怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

2月23日瑞穂公園テニスコートが終わって瑞穂運動場西を彷徨う

2019-02-27 22:03:58 | テニス
終わって、さあ、お昼に行こうとなるのですが、この日は1059さんはお腹の調子がイマイチとかでパス。
森の熊さん、はげ親父と3人でひとまず瑞穂運動場西へ。
交差点の手前にお好み焼き屋があったので覗いたのですが、結構人がいっぱい。他を当たろうとなって、少し西へ行ったところにある飛騨牛の「丸明」へ。ランチもやっているはずですが、それなりのお店なので、少し高いかも。でも入り口まで行くと結構な人が並んで待っている。駐車場もいっぱいだしこれはしばらく無理かもとなって断念。
交差点のところに夕方「5時前はちょっと」と断られた居酒屋にランチをやっている旗が立っていたので前まで行ったのですが、ランチは平日のみで店はやっていない。一度ならず二度三度とダメ、もうここへは絶対来ないぞ。
仕方ないので新瑞まで歩くかとなったのですが、通りの向こうにのれんが出ているお店が。
新しいお店も開拓しなければとなって結局ここ「きずなや」にしました。

ここは鉄板焼き屋さんで、テーブルもたくさんある結構広い店ですが、土曜日の1時近くからなので席は空いていました。
やれやれ、まずはとりあえずの生ビール。

枝豆2人前もお願いします。

焼き物でちびヤリイカのバター焼きも一人前。

バターを鉄板にのせてから焼くのですが、小さいので鉄板にのせるとすぐに焼けます。
う~ん、美味しい。
注文を聞きに来てくれたお姉さんは若いちゃぴちゃぴした子。
早速、森の熊さんとはげ親父がリサーチ。
聞くと女子大生でまだ一年生のバイト。俄然森の熊さんはうれしくなって色々話しかけます。
地方出身かと思いきや名古屋の子とか。そう言えば訛りはなかったですね。
野菜ものも欲しいので、サラダは何がお勧めと聞いてシーザーサラダを。

もう一品、私が沖縄モズクを。
私はこういう酢の物好きなんですよね。

生ビールはすぐになくなってしまい、今度はお酒に。
はげ親父と森の熊さんは飛騨高山の「久寿玉」の原酒。これは効きそうです。

私は「千寿」にしました。
ここで山芋のバター焼きを。

お酒もすぐになくなってはげ親父は久寿玉を追加。
ここで森の熊さんがお姉さんにこの店は夕方5時前でも入れてくれるかと聞くとそれは店長さんに頼んでみたらというので、お酒を注ぎに来た店長さんに早速お願い。どうもこの店は5時30分開店だそうで5時前はちょっと厳しそうでしたが、席についてビールを出すだけでいいからなどと強引に頼むと名刺をいただき電話をしてほしいとのこと。でもそれでは森の熊さんがお目当てのお姉さんはいないかもしれないのですけど。
ここで私と森の熊さんは瓶ビールにしました。

焼き物をもう一品ということで牡蠣のバター焼きにしました。

結構いろいろ頼んだので私は結構お腹も膨れたのですが、締めに焼きそばとチャーハンを頼みます。

焼きそばはテーブルの鉄板で焼くのではなくて、もって来てくれて鉄板に移すだけ。
チャーハンはホルモン入りのスタミナチャーハン。

この店の料理は一品一品が比較的量が多くて、その分値段もちょっと高め。
たくさん飲んで食べたこともありますが、お会計は12500円。一人4千円で500円は基金から出しました。
ひょっとしたら森の熊さんとはげ親父がバイトの女の子に盛んに話しかけていたのがサービス料として料金に入っていたかも。
でもこれから瑞穂の後の選択肢としてはありなんでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月23日瑞穂公園テニスコート

2019-02-25 07:55:18 | テニス
この日は週間予報ではずっと雨の予報だったので、まあ中止かなと覚悟していたのですが、前日になると雲っているけど雨は降らない。当日では晴れの予報になっています。
いつもながらヨイショからはいけませんのメール。ヤッターマンからも孫の世話をしなければいけないので欠席のメール。またしてもメンバーがそろうかと心配なのですが、風は強いけど天気はいいので9時30分過ぎには出かけましょう。
前回は敬老パスがあるからとバスで行ったのですが、丁度都合のいい時間がなくて結局同じくらいの時間に家を出なければいけないので、この日は歩いてきます。
瑞穂通を過ぎたところで前をはげ親父が歩いているので名女大高校の前で合流。道の途中の梅は満開でした。

