怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

11月27日熱田神宮公園テニスコート

2022-11-29 06:59:34 | テニス
今日はいい天気です。このところ2週連続雨で中止ばかりだったので久しぶりのテニスになりました。

丁度雨天中止の時は私の腰痛の時期と重なっていたので不幸中の幸い?
このブログを振り返ってみると概ね半年に一度くらいは腰痛でダウンしている。安静にしていて大体1週間くらいで何とか回復しているのだが、今回もそろそろ貼り薬をやめて、バンテリンを巻くのをやめるぐらいには回復。まだ腰に違和感と言うか鈍痛が残るので消炎鎮痛薬を塗布しているのですが、何とかテニスはできそうです。
ということで14時30分に家を出て熱田神宮公園へ歩いて行きます。
管理事務所で受付をして、新築工事した更衣室はもう使えるのかと聞くと使えると言うので使うと言うと係員に電話して鍵を開けさせますとのこと。使う時にはイチイチ係員が開ける?私が更衣室に歩いて行くと後ろから自転車に乗った係員が追いかけてきて鍵を開けてくれました。受付でカギを持たせてくれればいいのに、なんか面倒くさい…
更衣室は土足厳禁でスリッパにはき替える。

部屋の中は空調完備ですが、ロッカーと更衣スペースと長椅子があるだけで、シャワーはない。

新しく整備したんだからもうひと頑張りしてほしい。惜しいな~愛知県。
コートでは森の熊さん、タケちゃんマン、えみちゃん、1059さん、はげ親父といる。早速ボレーとストロークに分かれて乱打を一回り。程なくノリ平さんも来て、この日は7人と盛況でした。
ひと通りやるとお約束のビールをはげ親父が出します。

一休みしたら人数も多いのでじゃんけんして試合にします。
最初の試合は、はげ親父と組んでノり平、タケちゃんマン組と対戦。この試合は3ゲーム連取して、もう1ゲームと思ったのですが、ここで欲が出てミスが続いて落として結局3:1でした。
休憩中には私が持参の千寿も出します。森の熊さんは辛口の酒がいいとかいろいろ注文が多いので買ってきたものです。

次の試合はタケちゃんマンと組んでえみちゃん、ノリ平組と対戦。この試合では力んでばかりでミスを連発してしまい、1:3の負け。ところが私たちの試合の合間に3人が隣のコートの人が一人だけだったので一緒に試合をしようと隣のコートに行ってしまったので、私たちも3人が帰って来るまではそのまま続行することに。ところが2ゲームやったのですが、そこでも無駄に力が入って負けて結局5:1という惨敗でした。
この時点で16時30分近くとなり、日没は16時45分なので、かなり薄暗くなってきている。

それでもまだやれるともう1試合。
ノリ平と組んではげ親父、1059組と対戦。そろそろ酔いがでてきたのか、腰も重くなってきて、相変わらずのミスを連発して0:4の完敗。どうもこの日は病み上がりと言うことにしますが、出来の悪いテニスでした。
この日のコートは前日の雨もあってか結構締まっていて、いい状態でしたが、私のテニスの状態はこんなもんでした。
コート整備して帰るのですが、17時近くになったのでお店の開店時間になり、1059さん、森の熊さんといつものように飲みに行くことに。
はげ親父を誘ったのですが、この日はサッカーの対コスタリカ戦を見なくてはいけないとかで直帰します。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

又吉直樹・堀本裕樹「芸人と俳人」

2022-11-26 17:07:16 | 
毎週木曜日の夜はテレビで「プレバト」を見ている。
夏井先生の俳句のコーナーがお楽しみなのだが、最初の頃には今の梅沢富男とかフジモンとかフルポン村上とかの名人レギュラーはいなくて、いろいろな人が出てきた記憶です。一度だけ又吉直樹も出てきたこともあって一位ではなかったけど才能ありだったような…すでに芥川賞を受賞していたので、いかに夏井先生でも評価しにくくやりにくかったのでは。そのためなのか又吉が嫌がったのか分かりませんけど出場は一度だけだったと思います。
そんな又吉に俳句の基礎から句会、吟行するまでの手ほどきを俳人の堀本裕樹さんが、文芸誌すばるで足掛け2年10回にわたって行ったものをまとめて本にしました。

