「年少4月に入塾するまでの最年少子育て5つの方針」の 方針5 ≪運筆力・巧緻性≫ を引き続き説明しま~す。
目標=正しい持ち方で鉛筆が持て、ハサミなどのお道具がつかえる。その上で○、△、□、×が描けて、線がまっすぐひけ、お絵描きができる。前にも話しまたが、「ひらがなの書き」はお名前だけできればOKです。さらに、ハサミなどの道具を安全に正しくつかえる。
例えば、ハサミ切りの練習にチラシ広告をつかいます。
男の子で車が好きなお子様にはカーディーラーのチラシを用意します。チラシの車(写真)の外側をハサミで切り抜かせ、それをスケッチブックにレイアウトして糊で貼らせます。街路をかいてそこに切り抜いて写真をはっても楽しいです。
初めはやり方を教え、やってみせます。その後お子様にやらせます。うまくできないときはコツを教えながら7~9割手伝っても良いです。そして、いっしょにやって完成させます。一緒にやったとしてもお子様本人が努力したのだからメチャメチャ褒めます。
女の子ならデパートやショッピングセンターなどのチラシをつかい、モデルさんが服を着ている写真を切り抜いてもいいし、食品の写真を切り抜いて、それをスケッチブックにはってお店屋さんごっこもできます。
運筆練習には市販のぬり絵やなぞり絵をやらせても良いです。まずは鉛筆(クーピー)を正しい持ち方でつかう回数を増やすことです。それを繰り返せば、次第にお子様は自分の思うように線をひいたり、色を塗れるようになります。
巧緻性は親があせってはいけません。
以上方針1~5(No.1243,No.1244,No.1245,No.1250,No1251)が4月入塾までにご家庭でされたほうが良いおすすめ事項ですが、
あくまでも目標ですので本稿に書いてあることが3~4割でも実現出来ればOKです。拙稿が皆様の子育てのご参考になれば幸いでございます。
それでは、春期講習会年少クラス1日目にお子様の授業を担当することを心より楽しみにしております。