なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

シュウカイドウ(シュウカイドウ科・ベゴニア属)多年草

2012-09-11 19:37:33 | 草花
 沙沙貴神社の本殿の裏にシュウカイドウの花がたくさん咲いていました。
シュウカイドウは、中国からマレー原産の観賞用植物で、江戸初期の渡来とされています。現在では、野生化した
ものも見られます。
葉は互生し、扁心形で、左右非対称の大きな葉です。夏の終わり頃から、2cm程の桃色の花が垂れ下がって咲きます。
雌雄異花で、ぱっと開いているのは、雄花です。小さな花弁2枚と大きな花弁のように見えるガク2枚があります。
黄色く球状の集まった雄しべが目立ちます。雌花には、花弁はなく、子房を包む花托に3個の翼状の突起が出ていて、
三角錐のような形に見えます。










雄花です。



まん中あたりに、葉陰に隠れるように見えるのが、雌花です。



オマケは、あちこちに植えられていたヤブランです。野生のものと違って、たくさんの花穂でした。