又吉は自由律俳句を既に共著で2冊の本(「カキフライが無いなら来なかった」「まさかジープで来るとは」)にしているのですが、いわゆる定型俳句については初心者。
師匠として堀本さんがいちから手ほどきするのですが、そこは又吉の言葉に拘りのある独特の感性が上手く響いて一味違う俳句入門になっています。
初歩からなので定型句のフォーマットから解説が始まり言葉の数え方も教えています。音を伸ばす長音は1音に数えます。拗音(小さいヤとかユとかヨ)は単独では1音に数えない。促音(小さいツ)は1音に数える。ちょっとややこしいのですが、要は五七五のリズムなので声に出して読んでみるとわかるみたい。句またがりというのは作者の思いの反映である意味リズムの勢いでしょうか。
定型でも必然性のある字余りはオッケーですが、「字足らず」には手を出さない方が無難とか。定型の基本はプレバトでもよく夏井先生が指摘していますが、テレビの中での1カットなので詳しく解説できずに結論だけという感じなのでこうやって丁寧に解説されると腹に落ちます。
季語についても解説していますが、歳時記がいかに重要かが分かります。歳時記は春・夏・秋・冬・新年と別れていると言うのも初めて知りました。歳時記によって季語に対する理解を深めておかないと俳句を理解することが出来ないと分かります。私などはこれは季語と言われても季語によっては漢字が読めないものとか、どういう情景、意味なのかさっぱり分からないものもあって、俳句を鑑賞する時には歳時記を手元において調べ調べでないといけないかも。でもまだ持っていないので今度古本屋ででも探してみようか。
定型の句を作るうえでポイントになる「切字」について、「や」「かな」「けり」をどう使っていくかも講義があります。これも夏井先生が凡人の俳句でよく指摘していることですが、使いこなしていくにはいろいろ考えなくてはいけないことがあるようです。うまく使えば、詠嘆、省略、格調の効果が出せるのですが、なかなか難しそう。
講義は進んでいよいよ又吉が夏の季語で有季定型の俳句の実作に挑戦していきます。
「廃道も花火ひらいて瞬けり」
堀本さん曰く、花火と廃道の取り合わせが新しくていい。でも「花火」という季語には「ひらいて瞬く」という意味が含まれている。花火とひらいてがかぶっていると言うこと。因みにこの句の切字は「けり」ではなく「り」。「瞬く」と言う、か行四段活用の動詞の命令形「瞬け」に「り」がくっついたものとか。
初心者は、この言葉でこれを表現したいと言う思いがこもっている個所ほど、捨てた方が成功する。「廃道も」の「も」は説明ぽい。自分の思いだけで句にするのではなく自分の造った句を一度客観的に見ることが必要で、それが推敲という冷静な作業。
又吉は「廃道」という言葉を置いてしまって、そこから外れなかったのだが、堀本先生が添削して「廃道」という言葉を柔らかく言い換えたものが
「廃れたる道に花火の影ひらく」
いろいろチェックすべき点が多くて、17音だけでも奥が深い。
二人の講義はそこから俳句の技を磨き、先人の句集を読み、選句をしていく中で、いよいよ句会にも挑戦。
句会の作法とかどうやって進行されていくのかも詳しく解説してありますが、どうもこれは私にはハードルが高そう。人の俳句を正しく鑑賞して評価するなんて、とてもその域には達していません。まずは歳時記を買って読み込むことをしなくては…
言葉に拘りのある又吉の芸人としてのネタ作りと俳句は相通じることがあるみたいです。
最後は「吟行」まで行くのですが、勝手にどこかへ行って句を詠むのはできそうですが、それでは才能なしの駄作が必定。
ハードカバーの350ページほどの本でしたが、楽しみながら学べて俳句修行でもしてみようかと思える本でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田ひ香「ランチ酒」

2022-11-24 07:15:42 | 
前にも書きましたが、NHKのドラマ「一橋桐子の犯罪日誌」を見て原作者の原田ひ香という人を知り、何か読んでみようと思った次第。
ドラマの原作は予想通り結構予約が入っている。
最初は様子見と言うことで予約が入っていない「ランチ酒」を借りて読んでみました。丁度雨天で予定していたテニスが出来ずに時間を持て余したので失礼ながら暇つぶしに読みました。

