海外に出かけたとき、「危険な地域」には絶対に近寄らないようにしています。
それでも興味本位で、ちらっとどんな様子か見たい気がして、単身車で行ったことがあります。
その地域に入るとまるで別の国にきたかのように景色が違います。建物も老朽化していて、街路のあちこちにたくさんゴミが落ちていて、荒んだ様子でした。あまりに治安が悪そうなので、車を停めず、下車もせず、運転中車窓から見ただけです。
後日現地在住の友人から「そういう観光客をカモにしている現地人がたくさんいるから、何もなかったのはたまたま運が良かっただけ。命と家族が大切なら今後絶対に立ち寄らないように。」とまで言われました。
私もそう思います。銃で撃たれたら、おしまいです。そんな街で撃たれたら、救急車は来ないし、まともな病院も近くにはありませんから。
日本にはそこまでの地域がありませんので、ピンと来なかったのですが、現地に行ってみてわかりました。ちなみに、その街ではパトカーが巡回でゆっくり走るだけで、何もしていないに、警察だという理由だけでビルの窓からライフルで狙撃されることがたびたびあるとのことです。
そんな世界の危険地域に単身で行き、無事に帰ってこれるという人は凄い人です。
「鍋に銃弾を受けながら」-登場人物をすべて美少女に変換して描いているというちょっと変わったコミックスですが、現地の事情(食についての情報、治安情報)を紹介してくれるので私のお気に入りです。