STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

たぶんFST-60

2019-03-05 16:13:40 | ギーター&アンプ
小生所有で一番古いと思われるギターのお話。
ロゴつきケースで 保管している。

このケース、リサイクルショップのジャンク品だった。
ケースの鍵がかけられる金具が破壊されていて、ケースが閉まっているのに口の真ん中が最大1センチくらい離れたまま。なんとも醜いケースだった。
ボロケースだが、フェルナンデスのロゴが付いているので、その場でかなり悩んで購入。2千円+消費税だったのを覚えている。
購入を後悔しながら、変形をタイダウンベルトで矯正し続けること数年、しかしタイダウンベルトが壊れて矯正は断念。
今でも数ミリ口が開いているがそのまま使っている。

このケースには 同年代の 1975年製FST-60(たぶん)を入れている。楽器店で中古購入したものだ。


モダンロゴ と バーニー・カスタム標記


スラブ貼りメイプル指板が珍しい。


スカンクストライプにプアーなペグ


ピックガードは黒 ピックアップカバーは白だが激しく黄ばんでいる。

ボディは メイプル製6ピース。
ナチュラルカラーなのに、木目を考慮した継ぎ合わせがまったくされていない。
前面3ピース 裏面3ピースに見えるが 下から見たらはっきり6ピースと判る。
これでナチュラルカラーは5千円アップと言ったら苦情が来るだろう。

ピックアップはポールピースの間隔が狭く、今時のピックアップカバーを重ねてみると まったく合わない。

ナローピッチと言われるものかな。

さて、ピックアップの裏には見たことの無い、ブラス板が付いている。

ノイズ対策のシールドと思われる。

ネット検索で見つけたフェルナンデス1973年カタログに 黒ピックガード仕様のストラトは記載されていなかった。
前オーナーがピックガードを黒色に交換したようである。その証拠に使われていないネジ穴が有る。


1975年 フェンダー社のラージヘッドモデルは 黒のピックガードにカラー変更した頃だ、前所有者は 現行モデルにあこがれて黒ピックガードをつけた、ピックアップカバーも黒にしたかったが ポールピースピッチが特殊で、交換を断念。
1976年 フェンダーストラトキャスター白と黒パーツ混合モデルの姿で妥協したのだった。
なんて、勝手に妄想する。

このギターは重いので弾かない、眺めたらまたケースへ逆戻りだ。
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