幼馴染の亀山が経営する「中野お助け本舗」に勤める犬森祥子は顧客の要望に応じて寝ずの番をする夜間専門の見守りが仕事。もちろん性的サービスは一切禁止です。そんな仕事が成り立つかと思うのですが、それなりに一風変わった依頼は絶えずあって、いつも仕事を終えると一息つくために、開店したばかりの店でランチ酒。昼間からお酒が飲めそうなお店を探してくいっと1杯。
ひとりでランチ酒って魅力的な言葉です。私たちもテニスが終わると昼間からランチ酒へと繰り出すことが多いのですが、ここで紹介されている店の何と魅力的で美味しそうな料理なのか。チェーン店ではなくて主のこだわりが見える料理とそれに合うお酒。東京は駅ごとにちゃんと商店街があっていろいろな店があるのでネタには困らないでしょう。
そんな店を見つけてみたいものですが、4~5人で昼時から飲んで騒ぐだろうグループではお断りかも。
すいすいと読んでしまったので早速読編「ランチ酒おかわり日和」を借りてきました。折よくと言うかまたもテニスの日に雨が降り、おまけに腰を痛めて身動きできないので本を読むしかない。早速借りてきた本を読みます。

主人公の祥子が義母と折り合いが悪く分かれた夫が再婚して、元夫のもとで成長していく子どもとのやり取りとか祥子に結婚を申し込む編集者とか気になる政治家元秘書とかも出て来て祥子の周りもいろいろなドラマが紡ぎ出されてきます。
当然ながら祥子は疲れを癒し一息つくためにランチ酒が似合うお店を探します。
たぶん全くの空想の産物のお店ではなくモデルがあると思いますが、東京に行ったなら探してランチ酒がしたくなります。
表参道の焼き鳥丼、秋葉原の角煮丼、日暮里のスパゲッティーグラタン、御殿場のハンバーグ(この店はテレビでも紹介されていたあの店みたいなので何となくわかります)、中目黒の焼肉、渋谷の豚骨ラーメンなどなどバツイチ一人暮らしの祥子が選ぶのでそれなりにリーズナブル、加えてランチなので決して高価なわけでもなく開店まじかに行かないと行列覚悟かもしれませんが。敷居も高いわけでなさそう。昼間から飲む覚悟さえあれば大丈夫楽しめます。一番高そうなのは食事代は依頼者持ちの豊洲の寿司屋でしょうが、それを除けば中目黒の焼肉かな。それでもランチの切り落とし定食で3千円もしないでしょう。ランチ一人焼肉でワインをぐびぐび…いいよね~
名古屋でもこの本にあるようなランチ酒が楽しめる店は探せばありそうですが、私は基本一人でお酒を飲むことはなく誰かとわいわい言いながら飲むスタイルで、ひとりでは間が持たずにカッコつけるんじゃないよと言われそうで躊躇してしまうんですけど。
最後に豊洲の寿司屋が出てくるのですが、築地の場外は何回か行った事があるのですが豊洲は行ったことがない。市場見学を兼ねて今度東京に行った時には豊洲に行って寿司を食べたいと思う美味しさが文章からあふれてきます。豊洲市場のどの寿司屋なんだろうか?いいネタばかりでも1万円も出せば堪能できるのだろうか。こういうのはネットで検索すればすぐわかるのか。
閑話休題。小説としては一話づつ話が進展してきて、まだまだこれから一波乱も二波乱もありそうな展開で終わっています。どういう展開が待っているのか楽しみです。
という訳で検索してみるとすでにランチ酒3が出ていましたので早速予約しました。こうなると続きを早く読みたくて仕方ありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月23日東山公園テニスコートはまたも雨

2022-11-23 13:49:03 | テニス
111月23日勤労感謝の日は東山公園テニスコートが取れていたのですが、天気予報は前日から雨の予報。

10時30分からなので午前中だけでももってくれたらという思いはまったく通じず、低気圧通過によって朝から一日雨の予報。
果たして朝起きてみると雲は低く空を覆っていますがまだ降っていなかったのですが、7時過ぎから予報通り降り出して道行く人も傘をさしだしました。
段々雨足は強くなってきて9時前には本降りに。

もうこれではテニスは無理です。
雨で中止の連絡を管理事務所にする必要はないでしょうし、そんな気力もなく今日もまた録画した番組でも見るしかないみたいです。
なんだかな~
コートのとれている日だけ雨でその前後はいい天気なので余計がっかりです。天はわれを見放したか…
とは言いつつも腰の状態はまだ痛みが残って万全ではないのでいい休養になりそうです。これは不幸中の幸いか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冲方丁「はなとゆめ」

