
出雲大社は大変シンプルな中に「われは神社の本流である。」といった力強さ(+誇り)を感じました。
熊野本宮はかつて京の都から上皇(下居の帝)が何度も参拝したという歴史(熊野詣)を感じさせます。
高校生の頃日本史で「熊野詣」についてはちょっと学んだだけですが、知識はありました。
しかし、実際に熊野古道を歩き、ほんの一部ではありますが「熊野御幸」の足跡をたどり、熊野本宮に参拝してみると、感慨深いものがありました。
不思議と懐かしい感じがしました。