怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

浜田宏一「アメリカは日本経済の復活を知っている」・野口悠紀雄「期待バブルの崩壊」

2014-09-30 20:22:39 | 
金融政策についてはいわゆる「リフレ派」と「反リフレ派」が激しい論争をしてきている。日銀の白川総裁のころはどちらかというと反リフレ派が優位で、金融政策もアメリカ、イギリスなどの量的緩和にはおよび腰で、リフレ派からはデフレ経済の元凶と集中攻撃を受けていた。
浜田宏一はリフレ派のいわば親分で、欧米の金融理論を日銀は理解しようとしないと攻撃。その意見は安倍首相のアベノミクスの根拠となっていく。この本はまだ安倍首相登場前で教え子でもある白川総裁に冷たくあしらわれ、日銀、財務省と癒着しているマスコミにも受け入れられていなかったころに書かれたもので、理論的経済本ではなくて自分の学者人生を振り返りつつ、一般向けに啓蒙したものです。その分、統計資料とか図表は少ないから.あまり理屈ぽくないのですが、その分読みやすい。

文章は丁寧ですが政府も日銀もそして学会もマスコミもどうして俺の言うことをわかってくれないんだという憤懣があふれ出ています。これこそが今の標準的な金融理論でアメリカでもヨーロッパでも中央銀行はみんなやっているのに、このままではデフレで日本はダメになってしまう、日本は正しい金融政策さえあれば復活するんだということです。
ところで安倍政権になって潮目が変わります。浜田教授の意見が入れられ黒田日銀総裁が就任すると2%のインフレ目標を掲げ無制限の量的金融緩和が実施されます。結果として1ドル70円台まで進んでいた円高は急激に円安に振れ、今では110円台も視野に入っています。株価も日経平均で16000円を超え、アベノミクスと称賛されるのです。
インフレ目標を定め量的金融緩和によって為替を円安に導きデフレから脱却して日本経済は復活する。
まさに理論通りの展開だったのですが、ここにきてアベノミクスにも陰りが見えてきている。消費税アップの影響で消費は落ち込み経済成長率は伸びていない。頼みの輸出は輸出量としては増えておらずJカーブ効果も出てこない。株価も16000円台が上限みたい。賃金も上がらず、円安の逆効果で物価だけ上がっていく。このままでは再度の消費税アップも危うい…
ここで「反リフレ派」の野口悠紀雄の著書です。この本も週刊ダイヤモンドなどに連載していたものをまとめたものなので、一般人向けで、Q&A形式で書かれているので読みやすいのですが、結構統計図表が多く数字も頻繁に出てくるので我慢して読む覚悟が要ります。

出版は2014年2月ですのでアベノミクスの評価としては最適かと思いますが、若干後出しじゃんけん的要素はありますね。異次元金融緩和によって恩恵を受けたのは一部の輸出産業であり大企業なのですが、製造業全体では減益になっている。円安は輸入原材料の価格を上げており、日本全体としては今やマイナス効果のほうが大きい。アベノミクスで膨れ上がった期待バブルも崩壊してきている。
異次元金融緩和によって日本銀行は巨額の国債を購入しているのですが、マネタリーベースは大きく増大しているのですが、マネーストックの増加額はその2分の1程度。マネタリーベースの増加によって信用創造が生じ、マネーストックがマネタリーベースの増加額の数倍規模で増加することが期待されていたのですが、資金需要はなかったということです。金融緩和の効果は国債を購入することによる財政ファイナンスだった。
また為替が円安に振れたことは金融緩和の効果ではなくてユーロ危機の鎮静化によるものであって、為替レートを決めるのは日本の政策よりも海外の要因で動くということです。
ただこの点でいえば、リーマンショック、ユーロ危機に際して日本がひとり欧米と違うスタンスで金融政策を行っていたことが急激な円高をもたらしたということはあると思いますけど。
今や日本経済は貿易立国ではなく、意外かもしれませんが世界でも貿易依存度の低い国であり、就業構造からいえば製造業の占める割合は2割を切り、卸小売業よりも少ない。GDPでの付加価値で見ても18%。円安の恩恵を被るセクターは少数派なのです。加えて輸出産業では円安でもドル建ての価格を下げるのではなく利益を確保しています。もはや価格競争でしか売れない製品を日本は作っていなくて、あの円高時代にも売れる製品を作っていたのですが、円安になって製品価格を安くして輸出数量を増やすという行動には出る必要はないのです。
データのとらえ方、解釈、評価は議論があるところですが、正直言って異次元金融緩和はグローバルスタンダードかもしれませんが、どことなくいかがわしさを感じます。
でも反リフレ派はどうすればいいのかというと野口悠紀雄の処方箋もいまいち迫力に欠き切った張ったの政策論争では実現可能性というか受け入れられにくい面があるのかな。少なくてもリフレ派は円安と株高は実現できたので、その事実の重みは効果大ですし、政治的には大きな力です。
言ったのが額賀大臣というのはちょっとサプライズですが浜田教授が言われた「学者としてはそれが正しいでよいが、政治家は、そしてあなたのような政策アドバイザーは、それがどうしたら実現できるかを考えなくては」という言葉を噛みしめなければいけないのでしょう。
これから消費税増税の判断を下すのにますます論争はヒートアップしていくのでしょうが、外野席としては両方をフォローしていくつもりです。
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9月27日鶴舞は予約なし…

