校舎を綺麗につかい、清潔に保たれているのは大切なことです。
なぜなら、校舎や備品を丁寧に使う、汚さない、壊さないということは「在校生達の公徳心の現れ」だからです。公徳心が乏しい生徒が多い学校はたいてい校風にも問題があります。いじめが酷かったり、生徒指導が行き届いていない学校は清掃も不十分なものです。生徒指導が行き届かないので校舎の壁の汚れやキズも清掃・修理してもすぐに汚され、壊されてしまうからです。一事が万事とはよく言ったものです。
無論校舎がどこか汚く、キズがあるというだけでその学校を全否定してはいけません。校長(理事長)が校舎の清掃やキズの修復は優先順位が低いと考えたり、単にそういうところに価値を置いていないだけかもしれません。もし校風が心配ならば、理事長(校長)先生の話を聞いていても、その心配は少しも解消しません。平常授業の見学をして普段の授業日の生徒と先生の様子を確かめましょう。それで心配が杞憂だったのか、的中したのかがわかりますよ。
ところで、先日淑徳小学校の幼児教室説明会に出席しました。
開会前の様子 この部屋は普段つかっていないので新築同様ですが、教室、廊下、階段、体育館、どこに行っても綺麗ですよ。
数年前と変わらず清潔に校舎を保っていることに感動しました。新校舎になってからかなり経っているのにこれほど綺麗なのは素晴らしいです。みんなで使う場所・物だからこそ大切にする。校則で縛るのではなく、「幸運にも新築校舎を気持ち良く使えた在校生は、将来入学する後輩達にも同じくらい気持ちよく使って欲しいから校舎をたいせつに使う。」-こういうしつけ・教育が良いと思います。
ところで、淑徳小学校でウエルストリームの卒塾生が真剣に授業に取り組んでいるのを目の当たりにして、誇らしかったです。