米国産の小麦にはベトナム戦争で使われ、ベトナムで深刻な被害をもたらした枯れ葉剤と同じ成分で人間の神経系に作用する農薬がつかわれています。この農薬を使うと、小麦が早く立ち枯れ、早く収穫できるとのことです。政府はこの農薬の危険性を認識しながらも圧力?に負けてこの農薬を使用した外国産の小麦の輸入を許可し、現在も輸入されていて、国内で使用されているとのことです。米国内にとんでもない異常者が多いのもそういう農薬がその一因かもしれません。
しかし、こればっかりはその因果関係が不明です。ただ、国民の健康に関わる食の問題は因果関係が証明されていなくても「疑わしきは使用せずの原則」が安心安全だと思います。
だから、私はちょっとお値段がはりますが、国産小麦を使用しているものを購入しています。
ところで、皆さんもお気づきと思いますが、「国産小麦粉」と「小麦粉(国内製造)」の表示があります。
似たような表現ですが、意味は全然違います。
「小麦粉(国内製造)」は小麦から製粉して小麦粉にした場所が日本国内であると文字通りの意味です。小麦粉の原料となった小麦は米国産などの外国産である可能性が高いです。なぜなら、国産小麦を使用していれば「国産小麦粉」と表示するからです。
つまり、「小麦粉(国内製造)」は「枯れ葉剤成分を含んだ農薬を使用した外国産小麦をつかって日本国内で製粉した小麦粉」という意味なのです。
これに対して、日本国内で生産された安全な小麦から製粉された小麦粉はほぼ例外なく「国産小麦粉」と表示しています。
だから、安全な小麦粉を御所望でしたら、「国産小麦粉」と表示のあるものを購入しましょう。
最愛の我が子、大切な家族の健康を守るためには私達普通の国民も賢くならなければいけませんね。