「学習習慣をつける」第2弾
幼稚園児や小学生だと一旦学習習慣がついてきても、そこで安心してはいけません。ちょっと油断するともう元の状態に戻ってしまいます。ですから、親はお子さまの学習内容・集中力等をいつも気にかけ、褒めたり、励ましたり、叱ったりをし続けなければいけません。
ここが大事なのです。幼稚園児~小学校低学年のお子様が学習を確固たる習慣にできるかどうかはほぼ100%親の努力によります。親にとっても「継続は力」です。
もっとも、子どもに学習を習慣化させようとしても、なかなか勉強自体をやりたがらない生徒もいます。そういう場合のほとんどが勉強以外の楽しいもの(例えばゲーム機や携帯ゲームやPCゲーム等)を憶えさせてしまった後に学習習慣をつけようとしています。幼児や小学生にゲーム等の楽しいことを先に習慣化させておいて、それを我慢させて学習習慣をつけさせるのは至難の業です。子どもは大人より自制心がはるかに弱いからです。
だから、ゲームをさせていれば静かにしている等の理由で親がよく考えないで幼児にゲームを与えてしまうと学習習慣をつけるどころかゲーム習慣がついてしまいます。そうなったらお子様はますます学習しなくなり、「勉強大嫌い少年、少女」になってしまいます。
実際、約35年間の塾教師経験で言えば、ゲームの習慣のあるほとんどの生徒は毎日がゲーム漬けで、ほとんど勉強しないので成績が伸び悩んでいました。
尚、ゲームを幼児や小学校低学年の子どもにやらせるか、やらせないかはあくまで各ご家庭の責任において御判断下さいね。