2014-09-28 08:49:06 | テニス
今日もいい天気
この日は午後から鶴舞公園テニスコートということで12時45分には家を出て歩いていきました。
ところが13時10分ごろにヤッターマンから電話。「猫背気味のウッチーの名義だけどコートが予約されていない」とのこと。
え~
と言われても道路上では如何ともしがたく、慌てて家に帰って確認することに。すでに東郊通3丁目まで来ていたので、ここから帰っても13時30分過ぎ。1059さんからは電話でみんなもう帰ったと連絡がありました。
家に帰ってパソコンで確認してみたのですが、予約されていない。
このところなかったのですが、久しぶりの確認ミスか…最近はミスもなく順調だったので気が緩んでいたのでしょうか。みなさんどうもすいません
ヤッターマン、1059さん、森の熊さん、はげ親父がすでに来ていてなすすべなく帰りました。タケちゃんマンはちょうど出るところで連絡ついたようで無駄足は免れたようです。4人の方には本当に申し訳ないことをしました。
でもメモを見ると確かに抽選であたたっているのでどうしたんでしょう?
考えられるのは土木所管のコートの場合、抽選で当たっても口座登録されていないと前月までに入金する必要があります。ひょっとして猫背気味のウッチーは口座登録してなかったのを見落とした・・・瑞穂とか東山は当日払えばいいのでついつい忘れてしまいます。
多分原因はそんなことだと思いますが、コートの名義になっている人は必ずネットで確認していただくことをお願いします。
これからは言い訳ですが、口座登録していない人が土木所管のコートに当たった場合名前を変えればいいのですが、取り消して違う名前で予約するほんの少しの間に取られてしまうこともままありました。面倒くさいし、あまりリスクを冒したくないのでまあいいかとついついなってしまいます。
加えて普段参加しない人の場合はお金を渡すのが大変なのでリスクを冒しても名義を変えていますが、幸か不幸か最近猫背気味のウッチーは結構出席率がいいので(OBさんよりもいいのでは)、そういうリスクを冒すまでもないかと思っていました。どうも心の隙間にうまくはまった感じです。
さらに言えば前月まではウエッブで見ても予約状態になっていていつまでに入金の必要があるのかは、すぐにはわかりません。口座登録してあるかどうかまで頭に入っていないと対応を誤ることもあるので大変なのです。
ところで先日紫禁城に行ったときリュウちゃんを強引に誘ったのですが、どうもコートまでは見に来たみたいです。メールではお知らせしてあったのですが、どうやらCメール以外は届かないみたいで、私のところへCメールが来ていました。今度紫禁城で余分に飲んで謝っておきましょう。
とにかく今日はすいませんでした
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冲方丁「もらい泣き」

2014-09-27 08:56:00 | 
自分で言うのもなんですが私は涙もろいほうだと思っています。一説には老化現象ともいわれていますが、やっぱり歳を取ると上も下もゆるくなってくるのでしょうか。父の葬儀の時も喪主のあいさつをする時にいろいろの思いが押し寄せてきて泣いてしまい、お世話になった皆さんにもっといろいろお礼を言わなければいけなかったのに言葉が出ませんでした。後でさんざん従兄に指摘されて恥じ入ったものです。
そんな私がズバリはまり、目頭を熱くしながら読んだ本です。

