5/28(日)休みをとって、「リゴレット」を鑑賞してきました。ジュゼッペ・ヴェルディの傑作中の傑作です。「リゴレット」のDVDは持っていますが、生で鑑賞したのは初めてでした。新国立劇場(オペラハウス)ですので音響効果抜群です。さすがオペラハウスです。汎用のホールとは響きが違います。音響効果を考えて座面以外は木製とし、ホール内は階段の床まで木製(おそらく無垢のフローリング)です。
外観も施設全体が水盤に浮かんでいるかのような建築デザインで、秀逸です。世界に誇れるオペラハウスだと思います。
ホワイエでクロワッサンサンドの軽食をとり、いざホールへ
ジルダ役のハスミック・トロシャン(コロラトゥーラ・ソプラノ)が最高でした。声の質、技巧、演技力(表情)どれをとってもすべて素晴らしかったです。リゴレット役のロベルト・フロンタ-リ(バリトン)も情感豊かで良かったです。マントヴァ公爵役のイヴァン・アヨン・リヴァスの「女心の歌」もイメージ通りでした。
そして、マウリツィオ・ベニーニ指揮による東京フィルも良かったです。オーケストラの素晴らしい演奏に支えられてこそオペラは光りますから。
この公演、一推しです。
「休憩時間はホワイエでシャンパン・・・」と粋にやりたい気もしましたが、本日は運転があるのでお茶しました。
新型コロナも落ち着きつつあり、こうやって好きなオペラを優雅に鑑賞できる幸せをしみじみと味わいました。
ウエルニャン大満足の休日の巻でした。