「健康維持」について語らせたら、ほとんどの人が長時間語れるほど「健康維持」について関心が高いです。しかし、そのわりにはマスコミが報じたり、その種の本が出るまでは、一般の人が健康維持に関する研究成果を目にすることがありません。
以前某医大大学院教授の先生から「医学界では常識であっても、それが一般社会の常識になるまで20年はかかる。」と聞きましたが、そんな気がします。しかし、20年たってからはじめて知ったのでは間に合いません。今、そして、今後の人生でずっと健康でいたいのですから。
そこで、
「健康維持に役立つ研究の成果は自分で探して、一般社会で報じられる前から自らの健康維持のために役立てる。」-そういう人が米国では増えてきているそうです。
無論ネット検索で出てくる情報は玉石混淆ですから、きちんとした医学研究論文等の専門家の研究成果がお勧めです。
私の一押しが下記NCBI(米国国立衛生研究所)のPubmed(米国医学図書館)サイトです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
このサイトのデータベースでは一つ一つの研究成果にAbstract(要約)があり、
BACKGROUND(背景) METHODS(手法) RESULTS(結果) CONCLUSION(結論)
の順に掲載されています。
大変わかりやすい英語で記載されていますが、英語が苦手な方は自動翻訳機能で読まれても良いです。ただその場合には1~2割は誤訳や不自然な訳が混じる可能性が高いので注意して下さいね。医学に関する研究成果で誤訳は致命的で、洒落になりませんから。
*尚、上記NCBIのPubmedサイトはあくまで個人の責任においてご利用願います。