10時20分過ぎにはコートに着いたのですが、この日のコートは8番コート。既に1059さんと森の熊さんが待っていました。
時間になって乱打を始めだしたのですが、間もなく真冬の格好のふなっしーが登場。風は強いみたいだからと季節感のない姿でした。先週確認してたのできたさんが来るのかと思っていたのですが、残念ながら姿は見せませんでした。この日は5人です。
まずは5人でヨイショ方式のボレー・ストロークに分かれての乱打。ローテーションで球出しを一回りやります。
風は強いのですが、気温は結構高くて動いていると暑い。
汗をかいて一休みしてからじゃんけんして試合に。
私は1番だったのですが、最初ははげ親父と組んで森の熊さん、ふなっしー組という強力コンビとの対戦。ここは謙虚に1ポイント取ればいいかという低い目標で挑んだのですが、予想外に最初のゲームをゲット。次のゲームもデュースまでもつれ込んでこれはあわよくばと思ったのですが、ここ迄。このゲームを落として後の2ゲームは一方的にやられて順当に1:3の負け。でも1ゲーム取れたのでよかった、よかった。
以前のクラブハウスのあったところは更地になっていて重機が地面を均していました。

空は青空。いい天気なのが分かります。
次の試合は1059さんと組んでふなっしー、はげ親父組と対戦。この試合は一進一退で押されていたのですが、最後のゲームを粘って風も味方して取ったので2:2の引き分けに。
順番が1番だったので休みなしで、今度は森の熊さんと組んで1059、はげ親父組と対戦。ここは風にも悩まされ、かつ太陽の眩しさにも悩まされつつ、森の熊さんの頑張りに任せて3:1の勝利。思えば2週間ぶりの勝利です。
4試合目となる最後の試合はふなっしーと組んで森の熊さん、1059組と対戦。デュースまで行く白熱した試合になったのですが、ここはふなっしーに基本は任せて私は余計な手を出さないことが良かったのか結果は4:0の完勝。まあ、達成感はないのですが、最後は勝って、よかった、よかった。
でも連続4試合は体力の限界でした。
休んでいる時に見ると桜の花芽がちょっとだけ膨らんだかも。

私が抜けて最後の試合をやったら丁度時間でコート整備して終了。
おつかれさま~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小幡 績「円高・デフレが日本を救う」

2019-02-22 07:29:46 | 
アベノミクスとは何か?
それは「超緩和的金融政策」である。結局それに尽きる。
日銀が国債市場に介入し、その結果、株が上がって円が下がった。
こう言うと実も蓋もないみたいだけど、アベノミクスは悲観論により極端に割安だった株価を超金融緩和をきっかけに修正した。この修正は2013年4月までの半年でほぼ終了した。それ以降はアベノミクスとは無関係の市場の投資家による株価の上下だけ。
高度成長期の日本と違い今は人口は減りつつあり、円安によるガソリン、食料品の値上がりの方が経済に悪影響をもたらす。現実に円安になっても輸出数量は増えることなく経済全体トータルで見ると国富が減少している。
外国人投資家が買いやすくなって株価が上がったことだけで喜んでいてはいけない。
そもそも今の日本では需要不足とは言えないのに、無理やり金融緩和でじゃぶじゃぶと金を提供して短気に需要をつくろうとしても無理筋。現在の日本は人口減少社会に入っていて、高齢者は増えていても消費の中核となる生産年齢人口は減り続けている。もともとの潜在需要が伸びる様子がないのに無理やり需要喚起しても効果は限定的にならざるを得ないということ。
成熟社会の中で質的な豊かさを追求していかなくてはいけない。
歯切れのいい言葉でアベノミクスを一刀両断。高度成長の成功体験という過去を捨てて政策ヴィジョンの構造改革を行えと言っている。
そこからアベノミクスの代案を提示し、真の成長戦略への道を示している。
分かりやすい論旨で成熟経済に入っている日本の進むべき方向を示しているのですが、問題は国民が短期的なリセッションをどこまで耐えられるのかということか。代案は現在の金融緩和を前提として、慎重に途中下車して、いかに負けないように守り切る金融政策を行うのかとなっているのだけど、もちろん痛みのある政策であり、一時的には国債市場の混乱が生じ、年金の実質カットとか、公共事業の一部停止とかも必要になってくるかもしれない。
政治の世界では、アベノミクスと称して痛みを伴わない短期の刺激策を集中して行い、コストとリスクは先送りした結果として安倍一強による長期政権となった。
馬鹿正直に国民に痛みを訴える政治家は当選の望みはないでしょう。ということは実現可能性としては限りなく小さい。
結局コストとリスクが顕在化し、にっちもさっちもいかないように追い込まれた時にしか修正ができないとすると暗澹とした気持ちになります。
代案から進めて第8章では「真の成長戦略」についても書いてあります。
それは人を育てること、雇用関係と無関係な社会保障制度の構築、政府は補助に徹して伸びてくるところを側面的に支える。こうして真の好循環をもたらしていくはずとなるのですが、これは各論では議論が色々あり、抵抗勢力も強固なので、日本の進むべき道としてとてもまとまりそうではないのでは。

