はい、いろいろありますが、すぐに出来ることでいろいろな効果がある「読み聞かせ」をお薦め致します。
0歳~6歳(年長まで)の時期はお子様が夜眠る前に枕元で童話や物語の読み聞かせを毎日してあげましょう!
読み聞かせの7つの効用
1、まず、お子様にとって毎日読み聞かせをしてもらうときは、御父母様の愛情を実感として感じられるときなのです。読み聞かせで御父母様と一緒に過ごす時間はお子様にとって1日で一番貴重なひとときかもしれません。
ちなみに、愛情一杯かけて育てるとお子様は素直で優しい子に成長します。
2、お話を毎日耳で聞くことにより、耳から情報を入れることに慣れます。
私立小学校の入学試験は問題・解答用紙に問題文が書いてありません。問題文や指示内容は肉声または録音再生で生徒達に伝えられます。ですので耳から聞いて理解する力が乏しいと合格出来ません。毎日習慣として読み聞かせをすると、耳からのインプットに慣れるので、耳を通したお話の理解力も上がります。
3、記憶力がアップします。
読み聞かせをするとき、お子様にはお話を聞きながら、お話のその情景を心の中で思い浮かべるように指導します。そうすると、お話を内容を理解するだけでなく、次第次第に記憶できるようになります。つまり、記憶力もアップするのです。
4、お話を読み聞かせることにより、国語力が養成できます。
昔話や童話の文章は当然ですが、日本語として正しい文章です。ですので毎日それを読み聞かせで聞いていると自然と正しい日本語の語順(文法)や語彙が身につきます。
読み聞かせを毎日してもらっているお子様は「わたし いきます とうきょうへ。」なんて決して言いません。勉強として教えなくても正しい文法が身についているからです。
5、昔話や童話はお話としても大変優れています。お手本となる文章です。だから、昔話や童話をまねすることで自分でも良いお話を作れるようになります。これは私立小学校入試の「お話作り」や「生徒面接」で役立ちます。そして、入学後は作文力がある子になっていきます。
そして、作文力があるお子様は読解力も高くなります。
6、読み聞かせする本を選ぶことにより、公徳心(道徳心)、常識、教訓、しつけ、などを楽しく学べるようになります。
7、読み聞かせをしていると文字に興味を持ち、お子様は自分でも本を読みたくなります。だから、文字を自分からすすんで憶えようとします。そして、本が好きになります。本が好きな子は読解力が上がります。すべての科目の基礎である力(読み、書き、文章構成力)がついて、学力が上がります。
読み聞かせはたくさんの効果があり、お子様を頭の良い子に育てる原動力ともなります。昔の人が習慣としてやってきたことはやはり意味があるのですね。
是非毎晩読み聞かせをしてあげて下さいね。