2022-11-22 10:08:32 | 
高校時代の古文の授業では平安時代では「源氏物語」と「枕草子」は必須。作者の紫式部と清少納言はどちらも宮中に努める女官。一条天皇の中宮彰子と皇后定子に仕えて、それぞれのサロンの主役だったのですが、お互いに意識し張り合っていたみたいです。まあ少し時期がずれていて紫式部の方が意識して悪口を言っているみたいですが・・・
古文の授業では当時高校生で欲望は肥大しても事実行為としてはストイックに生きていた私には源氏物語の世界はイマイチ実感がなく、圧倒的に枕草子の方が面白かったこともあって清少納言の方に共感を感じていました。父は歌人として高名な清原元輔なのですが、和歌の才能は自分ではないと言っているように、どちらかというと文学のロマンを紡ぎ出すと言うのではなくて、理屈っぽくて博覧強記で故事来歴、漢籍に通じて、冷静に人間観察しているところに引かれます。清少納言のような才能はないけれど性格としては傾向が似ている面があるのであこがれと言うかシンパシーを感じているのかな。
この本は冲方丁による、そんな清少納言の人生と枕草子がどうやって書かれ成立していったのかと言うことを書いた小説。

ほとんどの人は背景となる当時の宮中事情の知識はあやふやでしょうから最初に巻末の解説を読むことをお勧めします。
それにしても一条天皇の代の藤原氏内の宮中の権力闘争はすさまじい。
自分の娘を天皇に嫁がせ、娘が次期天皇となる子を産めば、外戚として宮中のトップとして君臨できる。一条天皇の御代に関白になった藤原道隆は娘の定子を中宮にして優秀な女官を集めてサロンを作り貴人が集うようにする。清少納言もそうして召集された一人だが当時25歳ですでにバツイチで子どももいると言う遅い出仕。高校では全く教えてもらわまかったが、清少納言はその後再婚して死別、さらに再婚していて最後は夫について地方赴任も経験している。宮中のサロンでもいろいろと恋話があったみたいで、当時の公家社会では当たり前だったのだろうが、結構自由な恋愛事情で、これは高校では教えられない…
ところが道隆は定子が世子を生む前に病で亡くなる。そこでチャンスとばかりに出てくるのが弟の藤原道長。どこまで自分が仕組んだことかはわからないけれど道隆の息子の伊周を宮中からうまく追い落とし自分の娘彰子を強引に入内させそれまでの中宮定子を皇后にし、彰子を中宮にすると言う何でもありの手法。邪魔な定子に対してはありとあらゆる嫌がらせをして、誰も寄り付かないようにしているのだがちょっとすさまじい。これは初めて知ったんですが、その過程で清少納言も道長に内通していると疑われ宮中を離れ実家に逼塞せざるをえなくなる。その間に華やかだった定子のサロンのことを思い出しつつ枕草子を書き連ねていったのは怪我の功名と言えるのかも。
宮中における道長優位の力関係がはっきりすると道長自身が画策しなくても取り入る為にお追従する輩が使い走りをしてあることないこと言いふらし、命じられもしない嫌がらせをするなんて言うのはよくあること。もっとも道長は御堂関白日記を読んでみても実務能力もあり若い時から猛烈に仕事をし権謀術策を計っているので、いいとこのお坊ちゃまで親の七光りで出世してきただけの伊周などは相手にならなかったのだろう。
まあ、今の時代ならば年端も行かない十代前半の娘を嫁がせ子どもを生むのを願うなんてのは児童虐待の類。一族の存亡をかけているだけに文句あるかよと言うことになるんですけど。
当然ながら道長は定子に対抗すべく中宮彰子のサロンに優秀な女官を集めるのだが、その筆頭が紫式部。彰子にとって邪魔者の定子のサロンを目の敵にするのは当然で清少納言を悪し様に言うのも仕方ない。でも紫式部が書いているので後世の清少納言評価に大きく影響してしまったのは如何なものか。
ところで宮中での女官の1日の生活はいったいどうなっていたのか。夜遅くまで和歌を詠んだりおしゃべりをして過ごし夜中には色恋沙汰で忍んでくる男もあったりして昼間は寝ているだけ?なかなか下々のものには想像できない生活です。
ちょっと紫式部の対する感覚もちょっと変わっていくようで、面白く読みました。この時代の宮中の人々の生活は実際どうだったんかと機会があれば調べたくなります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月20日瑞穂公園テニスコートは魔女の一撃でリタイア