実話で「泣ける話」を原稿用紙5枚半ということは2千字ちょっとで書くということは大変な作業ですが、「小説すばる」で3年ほど連載したものをまとめたものです。実話ということで、いろいろ人に聞いて取材した話なのですが、個人が特定されないように設定を変えたり二つの話をつなげたりとしているみたいです。そもそも話すことによって多少事実とは違ったバイアスがかかっているでしょうし、多少の脚色はどうしてもあるのでしょうが話の本筋は変えてないようです。
「天地明察」しか読んでなかったので知らなかったのですが、著者はゲームとか漫画の原作も手掛けていて、そのためか業界関係の人の話が多いみたいです。
五木寛之が書いていたと思いますが、人は笑うことによって免疫力が上がるとよく言われますが、泣くことによっても免疫力が上がるし魂を浄化すると。確かにこの本を読んでいると目頭が熱くなってリビングで読んでいるとわからないように苦労したのですが読後感は清々しくて気持ちいいのでした。
短いエピソードなので要約するとうまく伝えられないのですが、前半では「ぬいぐるみ」が一番でしたね。視力薄弱の子供が生まれ、立ち上げた会社も危急存亡の危機。内憂外患の中折れそうになった時にその目のほとんど見えない子供ががしたことは。そしてそこに光を見て乗り切っていく。要約すると何ともない話ですが、今読み返しても熱くなります。
実はこの連載中に2011年3月11日の東日本大震災に遭遇し、著者も福島県に在住していたこともあってどこにもぶつけられない激しい怒りを感じたのですが、このコラムを書くことによって、そこに書いてあるエピソードが、震災の衝撃に耐え、冷静さを保つ自分を作り上げてくれたのだと。
震災後に書かれたものでは「先にいきます」がいいですね。人と人とのつながり、良心、共感、和解、世の中まだまだ捨てたもんではないし、人間っていいよねと思ってしまいます。
ここに書いてある泣ける話は残念とか悔しくての涙ではなくて、思わずホロリとなって後で心がじわじわと温かくなって出る涙です。涙を流すことによって心が清々しくなり浄化された気分になります。
この本はたまたま図書館の書架で見つけて期待せずに借りたのですが、読後感は星五つ。掘り出し物でした。
ところで最後に個人ブログで募集した「泣ける話」を3話載せてあります。それでは私は一つぐらい泣ける話があるのかと自問自答したのですが、一つも思い浮かばない。二十代なら今はまだ人生を語らずといえるのですが、還暦を迎えてもそんなエピソード一つない人生というのは何なんでしょう。情けなくて愕然とするとともに無為に過ごした人生に呆然としてしまいます。これが私の一番の「泣ける話」というのは洒落にもなりません。なんだかな~
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9月23日若宮大通り公園テニスコートの後はいつもの「紫禁城」

2014-09-26 07:47:08 | テニス
終わってお昼を飲みに行こうかとなったのですが、以前行った「丸栄」の生ビール券があるのでこの日はこちらにしようかと思ったのですが、この日は休業。どうも日曜祝日は定休日みたいです。
それならばいつもの「紫禁城」へ。
席についてまずは生ビール。すぐにぐびぐびと飲みます。

ところがタケちゃんマンはコートでビールをさんざん飲んだのかメニューをしげしげと見てから訳のわからないものを注文。何か聞いたのですがすぐに忘れました。

餃子を3人前に、干し豆腐サラダ(ちょっと名前が変わっていました)。最初に干し豆腐が来たのですが写真を取るのを忘れていました。

ここの餃子は大きい。どうも料理人が変わると出てくる料理も変わるみたいです。
ついでに卵ときくらげ炒め。

トマトと卵という声もあったのですが強引に却下してきくらげにしたのです。
生ビールはすぐになくなったのでお替り。ヤッターマンはここで八海山に。表面張力の目一杯まで注いでください。

タケちゃんマンは得意の「豚肉の天ぷら甘酢あんかけ」を注文。

私も「八海山」とついでに「ふわふわ明太たまご」を注文。OBさんの頼んだ「寒梅」の味見もしてから、この後にはさらに「千寿」を飲んだので、すっかり酔っぱらてしまいました。


こうなれば「火鍋」か。汗を拭きつつ2人前をおねがい。

この日はなぜかタケちゃんマンが訳の分からないものを飲んでいて、この写真は焼酎かな?