通奏低音としては日本経済はもはや高度成長は無理で人口減少社会となりで高齢化が進む中で、今取るべき道を考えなくてはいけないという現状認識があります。国民にとっての円高・デフレのメリットを考え、高度成長の幻想を追う政策はとるべきではないというアトキンソンさんの「新・生産性立国論」とも相通じる認識があります。
文章は平易で読みやすいのですが、通貨価値を守る円高・デフレこそが日本社会を継続的に発展させるという論旨は迫力あるアベノミクス批判となっていて一読の価値ありです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月16日瑞穂公園テニスコートの後は新瑞へ

2019-02-20 12:57:57 | テニス
終わって3人で新瑞橋へ歩いて行きます。
途中、瑞穂運動場西の居酒屋がのれんが出ていたのでもういいですかと声をかけてみましたが、5時からということであと15分ほどはだめとの返事。だったらのれんは出してはいけないでしょう。
瑞穂通り沿いを歩いて行くとほとんどの店は早くて5時開店。それでも準備中となっていながらのれんが出ている店もあって、紛らわしい。
結局いつものごとく浜木綿まで歩いて行くのですが、その手前の店の電気がついている。中を覗くとお客らしき人もいる。

店に入って聞くと大丈夫ですとのことで、この日はそのお店「新時代」にしました。
テーブルについてとりあえず生ビール。

となれば居酒屋では定番の枝豆。

ふ~う、ちょっと落ち着きます。
店員さんに聞くとこの店は昼の休憩なしでお昼から通しでやっているとのことでした。これは一つ選択肢が増えたみたいです。
メニューを見つつ何にしようか。
これも定番で土手煮にしましょう。

からしがついているのは珍しい。
さらにみそ串カツを3本。

写真を見ると大きくて立派そうだったので焼き締めサバを頼んでみたのですが、

出てきた実物はちょっとがっかり。
皿の大きさがよくわからないのですが、メニューの写真と比べると貧相です。
ここらで次の飲み物に。
1059さんは昨日の今日なのでと遠慮気味でしたが熱燗の大に。

つまみにもう1品でアサリの酒蒸しを。

更に森の熊さんが野菜を食べたそうで、ここでは青菜炒めはないみたいなので、シーザーサラダを。

ここで最初に頼んでいた串焼き盛り合わせが登場。
5本セットですが、ここのはとにかく櫛が長い。

ということは1本食べれば結構食べ出があるということです。
お酒もすぐに飲んでしまったのでビールを2本追加。

ビールの隣にある竹を切った串入れからはみ出している串で長さが分かるでしょうか。
餃子も頼みます。

〆はネギトロ巻き。
でもすし飯ではなくて温かいご飯を巻いて上にネギトロを溢れるぐらいに乗せたものです。

まあ、お腹も膨れたから〆にはちょうど良かったかな。
こうやって書いていると結構食べたんですよね。
お勘定はアバウト8140円。一人3千円でおつりは基金に入れておきました。
店を出たら、まだ18時。ようやく暗くなってきたところでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月16日瑞穂公園テニスコート

