なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

チヂミザサ(イネ科・チヂミザサ属)一年草

2012-09-30 16:08:22 | 草花
 ミズヒキの生えていた近くに、白っぽい花が見えました。あっ、これがブログで見せてもらったチヂミザサなんだなと、
すぐに気がつきました。葉の形が笹に似ていて、やや縮んだようなしわがあることから、名づけられたようです。
茎は枝分かれしながら地表を這い、節ごとに根が出て、茎を固定します。
花茎の上半分位にまばらに短い枝が出て、それぞれの枝に少数ずつ小穂がつきます。小穂からは、3本の長い毛が生えており、その表面は粘ついています。
開花時、雌しべの柱頭の羽毛状の毛が目立ちます。果実は熟すと、小穂の基部で外れやすくなり、その毛で、他物に
はりつく、ひっつき虫となります。