最後はラーメン玉で〆てお勘定。一人3千円(100円不足したので基金から出しました)でした。
ちなみに来週は鶴舞公園テニスコートの午後なのでリュウちゃんを強烈誘って、何とか了承を取り付けたみたいです。皆さんコーチ役よろしく。
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9月23日若宮大通公園テニスコート

2014-09-25 19:53:59 | テニス
朝からいい天気
土曜日曜と予定がなかったので朝は「花子とアン」を見てからすぐに家を出て金山へ。ここから8時50分のJR中央線に乗って鶴舞駅に。北口から出れば9時ちょっとすぎにはコートに着きました。
ところがコートではすでにはげ親父、森の熊さん、1059さん、OBさん、ヤッターマンの5人が一仕事終えた雰囲気でベンチに座っているのでびっくり。タケちゃんマンはトイレに行っているみたいです。みんな8時30分からやっているとかでお年寄りは朝が早い
まあ遅ればせながら私も乱打に付き合ってもらい準備万端。人数も多いことだし早くじゃんけんして試合をしましょう。
最初はOBさんと組んで1059、タケちゃんマン組と対戦。タケちゃんマンは腰を痛めたとか先日スクールで足が攣ったとかいろいろあって動きはイマイチ。それもあってなんと4:0の完封勝ち。どんなもんだ~
続いては森の熊さんと組んでタケちゃんマン、OBさん組と対戦。2:1となってここは勝機があったのですが、つまらないミスを重ねて結局2:2の引き分け。上級者は攻めてポイントを取るが初心者はミスでポイントを失う。なんだかな~
10時ころには差し入れ持参でツッチーが登場。差し入れはドーナッツとおせんべい。


それでは早速ツッチーにも入ってもらい試合に。久しぶりに妙齢の女性の参加でどことなく華やいだコート上になりました。
でも試合ではみんな面白がってではないでしょうがボールをツッチーに集めるので、明日は足が痛くなるのでは。
私はここで1059さんと組んでOBさん森の熊さん組と対戦したのですが、ここはいいところなしの0:4での完敗。デュースまで行くのがやっとという試合でした。強いて言えばこの頃にはビールを飲んでいたので反射神経が鈍っていたとか…
対するは森の熊さんが腹痛だそうでこの日はビールを飲まず。その差かな。
でも森の熊さんは今はおかゆを食べているそうで、一人暮らしの悲哀を味わっているみたいですけどね。
この日は三百五十缶が7本に五百缶が2本。飲んでいたのははげ親父、タケちゃんマン、ヤッターマン、私なので一人1リットルはいかなかったか。

ツッチーは11時過ぎに用事があるというので帰ってしまい、ここで組み替えて最後の試合はもう一度OBさんと組んで森の熊さん、1059組対戦。ここも一進一退の展開で結局2:2の引き分け。まあ良しとしておきましょう。
ちなみに公園のイチョウはすでに銀杏が鈴なりで、歩道にも落ちています。

ツッチーは帰る時にテニスシューズのままで帰ったら銀杏を踏んでしまい、靴の溝に入り強烈な臭いに悩まされることになったとか。
私は銀杏でかぶれたことがあるので触らないように避けていきます。
ということで11時45分に終了。腹痛の森の熊さんはここで帰ることに。お疲れ様~
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ホタルイカ干物

2014-09-22 21:48:50 | Weblog
通販でホタルイカの干物を購入。
前にも一度頼んだことがあって、その時は確か山陰か北陸のお店だったのですが、今回は山形県の「出羽鮮魚・長谷川鮮魚店」から取り寄せました。
富山県が有名なホタルイカの産地とはあまり結びつかないのですが、山形県の鶴岡市です。

メール便で324円でしたし、レビューを書くと送料無料になりますので、期間限定ポイントの活用で大丈夫。註文したら3日で着きました。
内容量は15グラムでホタルイカは8匹入っていました。
食べるときは専用のライターで少し炙って食べるといいそうですが、当然ながら専用のライターはないので、お墓詣り用のライターで代用することに。
このライターで少し炙っていい匂いが立つと同時にパクリ。小さいので一口で食べれます。

炙ると小さくても烏賊の濃厚なにおいと味があります。
酒の肴にはピッタリ。すぐに「千寿」をぐびり。美味い。
以前取り寄せて食べたときは、もっと乾いていてカチカチだった記憶ですが、素干しだからか今回は少し湿ってやわらかい感じ。
一度に何匹も食べるモノではないですが日持ちするみたいなので1~2匹づつちびちびと食べればいいと思います。
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「神去なあなあ夜話」三浦しをん

2014-09-20 10:58:53 | 
お待たせしました。
「神去なあなあ日常」の続編です。

三重県の山奥の林業従事者に高校出たらいきなり放りこまれた「平野勇気」の成長物語のその後といっても1年後です。
「日常」で触れられなかったこと、それぞれのなれそめ、続きがどうなるか気になることなどなどがちゃんと謎解きではないですが解明されています。
なんとなくゆる~い山村の生活がの中で、それでもいろいろなことが起きるのでドタバタしながら進んでいきます。
前にも書きましたが、今は岡崎市になっている額田の山の中の集落を知っているので、書かれていることの一つ一つが「あるある」という感覚で読むことができるので笑ってしまいます。正直言って田舎には自然はあってもお店もないし、娯楽はない。自然と言っても蛭はいるし蛇も出る。額田でも熊こそ出ないが猿とかシカやイノシシも出るとなると一人でふらふら山の中を歩くのは恐ろしい。臭いとか音とか文章で表しにくいのですがいいところばかりではありません。若者はみんな村を出てしまうのもむべならんかなです。
三重県が舞台(多分奈良県との県境に近い飯南町とか美杉町ぐらい?)なので久居とか名古屋が出てくるとそれだけで親しみを感じてしまいます。
それでもやっぱり二番煎じなのか最初に「なあなあ日常」を読んだ時ほどの感激はありません。小説としてもなんとなく後日談中心で盛り上がりに欠けるというかハラハラドキドキがイマイチですね。映画でもそうですが「2」が第一作を超えるのは至難の業。「なあなあ日常」を読んだ人は読むべしでしょうが、順番に読んでください。
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千寿が安い

2014-09-18 07:51:52 | Weblog
昭和区の名古屋市立向陽高校(私の母校です)の東に「知多繁」という酒屋があります。
ワインセラーとか日本酒セラーまであって、なかなか手に入らないお酒も置いてあります。
先日この「知多繁」に日本酒を買いに行ったら、久保田の千寿の4合瓶が税別1080円でした。これは安い。思わず買い占めようかと思ってしまいましたが、他にもいろいろ美味しそうなお酒もあるし、ここは1本だけにしてもう1本は滋賀のお酒の「松の司」の純米酒に。このお酒は名古屋では売っていなくて、以前長浜に行った時に買って美味しかった記憶があったのが決め手。

ちなみに千寿は熱田イオンで見てみると税別1885円。これはもう20日30日は5%引きとか株主優待で3%引きとかでも比較にならない。
早速この2本は実家の冷蔵庫に入れておきました。

実家の冷蔵庫にはもう1本蓬莱泉の純米大吟醸「吟」も入れてあります。「吟」は「空」よりも希少だそうですが、そのため実物を酒屋で見たことも無くいくらのものなのかも不明。

値段よりも希少性に価値があるのかな。
なぜ実家の冷蔵庫というと我が家の冷蔵庫にはちゃんと別のが入っているので緊急避難なのですが、当然ながら母からは大ブーイング。でもいいお酒は冷蔵庫に入れておかないとね。
我が家の冷蔵庫に入っているのは蓬莱泉の「和」(これはもう飲みかけであと少し)と越後雪紅梅の大吟醸。

退職する時に花束はいらないのでお酒でと言ったらたくさん頂いたのですが、やっとあと2本になりました。
ふだんはあまり日本酒を飲まなくて(第三の)ビールを飲んでからは焼酎かウイスキーの水割り。ウイスキーは千円もののよく知らないスコッチをもっぱら愛飲しています。焼酎もこれといった定番はなくて並んでいて気になったものを買ってきています。

ここに写っている「鳥飼」はちょっとプレミアムですけど、普段飲みではたいてい千円ものです。
ところでやっぱり「千寿」はもう2~3本買っておこうかな。
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9月15日若宮大通り公園テニスコート