2019-02-18 20:20:00 | テニス
前日の金曜日に1059さんと久しくご無沙汰のОBさんと妙齢の美女3人で飲み会。
ОBさんは相変わらずの病院通いで、コレステロールが高いのでと薬を飲んだらよく効いたのですが、肝機能の結果が急激に悪くなったとか。薬の影響かもしれないので薬をやめてみて検査をなどと言われているとか。内科系だけで7つの診断名がついているとかで、これにプラス緑内障と「どんだけ~」
この日もノンアルコールビールをちびちび飲んでいました。その分こちらはビールに焼酎にお酒と飲んですっかり酔っぱらってしまいました。
そのせいか夜中に足が何回も攣って、イテテ…翌朝まで痛みが残っていました。どうやらお酒を飲んで水分補給を怠ったために脱水気味となり体内イオンのバランスがおかしくなってしまったからでしょうか。
頭もどんよりしているので欠席にしようかとも思ったのですが、天気はいい天気。朝は曇っていたのですが、風もない穏やかな日。午後からは晴れ間が広がってきました。
敬老パスをもらっとこともあっていつも使わないバスで行くことにしました。でも都合のいい時間のバスがないので神宮東公園まで足をひきづりながら歩いて瑞穂運動場西まで乗っていきました。そこからはまっすぐ東に行けば歩いて10分ほど。入り口が南側になったのでその分近づきます。通り沿いのこぶしの花の芽がだいぶ膨らんできました。

山崎川まで歩いて行くと時間前の散歩をしていたえみちゃんと合流。
コートに行くと1059さんに森の熊さん、ヤッターマンが乱打を始めたところ。
準備運動をしてヨイショ方式の5人練習に入れてもらいます。
暫くするとカバちゃん2号改めきたさん(カバちゃんはスキーでひざを骨折して3月ほどは長期離脱みたい。カバちゃんがいないのに2号というのはおかしいので安易ですが、名前から「きたさん」とします)が登場。早速乱打に入ってもらいます。
一通りやって休憩していると何年振りかのふなっしーが登場。実は1月に来るとメールがあったのですが、当日風が強いからでかけようとして止めましたという根性なしです。この日も結構風が強かったのですが、この程度ならいいみたいです。
それではふなっしーを1番にして残りの6人でじゃんけんして順番を決め試合にしましょう。
最初はえみちゃんと組んでヤッターマン、ふなっしー組と言う強力コンビ。まあ、1ポイント取れれば良しとしましょうと試合に挑んだのですが、1ゲームはデュースまでいって惜しかったのですが、あとは本当に1ポイント取ったぐらい。実力通りの0:4でした。
次の試合は森の熊さんと組んでヤッターマン、えみちゃん組と対戦でしたが、私は練習の成果が全くないボレーミスを連発してしまい、森の熊さんの足を引っ張ります。そういう展開だと森の熊さんの心理面にも悪影響が出てミスしたりして、この試合も0:4の完敗
う~ん、いかに二日酔いの足がつって痛いとはいえ完封負けの連続とは…ま、風が強いし、西日も眩しかったから…
フェンスの向こうでは桜の花の芽もそろそろ膨らんできました。

今年は開花が早いとか。春分の日は鶴舞が予約してあるのですが、さすがにその日は花見にはまだ早いかな。
最後の試合は二日酔いコンビで1059さんと組んで森の熊さん、えみちゃん組と対戦。一進一退の展開となって、ここでやっと1ゲームを取ったのですが、結局そこまで。1:3の負けでした。この日は実力通りのいいところなしのテニスでした。
コート整備をして終え、森の熊さん、1059さんと3人で新瑞橋まで歩いて行きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新・生産性立国論」デービッド・アトキンソン

2019-02-16 21:27:52 | 
一国の生産性とは、何か、どうやって求められるのか。
著者の定義では「国内で生み出された付加価値総額=GDP」を国民数で割ったもの。いたってシンプルです。でも個々の企業ではなくて国でみるとしたこういうことでしょう。個々の企業なら企業の付加価値総額を従業員で割ったものでしょうね。
ところでその日本の生産性を購買力調整したうえで国際比較してみると、何と28位。台湾より下位で、マルタとか赤道ギニアがすぐ下に来ています。労働者一人当たりでいえばスペインとかイタリアより下で29位になってしまいます。日本の労働者はまじめで一生懸命働いているのにどうして?