2022-11-20 17:41:30 | テニス
金曜日に実家の片づけをしていてテーブルを持ち上げた時に腰に負荷がかかったのか違和感が。
大したことはないだろうと思っていたのだが、土曜日にはだんだん痛くなってきた。歩くことはできるのだが、道を横断しようと小走りになると痛みが走る。
日曜の午後は瑞穂公園テニスコートでテニスなのだが、運良くというか天気予報では前線が南を通過するので雨の予報。
まあ、寝て養生しているかと考えていたんですが、朝起きても降っていない。
今日の天気を見てみると曇りでぱらつくことはあってもほとんど雨は降らない。

しかし腰の調子は一向に改善しない。なにかイベントがあって魔女の一撃を食らったわけではないのだが、腰をひねると痛い。トイレに行って座ることが出来るのだがお尻を拭こうとすると腰をひねらなければいけないので痛くて手が届かない。こんな時にはウオッシュレットに乾燥機能がついているものが欲しいのだが、あれはやたら乾くのに時間がかかり実用的でなかったのか今はほとんどついていない。当然我が家のものにもついていない。でもびしょびしょのままではいけないので痛みに打ち震えながらの作業になりました。
こんな状態ではとてもテニスはできないのでLINEでリタイアすると送ったのですが、この日はもともと参加者が少なく、天気もイマイチなので1059さんが中止にしようと言い、瑞穂の管理事務所に連絡してくれました。
どうもこれで2週連続の中止になってしまいました。
何処へも出かけるわけにもいかず、空き時間が大幅で出来たので午前中は読みかけていた本をとにかく読み終えることに。
午後は録画してみていない映画でも見ることに。
で観たのは「英国王のスピーチ」
吃音で人前で話すことが苦手なジョージ6世。実は王位継承順位2番目で兄エドワード8世がいたのですが、その兄エドワード8世は離婚歴2回のシンプソン夫人と恋に落ちて1年足らずで王位を返上してしまう。抵抗しつつも王位に着いたジョージ6世ですが、オーストラリア人の言語聴覚士ローグと一緒に吃音矯正治療に励みます。そこまで行くまでに当然ながら医師の治療を受けても治らず、医師でもない言語療法士との確執はあります。
時代はまさにヒットラーが台頭してきて戦争への道を突き進んでいく時。ジョージ6世は英国王として、全国民にスピーチを通じて団結と勝利を鼓舞しなくてはいけなかった。そして苦しい治療を経てローグの助けを借り見事にそれをやり遂げたのです。それにしても英国王室では国王が人妻と王位を放棄してまで結婚している。日本の皇室がこんなことになったら天地がひっくり返るとしか言いようがない。ニューヨークで新生活を始めた真子さんなんて好きな人と結婚すると言う当然のことをしただけなのにあれだけいろいろ言われているんですから。
ジョージ6世にしても王室付きの医師の治療を受けることなく、オーストラリアの民間人(平民)の怪しげな言語聴覚士の治療を受けるなんてことはとてもできないんだろう…
ほぼ実話に基づくそうでチャーチルやチェンバレン、幼少期のエリザベス女王やマーガレット王女も登場し英国王室の実情も垣間見れて見ごたえのある映画でした。
ところで終わって丁度16時。この日は16時30分からのテニスだったのですが、外を見ると果たして雨は降っていない。

やろうと思えばできたのですが、如何せん体が言うこときかない日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月13日東山公園テニスコートは雨のため読書三昧

2022-11-15 07:14:01 | テニス
週間天気予報ではずっと日曜は雨でしたので、体は中止モードで戦闘態勢解除。
支度もせずにすっかりくつろいでいました。
しかし朝起きると曇り。薄日までさしています。

予報では前線通過するのが昼前で昼からは本格的な雨。

それでも9時過ぎまでは一向に雨が降る気配はない。
レーダー画像を見てみると11時前ごろには降り出すみたい。
降り出す前に買い物を済ませてしまうつもりで、一応傘を持ってスーパーまで行ったのですが、予報通り11時前から降り出してきました。
この日の予約時間の14時30分ごろには本降りになるみたい。

これはあきらめるしかないとLAINで中止のお知らせをして、一応東山公園テニスコートにはキャンセルの電話を入れておきました。
こうなると雨が降っているので出かけることも出来ずに、この日一日をどうしようか。
読書三昧で読もうとしていた本を読むしかないか。
と言うことで読んだのは、原田ひ香の「ランチ酒」と筒井康隆の「霊長類 南へ。」