2014-09-16 20:53:58 | テニス
朝から雲がかかっていて曇天
風邪はいまだよくならなくて、かみさん曰く夜中に唸っていたとか。
痰と咳が止まらず、特に起きたばかりはこれでもかというぐらい出る。こんな調子でテニスに行けるかとも思ったのですが、熱はない。血圧も正常。よく寝れなかったのですが、これといって頭も痛くはないので何とかなるか。
いつものように「花子とアン」を見て、続いて脚本の中園さんと美輪明宏の対談があって、思わず見続けてしまい、いかんいかんと8時45分に家を出ました。8時55分のバスに乗って9時10分にはコートに着きました。
コートではすでに、はげ親父、森の熊さん、ヤッターマン、OBさんがゲームをやっていました。早い!タケちゃんマンと1059さんはベンチで見ていて、試合が終わったら3人で乱打。
しばらく乱打をやってから7人でじゃんけんして試合に。
最初はヤッターマンと組んで1059さん、タケちゃんマン組と対戦。咳をしながらの試合でしたが、そのせいかミスを重ねてしまいヤッターマンの足を引っ張って勝てるべき試合だったのが2:2の引き分け。続いてはげ親父と組んでヤッターマン、タケちゃんマン組と対戦。この試合は1:2から最後のはげ親父のサーブで40:0まで行ったのにここからガラガラ崩れてデュースとなり結局落とししまい、1:3の負け。なんだかな~
10時になると猫背気味のウッチーが登場。週に2回は参加しないはずだったが、この日はテニススクールが休みとかで来たみたいです。
早速試合に入ってもらいはげ親父と組んで猫背気味のウッチー、ヤッターマン組と対戦。ところがこの試合ははげ親父も私もミスを連発のいいところなしで0:4の完封負け。どないしたんや~
合間にはみんな当然のごとくビールを飲んでいるのですが、さすがに闘病中の私は水を飲むだけ。ダブルゼロも飲んでいましたが、やっぱりおいしくないというのが一致した意見。味はノンアルコールビールみたいという意見もありました。ビールの味はプリン体によるもので、体に悪いのですけどプリン体は美味しいのです。文句あるか。
ここで休憩を取ってから組み替えをして1059さんと組んでOBさん、ヤッターマン組と対戦。ここもいいところなく1ゲームを取るのがやっとの1:3。それでも最後の試合ではOBさんと組んでヤッターマン、1059組に3:1で勝利。この時点で11時30分を過ぎて私たちは予定終了。最後に1試合だけでも勝ててよかった。これはビールを飲まなかったからか。
私はさすがにこの日はまっすぐ家に帰りました。お疲れ~
帰り道に見ると公園には彼岸花が咲いている。

もうすぐお彼岸ですか。今年は天候不順でどうなっているかと思っていましたが、ちゃんと植物は季節を刻んでいきます。
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9月13日東山公園テニスコートは風邪で欠席

2014-09-14 09:20:05 | テニス
秋晴れのいい天気
気温も30度行くかどうかという絶好のテニス日和だっのですが、どうも3日ほど前からのどが痛くて風邪を引いたみたいです。
昨夜は痰が絡み咳が出てよく眠れませんでした。朝起きると頭も痛くてこれはちょっとテニスは無理かな。
昼前に森の熊さんへメールをしておきました。
熱はなかったので家でごろごろしていたのですが、ソファーで寝ているのに家人は隣でテレビを見ていてうるさくて寝れないし、本当にデリカシーのかけらもない輩です。
でも少し横になったら楽になったので、家にいてぶつくさ言っているよりもいいかと図書館へ行ってソファーで週刊誌を読んでいました。
という訳で完全休養の一日。月曜日にも若宮大通公園テニスコートが取ってあるので、その時までには何とか治しておきたいものです。
当日の様子はヤッターマンから報告がありました。
予定より30分近く早く 着いたので、受付に行こうと思ったら既に森の熊さんが到着して済ましてもらっていました。
ロビーは椅子が撤去されていて座って待つ所が無くなったので外で待つしかありません。
2階で着替えてからコートの方へ行くと、森の熊さんが見当たらないので予定の11番コート近くで待つことに。この日は、高校生の大会があったみたいで、あちこちで試合をやっているところでした。15分近く早くコートが空いたので2人で準備を始めると、1059さんが登場。すぐにハゲ親父、猫背気味のウッチーも登場。乱打をしているとタケちゃんマンも到着。総勢6人でした。
その後、試合を始めたのですが、隣の10番コートでは個人レッスンの高校生が2人(男女1人ずつ)コーチの指示のもとすごい球を打って見とれてしまいます。特に、後半の女の子の方は最初は細くてパワーも無さそうだったのですが、徐々に打ち合いを始めると最後は試合形式でラリーに。コーチも結構やられていました。いずれにしても、我々とはレベルが違いますね。
テニスの後は、いつものように浜木綿へ。この日は、ハゲ親父はすぐ家に帰ることになったみたい(途中で携帯に連絡があったのか)で欠席。
猫背気味のウッチーは誰も誘わず、しかし、店に着いてからは一応5人席で待っていましたが、現れず。この日は、生ビールが美味しかったのですが、タケちゃんは生酒でした。
森の熊さんお気に入りの「八事ソーセージ」「餃子」「青菜炒め」ハゲ親父が居ないので「鳥のから揚げ」。最後の締めは焼きそば2種で終了。1人2,500円でした。 
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