これから日本はさらに高齢化が進み、人口が減少していくのは必然の中で、社会保障制度を維持していくためにも生産性を上げることが急務です。そして上げていくポテンシャルは十分持っているはずです。
実はOECD諸国の「人材の質」ランキングでは、日本人労働者は4位で有能であることは国際的にも認められている。ではなぜこんなに生産性が低いのか?
著者のこの論に対しては「日本の生産性が低いのは、品質は高いのに低価格で提供しているのが理由だ」というたくさんの反論が来たそうです。でも著者は、この「低価格・高品質」は決していいことではなく、生産の低さをごまかすためのものと断じています。そもそも低価格・高品質は伝統的価値観などではなくて1990年代以前は海外との生産性の差が広がっていないのです。
日本の生産性の低いのはサービス業の生産性が低いからなのですが、勝手に高品質だと思い込んでいるものが多く、余計なおせっかいを押し付けているので低価格にせざるを得ない。低価格のものには価格を引き上げられない品質のものが多く、高付加価値ではない。高品質妄想商品だというのです。
求める人が消滅したものとか、誰も求めていないのに無駄なスペックをつけて高品質と自負している。ここではホテルのサービスについて述べてありますが、客が価値を認めていないところに勝手に高品質を付加して海外のホテルではどこもやっていないと自負しているのです。また宅配便のサービスについて書いてありますが適切な価格にすればやらなくてもいいと言われるような過剰サービスをしています。何回でも不在再配達を無料でするとか、過剰な時間指定とか市場のニーズを冷静に分析してニーズに合わせた形にすれば割増料金をいただくなど高品質・高価格の適正な価格を請求できるはずです。ところで今週の週刊ダイアモンドにクレーマー対策が特集されているのですが、過剰スペックを当たり前にしてしまったので、そこにつけ込むクレーマーが増えているし、強いては生産性を下げていると書いてあったのですが、高品質低価格はクレームも増やす!
観光戦略でも外国人旅行者を十把一からげにして「外国人にとって日本の魅力はこれだ」とばかりに日本のおもてなしを売り込むのはニーズをきちんと分析せずに、勝手な決めつけと思いこみサービスの押し売り。これでは正当な価値を主張できずに生産性は低いままです。
これから高齢化が進み、人口が減ってくる中で社会保障制度を守っていくためにも高品質・相応価格で生産性を高めていかなくてはいけないのです。
ところで人口が減ってくる中で女性の社会進出を勧めないといけないという議論がよくされますが、日本は女性の生産性が低いまま。これは女性の生産性がどんどん上がっている諸外国と比べると明確です。日本女性の生産性は男性の半分強という実態です。因みにその機会損失を計算すると130兆円とか!企業の人材活用の問題にとどまらず、結婚するだけで優遇する税制とか社会保障制度は早急に変えていく必要があります。人口減社会で社会保障制度を維持していこうとするならば子どものいない夫婦は優遇されずに子供の数に応じた優遇が「世界の常識」・・・というと夫婦・家族の在り方とか結婚の意味とかいろいろ論争を呼び込みそうですけどね。釈迦保証制度の導入というのは伝統的家族観がもはや難しくなったことへの対応という面もあるので、大きな軋轢を呼びそうですが、意識面の変更も待ったなしかもしれません。
日本がこれまで高度成長の成功体験でうまくいっていたのですが、それは人口ボーナス効果があって経営者の能力のなさを覆い隠してきたから。時代が人口減少社会へう中でその備えはほとんどされてこなかったし、生産性を上げるのではなくて賃金を下げるというコストカットばかりに注力してきたのは経営判断の大きなミス。低金利政策も超金融緩和も効果がないのは、人口減少社会における需要構造への認識(藻谷さんのデフレの正体!)が不十分ですし、企業経営者の能力の過大評価と言えます。ちょっと日本人では言いにくいことかもしれませんがズバズバ斬ってきます。人口減を補うために移民セ策を取ればいいという議論もありますが、もし生産性を上げることなく移民で対応するとなると必要数は3400万人。これだけの数の外国人が働く日本車委はどうなっているのか想像すると恐ろしいことです。現政権は人手不足という企業の要望を聞いて定見なく移民政策へのかじを切りましたが、今がよければいいというその場しのぎとしか思えません。
それではどうすればいいのか?
具体的に3つの政策を提言しています。
(1)企業数の削減;企業規模が大きいほど生産性は高いですし、今後人手確保が難しくなるので企業数は減らざるを得ません。それもかなり大幅(著者は今の半分でいいと言っています)にです。ここで生産性の低いゾンビ中小企業を救えなどという変な延命措置を政策に入れないようにしなければいけません。
(2)最低賃金の段階的な引き上げ;諸外国で実証済ですが、生産性と最低賃金は強い相関関係があります。目標値は2020年で1225円!英国の例では最低賃金を上げても失業は増えなかったとか。う~ん、そうなるとこれに連動して医療とか介護とか保育の分野の単価も大きく上げないと…社会保障費も大きく跳ね上がる?
(3)女性の活躍
人口減少に真正面から向き合い生産性向上を明確に目標ととらえて、日本特殊性などと逃げ口上を許さずに無能だった経営者に改革を強いる!
論理は明快で目からウロコ。文章も小気味いいのですいすい読めます。ご一読お勧めです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月11日東山公園テニスコートの後は八事まで歩く