原田ひ香という作家はまったく知らなかったのですが、NHKのドラマ「一橋桐子の犯罪日誌」を見たら結構面白かったので読んでみることに。まあ、松坂慶子の歳をごまかそうとしないおばあさん役が妙にはまっていて面白かったのですけどね。図書館で検索するとさすがにNHKドラマの原作は予約がかなり入っている。軽めなものですぐに借りれるものがこの「ランチ酒」でした。
勤務時間が夜から朝までの「見守り屋」の犬森祥子が仕事終わりの疲れを癒すべくランチに飲むお酒。お酒を飲みながら仕事で出会った依頼人の様々な人間模様に思いを馳せる。たいがい開店すぐの店に入り一人で至福のランチとお酒を堪能する。
私達もテニス終わりによくランチ酒をやっていますが、昼間に飲むお酒はどこか背徳的で体に沁みて美味しい。一人ではなくてみんなで大声を出して宴会モードで、周りの黙々と昼食を黙々と食べている人たちの顰蹙を買いながら飲んでいるのですけどね。
この「ランチ酒」はシリーズになっているみたいで2・3も出ているみたいなので順次読んでみようと思っています。
もう1冊の「霊長類 南へ」は筒井康隆の昭和40年代の作品。まだ中国が国連に加入できずに中華人民共和国を「中共」と呼んでいた頃、核開発を始めていて核保有国になったばかりの中国。新興国の核兵器の管理に危うさを感じていたのですが、ドタバタ劇の末、誤ってミサイルを打ち出してしまい、そこから世界中が巻き込んでの核戦争に。
そうなると世界は破滅していくしかないのだが、その時人類はどう行動するのか。欲望丸出しで混乱に混乱を重ねて滅んでいくのか。そこは筒井康隆なので露悪的に醜く生きていこうと感情剥き出しであがきだすと止まらない暴走する人間の姿をこれでもかと描いている。
ちなみに私の友人は高校生の頃この本を内容も知らずに図書館で借りようとして司書にこんな本を高校生がと説教されたそうです。確かに高校生には刺激が強すぎるみたいですが、図書館の司書がそんなことを言うべきではないというか言い方を考えないといけないでしょう。でもそう言えたのは司書も読んでいたことが分かります。
核戦争が起こってこのまま人類が滅亡する時に、日本人はどういう行動をとるのか、東日本大震災の時に秩序正しく行動した姿を知っているだけに慫慂と運命を受け入れていくのではと思う今日この頃です。ところでこの本を読んだのは最近の北朝鮮のミサイル連続発射とか核実験も行うのでは報道にその核管理の危うさを感じていたから。ロシアもいつ核を使うかと言われているのでその時に世界はどうするのかどうなるのか不安に思う時があり、記憶の片隅にあったこの本を思い出して、久しぶり(60年?)に読んでみました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒井順子「処女の道程」

2022-11-12 21:25:44 | 
ちょっと手に取るのが気恥しい題名です。
実際家でこの本を読む時は、今更気を遣うような歳でもないのですが、家人に題が分からないようにして読んでいました。

日本女性の貞操感の変遷を明治、大正、昭和から現在まで自らの体験談も含めて具体的に述べています。
男性の私からは恥ずかしいような照れ臭いようななかなか口に出せないようなことなのですが、女性の視点からだとこう捉えられるんだと改めて感じ入りました。
明治維新前の日本の性風俗は至っておおらかで、万葉集から伊勢物語、源氏物語を紐解いて女性の欲求の在り様を考察しています。江戸時代になると武士の世界は儒教的制約があったのでしょうけど、そもそも江戸の町は男性過多の女性が少ない歪な人口構成だったので、あまり固いことを言っていたらやってられなかったと思いますし、江戸の庶民が熱狂していた歌舞伎の世話物の世界観は儒教の説く徳目とは違います。
ところが明治維新を経てキリスト教的な純潔思想が入り込み、処女性が重視されるようになる。一方で女性の自立が言われるのですが、処女の純潔や貞操を重視した夫婦の在り方が説かれるようになります。与謝野晶子は熱烈な処女の純潔信奉者で、それは信仰とまで言っている。地方は文明的でないので道徳的に堕落していて、都会は純潔が守られているというと地方はおおらかな日本古来の伝統が生きていたということ?
明治大正昭和の時代は儒教的な貞操観念とキリスト教的な処女尊重意識に非処女の穢れ意識が相まって、処女信仰が強くなっていた。結果、処女膜再生手術まで現れてくる。
戦時体制になると女性の自由度は著しく低下し自己の性の決定権を放棄することが「純潔」であり「貞操」であり「産めよ殖やせよ国のため」の時代でした。
戦後、アメリカ軍の進駐に対して恐慌をきたし国家レベルで血の純潔を守れと言うことが叫ばれた(まさに日本軍が外地でやったことの裏返しがあると時の政府が思った)のですが、性に対する意識もガラっと変わってくる。戦後の在り様は映画小説などなどで変遷はたどれるのですが、大きなエポックメーキングだったのは東京オリンピック。当時は外国人と日本の女性が「して」しまうことを真剣に心配していて、ちょっと笑ってしまいますが、東京都は風紀環境を心配して女性向けパンフを出しています。ちなみに日本男子に対する啓発パンフはなかったみたいです。
オリンピック以後はウーマンリブ運動が台頭し、性の解放・フリーセックスが喧伝され、処女の価値は急速に下がっていく。とは言っても男性にはそれを受け入れるだけの度量がなかなかついて行っていない時代でもありました。
ここから80年代に入ると同時代に経験した時代になってくるのですけど、それにしても著者の酒井順子さんは1966年の東京生まれ。私とは一回り違うのですが、彼女が二十歳前からの実体験に基づいて語る東京の風俗、女性たちの在り様は名古屋のそれと比べると5年先を確実に行っていて、どうも時代を考えるに私と20年くらいの差があるような感覚で、これは若者の数とか一人暮らしの数とか都会の文化などが関係するのだろうが、案外携帯電話の普及率が大きなファクターになっているような気もしますが、うまく思考がついて行きません。というか頭では理解しても腹に落ちないことばかり。こういう面では生まれてこの方名古屋以外で暮らしたことがなくドメスティックに生きてきたこともあり自分自身は情けない生き方をしてきたものだと後悔ばかりです。
ところで現在は草食性とか言われるようにセックスをしない自由もあると主張が出てくる。性的な規範が消えた影響で関心が薄れてきた?
どちらにしてもこの日本はどうなると思ってしまうのですが、そんなこと知ったことではないと言える時代はいい時代なんでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第52回名証企業研究セミナーに行ってきました

2022-11-09 20:48:21 | Weblog
コロナ禍で対面での企業セミナーは久しく行われていなかったのですが、11月9日に久しぶりに実施するとのメールが名古屋証券取引所からあり暇人としては老人閑居して徘徊するので早速参加申し込み。
今回は会場は白川ホール。いつもは中電ホールが多かったので、白川ホールは初めてです。

大体の場所は分かっていなたのであてずっぽで科学館を目指して歩いて行って、周辺をうろうろしたらありました。
立派な建物ですが、矢鱈と階段が多くてバリアフリーという面ではちょっと課題ありか。
椅子はひじ掛けもついて広め。加えて後ろ半分の席はひとつ置きの使用で半分が使用禁止なので、座ると両隣が空いていて余裕をもって座ることが出来ました。

会場のことばかり書きましたが、セミナー内容は最初は企業説明会。

まずは「積水ハウス」少子化で人口減るので住宅着工件数は減るはずなのにどう成長戦略を築いていくのか。この点については会社も十分理解していて、まずは既存住宅では現行耐震基準を満たさないものが17%、省エネルギー基準を満たさないものが87%ということで、高機能高付加価値の住宅を建設していく。さらに事業ポートフォリオとして海外事業、開発型ビジネス、不動産事業・リフォーム事業の事業を拡大してバランスの取れた収益構造を目指すと言うもの。プラットフォームハウス構想というものまであって生活の中で生体認証センサーを装備して安否確認・救急出動・ドアの遠隔開錠等を行うと言いうものですが、ちょっと余計なお世話過ぎるのでは。
休憩を挟んで次は「J.フロント リテイリング」。構造不況業種と言われている百貨店事業ですけど、コロナ禍で足踏みしたところから完全復活、再成長を目指しています。23年度予想の営業収益は82%が百貨店・SC事業なのですが、2030年は60%として、残りの40%はデベロッパー事業・決済金融事業で稼ぐ計画です。名古屋の栄とか大阪心斎橋にデベロッパー事業のプロジェクトを抱え大いに稼ぐつもりです。でも計画では百貨店事業でも23年の330億から30年では480億円にすると言う予定で、これはどうやるの?
質疑応答では百貨店は「イオン」とはどう違いを出すのかという質問が出たのですが、ディユースはイオンなどのスーパーに任せて、百貨店はちょっと贅沢・拘りのある需要に応えていきたいと。
ここで企業説明会は終了して休憩。
どちらの企業も配当はそこそこで、J.フロント リテイリングについて言えば優待があるのは魅力的ですが、計画通り上手く行くかはまだ分からないので、暫くはフォローしてみようぐらいでしょうか。
休憩中ににトイレに行き2階のバルコニーを見てきたのですが、さすが音楽ホールの素敵な造りです。

どうも講演内容より建物ばかり褒めているみたいです。
株式講演会の講師はコモンズ投信株式会社代表取締役社長の伊井哲朗氏。
伊井氏は名古屋市緑区の出身だそうです。どうもそれだけで何となく親しみを感じてしまいます。

講演内容としては、自身のコモンズ投信の広い意味での宣伝。企業の長期的な価値に注目し、売却を前提とせず30年目線で運用する。上場企業の0.8%に厳選した30社に対する集中投資を行い、長期的な視点から企業と積極的な対話を行う。コモンズ30は「収益力」「競争力」「経営力」「対話力」「企業文化」の5つの軸で企業を評価している。30の投資先企業も出ているのですが、どうしてこの30かというとなかなか説明が難しいかも。この日のプレゼン企業の「積水ハウス」も「J.フロント リテイリング」も入っていない。トヨタは入っていないけどデンソーとホンダは入っている。KADOKAWAと楽天は入っていていいのか?とかいろいろ考えてしまいます。.それでもファンドのパーフォーマンスはtopixと比べても1.5倍。よく言われるように家計における金融資産構成は日米英で比べると日本は圧倒的現預金の割合が高い。米英は家計資産に対する税制優遇は20%以上。対する日本はnisa.idecoなどを合わせても1.6%しかない。資産形成優遇制度対してさらなる拡充する余地がある。
渋沢栄一や松下幸之助、二宮尊徳なども引用して説得力を持たせていて、あまり宣伝臭を感じさせないさすがの説得力あるプレゼンでした。
ちなみにこの日の企業のお土産はメモパッドとポストイットでした。

まあ、邪魔にはならないけどもう少しかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月6日東山公園テニスコートの後は浜木綿へ

2022-11-09 07:15:59 | テニス
テニスを終えて1059さんと森の熊さんの3人でえみちゃんの車に乗せてもらい浜木綿へ。

いつも混んでいる浜木綿ですがさすがに17時前なのですぐに窓際の丸テーブルに案内されました。
席に着くとここも最近はやりのタブレットで注文になっているので、私はとりあえずのハイボール。

1059さんと森の熊さんは生ビール

まずは乾杯します。
まずはこの店でいつもおなじみの青菜炒め(正式には「青菜の一色炒め」)

小菜から干し豆腐サラダも(これも正式には「四川省豆腐の小菜」、干して細く切ってあるのが四川省?)

飲みながら話していたのですが、1059さんはいつものメンバーが高齢で引退したのでゴルフはもうやめたとのこと。実家も無事引き渡しが済んで、もう実家へ行くこともないので車が必要なくなったと売却したとのこと。維持費も考えトータルで見ると必要な時にはレンタカーの方が安いと言う判断です。
ここで餃子にしようかとすると1059さんが焼売の方がいいと言うので懐かしの肉焼売に。

丁度3個なので3人にはちょうどいい。
私はハイボールと森の熊さんは生ビールをお替り。
一緒にこれも定番ですが、八事ソーセージ(台湾腸詰)を注文します。

森の熊さんは上腕の痛みがなかなか改善せず、ゆっくり上げるのはいいのですが素早い動きが出来ないとか。腕が上がらないと言うのは五十肩に近い症状なのですが、私が五十肩の時はゆっくりでも痛くてあがらずシャツを脱ぐのもつらかったのですが、それとは少し違うみたいです。原因も定かでないので気が滅入ります。
さらにこの日は鶏肉がダメなはげ親父がいないので「鶏の浜木綿炒め」を注文です。

ちょっとピリ辛でスパイシーで美味しい。
1059さんはお酒(三諸杉生酒)を注文。

おちょこは3つもらい3人で飲みます。1合瓶なので当然ながらすぐになくなるのでもう1本。
〆はやはり中華パンでしょう。

18時前にはお会計にしますが、タブレットなので席で会計を確認でき8723円でした。

一人2900円で23円は基金から出しておきました。
ここからバスで帰るつもりでしたが、ちょうど出たところ。酔い覚ましを兼ねて八事までふらふら歩いてからバスに乗って帰りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする