皆様から「年少4月に入塾するまでの最年少子育て5つの方針の方針4 ≪知識・学力≫の算数関係まで説明しました。引き続き「生活常識関係」を説明しますね。
3)「生活常識関係」
日々の実生活体験の中でいろいろ教えてあげるのがベストです。 街を親子で歩いている時もいろいろ教えてあげるのです。
例えば、道ばたにコスモスが咲いていれば、「きれいな花ですね。」と言いながら親自身がコスモスについて知っていることを幼児にわかりやすい言い方で教えるのです。教わったことを憶えたら、褒めちぎります。そうして、教わったことはその場で憶える習慣をつけるのです。
親子で公園に行ったらドングリがたくさん落ちていたら、ドングリを拾いながら、「人間はドングリを食べませんが、リスは大好物です。そして、あのクマもドングリをたくさん食べます。クマは秋のうちにたくさん食べて、冬の間は穴の中でじっと死んだように眠って寒い冬を越します。そして、暖かい春になると穴から起き出して来ます。それを難しい言葉で「冬眠」って言います。もし、クマがドングリをたくさん食べられないと冬眠できないで死んでしまうこともあります。かわいそうですね。だから、山の中のドングリがたくさんなるシイの木を大切にしないといけません。」
こんなふうに実生活の中で試験に出る出ないにかかわらず、あらゆる知識を与えていきます。それを目を輝かせて嬉しそうに聞いている我が子。そして、教わったことをその場でほとんど憶えてしまう習慣をつけていくと、将来「記憶で苦労しない子」になります。
ところで、みなさんほとんどの方が「記憶力は生まれつきの頭の良さで決まる。」と思っていませんか?
たしかに、生まれつきの頭の良さもあります。しかし、生まれてから、できるだけその場で憶えてしまう習慣をつけていくと、生まれつきの記憶力以上に記憶力が育成されていき、中高生になる頃には、「記憶で苦労しない子」に成長します。つまり、「おぎゃぁ~」と生まれてから15年間の「その場で記憶してしまう習慣づけ」で、人の記憶力は大きく伸びるのです。
えっ、エビデンスですか?何千人に対する生後20年間の追跡調査なんてありません。
ただ、私井澤の過去数十年にわたる生徒指導経験と御父母様との面談から得た結論です。
それでは、この続きはまた次回