2019-02-14 07:38:00 | テニス
終わって5人でいつものようにお昼を食べに(飲みに)以降となったのですが、この時間では「浜木綿」は満員必至。席に着くまで結構待たされそうです。
それならば多少遠いけど八事まで歩いて「西遊記」に行きましょう。
名城大学のグランドの方へ行って、八事霊園斎場管理事務所の横の道を行けば15分ちょっとと比較的早く行けました。でも道のアップダウンが結構きつい。
西遊記に着くと待つことなくすぐ席に案内されてラッキー。
とりあえずは生ビール。

餃子を3人前お願いします。

餃子というのは店によって、紫禁城ではコックによって結構違いがあります。まあ、ここは普通の餃子かな。
餃子をつまみながら次の料理を注文します。
森の熊さんがいつもの青菜炒め。

季節もので牡蠣と青梗菜の炒め物も。

ビールがなくなるので今度は瓶ビールを3本。
私が家ではかみさんが作ろうとしないので食べたことのないレバニラを。

う~ん、ちょっと辛くてビールに合う味です。
西遊記全体が学生好みなのか辛めの味なのかな。
瓶ビールを2本追加。
ここでヤッターマンが定番のマーボー豆腐。

更に烏賊のてんぷらを追加します。

〆に行く前にもう一度ビール2本追加。
最後の〆はあまり頼んだことのないビーフン炒め

定番の焼きそばも頼みます。

お腹も膨れていい気持ちになったところでお会計。
14130円だったので一人3千円でおつりは基金に入れておきました。
八事からは地下鉄でも帰れるのですが、バスが10分も待たずに来たのでバスで帰りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月11日東山公園テニスコート

2019-02-12 20:50:50 | テニス
実は2月は9日と11日に同じ東山公園テニスコートが予約してあったのですが、最近の我がクラブの実情では中一日ではどちらかの参加者が見込めないので、週間予報を見て9日はキャンセル。でも寒かったのですが、雨は降ることはありませんでした。
そして11日。東京では雪でしたが、当地では曇っているけど雨の降るほどではないみたい。気温は低そうです。
この日は敬老パスを貰ったこともあっていつもと違う経路の地下鉄で行くことに。9時40分に家を出て西高蔵駅へ。これって家を出るのはバスで行くのと一緒です。9時57分の地下鉄に乗って八事日赤へ。
降り慣れたて居ないので出口を間違えてしまい地上に出て気がつき慌てて信号を渡ることに。そこから登坂を歩いて行くのですが、妙見町バス停近くの歯医者さんの気温表示を見ると6度。

寒い訳です。でも風はないかな。
ところでこの表示はカメラで撮ろうとすると人間の眼ではわからない点滅を繰り返しているので、タイミングが合わないと何も見えない結果に。この写真も撮りなおしてやっと撮れました。
後ろを見てみると丁度いつも乗るバスがバス停に着くところ。どうやらバスの方が便利みたいです。
コートに着くとこの日は1番コート。森の熊さん、ヤッターマン、1059さんにはげ親父と乱打をやっています。
準備運動をしてからヨイショ方式のボレーと球出しストロークに分かれて5人でやる練習をすることに。
球出しをローテーションで一回りしたら休憩。
天気は相変わらず雲が低く垂れこめています。

でも気温は低いのですが、風がないので動くと結構汗をかきます。
一休みしたらじゃんけんして試合に。
最初はヤッターマンと組んで森の熊さん、1059組と対戦。この試合最初から私はボレーの練習の成果が全く見られず3連続のボレーミス。そんなこんなで落とさなくてもいいはずのゲームを落として2:2の引き分け。どうもすいません。
次の試合ははげ親父と組んで森の熊さん、ヤッターマン組と対戦。この試合はいいところなしで最初のゲームこそ1ポイント取ったのですが、続く2ゲームはラブゲームで負け。最後のゲームはとにかく1ポイントは取ろうといたって謙虚な姿勢で挑んだのがよかったのか、2ポイントは連取し、追いつかれても最後は振り切って何とか1ゲームは奪取。と言っても1:3の負けでしたけど。
続いては1059さんと組んでヤッターマン、はげ親父組と対戦。この試合はいずれもデュースにまで縺れるという長い試合だったのですが、久しぶりの1059ショットというかホームランも出たりして最後の詰めが甘くて結果は0:4の完封負け。なんだかな~
この後は森の熊さんと組んではげ親父、1059組と対戦。この試合は一進一退の展開でそろそろ疲れも出てきてミスもあり、それでも何とか2:2の引き分けになりました。これで私は4試合やったので終了。
残りの4人で1試合したらコート整備をして帰ります。
ふと見ると元中京テレビの電波塔は一時工事のシートが掛かっていたので撤去でもするのかと思ったら小さなアンテナがたくさんついていたので電波基地局として活用されるのでしょうか。

5Gの時代になるとか言われているのでまだまだ活躍するみたいです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池谷裕二「脳はなにげに不公平」

2019-02-08 06:57:35 | 
この本は「週刊朝日」に連載していたエッセイをまとめたもの。
従って1回分3ページほどのものを62回分載せたものです。まとまった論考ではなくて3ページほどを読み切るものですので、隙間時間にちょこちょこと読むことができます。

池谷は朝起きると関係する世界の論文をチェックするのを日課としているそうですが、今はネット社会なので簡単にそういうことができるみたいです。もちろん膨大な数の論文が出ているので見出しだけのものも多いのですが、少しでもアンテナに引っかかったものはチェックして興味深いものがあれば、こういうエッセイで紹介してくれます。
最近の脳科学の進歩は目覚ましいもので、素人にもホンマでっかと思うものから、なるほどと思うものまで、トリビアな話題が豊富で、知的好奇心をそれなりに刺激されて楽しく読むことができました。
一部だけですが、拙い要約で紹介してみます。
・コンピューターでシミュレーションしてみると不平等な脳回路には、平等なシナプスだけでできた脳回路と比べて、動作が安定することと省エネという利点がある。脳においては不平等な社会の方が長期安泰なのです。
・マネをするということは単なる猿真似的行動ではなくて、「あなたに共感している」「共感されて心地よい」と相互に心を通わせるための表現手段。
・ハエの実験ですが、「ハエでも交尾が快楽である」というで、かつ「アルコールと交尾という異なる快楽が相互に埋め合わせ可能」ということです。因みに快楽をつかさどるハエのペプチドと似た物質が人の脳にもあるとか。「快の補填」は進化的には起源が古いということです。
・脳は自己暴露を促進する神経回路を進化の過程で発達させてきたみたいで、「自己暴露は快感である」というのは基本的な脳生理。みんな自分のことを話すのは気持ちいのです。
・衣食住足って道徳を知るなどと言いますが、社会的地位の高い上流層ほど貪欲かつ非道徳的だとか。しかもそれは生まれつきではなくて地位が作ったもの。ゴーンさんも地位が上がるたびに強欲になった…
・「赤色は女性の魅力を高める」女性が性的に興奮したりすると顔から胸元にかけて赤みがかり、男性はそうした女性の身体的変化に無意識に気付いている。また排卵日が近づくと地肌の色調が明るくなるので妊娠しやすさの信号。つまり赤い服を着ることは潜在的な性的アピールになっているとか。女性の勝負服は赤です!
・人に見つめられると脳の報酬系は活性化する。目が合うことは本質的に快感ということ。逆に見る方としては長く視線を送る人の方が好きになるとか。見るから好きなのか、好きだから見るのか…
・目の疲労と視力は無関係で、ゲームをする方が動体視力や視覚判断力が高まる。ゲームをすると視力が落ちるなんて言うのは俗説。視力に最も影響を与える因子は遺伝だそうです。ゲームをすると学習の速さと注意の制御力にいい結果が出るとか。
・第二言語の習得能力は、環境よりも遺伝的要因が強くて寄与率71%、そして第二言語の学習能力は母語の獲得能力とはほぼ無関係。ということは英語の成績とは遺伝子の優劣?
・小学生のIQは高校生の全国統一テストの成績と80%以上一致し、将来の職業的成功とも比較的よく相関する。青年期の死亡率も低く中高年以降も健康な傾向があるとか。ではIQと遺伝との相関は如何?年齢によって変わるそうで5歳では26%、12歳では64%と年齢を重ねるにしたがって遺伝子の寄与率が高くなる。でも60歳を超えると遺伝子の寄与率は低くなって28%になってしまうとか。歳を取れば自分の人生に責任があるということでしょうか。
・男女の差で言えば脳の形には性差が無いのですが、脳の使い方に違いがあり、特に左右の脳活動に差が認められるとか。どう違うか詳しくは本を読んでください。
・脳には顔情報を処理する専用回路がある。FFAというのですが、ここに障害があると顔を認知できなくなる=相貌失認。目や鼻や口といった顔のパーツは理解できるのですが、パーツが集合した顔を顔と認識できないのです。個人の区別とか表情の推測がこんなになるのです。相貌失認は人口の2%を超え、しばしば遺伝性が認められとか。実は著者の池谷さん自身が相貌失認の気があるとか。ネットでは簡単な診断テストが公開されているそうですが、紹介してあるアドレスにはアクセスしてもページが無くなっていました。そのテストでは平均正答率85%、診断基準は65%以下で、著者は39%、まさに相貌失認です。
こうやって書いていると話題は尽きないのですが、日ごろから私のブログは長くてくどいと言われているのでここらで辞めておきます。興味があった方はぜひ本を読んでみてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月2日東山公園テニスコートを終えて浜木綿に

2019-02-06 07:26:05 | テニス
はげ親父に送ってもらい、森の熊さん、1059さんとともに「浜木綿」へ。
この時間なら席にも待つことなく案内されます。
まずはとりあえずの生ビール

料理はというと森の熊さん定番の青菜炒め。

本当に森の熊さんは必ず頼みます。一人暮らしで野菜不足になりがちなので食べるようにしているのでしょうか。
こちらは中華料理の定番の餃子を2人前。

更にこれまた森の熊さんのご指名で酢豚。

酢豚にも種類があるみたいですが、これは黒酢酢豚。そのせいか全体に茶色の色が濃い。
ここらでビールがなくなったので、次の飲み物は・・・
今回は熱燗にしました。でもお銚子の大とかはなくて全部1合のお銚子とか。
それではそれを3本持ってきてもらい各自手酌で飲むことに。

〆の代わりにでしょうか森の熊さんが中華パンを注文します。

ちょっと甘いのですが、これも森の熊さんの定番の一品。
どうも毎回浜木綿の記録はほとんど同じ料理が並んでいて代わり映えがしない。
ここで私がもう一品欲しいとちょっと贅沢ですが、牡蠣の宮保炒めを注文。

たまには季節感が出るものを頼まなくては。
ところで話はみんなの時間の潰し方になったのですが、1059さんは大学の図書館の利用登録をしているとか。確かに市の図書館では新聞を奪い合ったり住所不定者が長く座っていたりとあるので、大学の図書館は狙い目かも。私も6月からは人生の暇つぶしを考えなければいけないので、利用方法などを聞いておきました。
最後にサービスチケットでごま団子を貰います。
半分食べた写真で失礼。

この日は一人生ビール1杯にお酒1合。注いで注がれてもなかったので、正確な一人の酒量が分かります。
会計なんですが、テーブルの伝票は7226円。一人2500円で端数の一円まで用意しておいたのですが、レジに行くと8618円と言われる。思わず「え~」と言ったのですが、どうやら最後に頼んだ牡蠣の宮保炒めの伝票がテーブルに一枚来てなかったみたい。
あたふたしてレジにお金を出して、分担金は一人3千円に修正。レジ前であわてたので自分のお金と基金がごっちゃになったのですが、とにかくおつりは基金に入れておきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする