怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

金目鯛の干物なのだ

2016-03-31 21:10:23 | Weblog
かみさんがイオンへ買い物に行ったら、鮮魚売り場で金目鯛が安かったので買ってきた。
夕方過ぎの見切りで半額。1尾が税抜き199円で2尾買ってきました。

既に開いてあるのですが、結構でかい。
干物にすれば、これは熱海で800円で売っているぐらいの大きさ。
でもこれくらいでかいと塩水に漬ける容器がなかなかない。いろいろ探して平たい容器にします。
今回は金目鯛が大きいし肉厚なので、ちょっと濃いめの塩水にしました。

水1リットルに塩大匙3杯、酒大匙1杯、隠し味に醤油を少したらします。
漬け時間は約1時間。
どうも頭が開いていないのは干しにくいし焼く時も邪魔になるので切り落としてしまいました。
ベランダで一晩干します。

風が結構あったので一晩で乾きそうでした。
朝、出勤前に回収したら、中心がまだちょっと生しいのですが、その日の夕飯に食べるには、それぐらいが美味しいのです。

と言うことで夕飯のおかずになりましたが、焼くのにも1尾づつしか我が家の魚焼きグリルに入らない。まあ、開いてなかった1尾は頭を切り落ちしておいてよかった。

お皿も一番大きい皿です。
一人1尾では多いので一人半分づつで食べました。
塩加減はちょうどいい感じで、美味しくいただきました。
鮮魚売り場で開いてあるのでも見かけたらぜひお試しあれ。
ちなみに干すのには写真のように洗濯ばさみで挟んでいます。干し網があればそれでもいいのですが、使った後にどうしても汚れが付くので干し網を洗うのが面倒くさいですね。
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3月27日木が崎公園テニスコートの後は大曽根へ

2016-03-29 22:11:41 | テニス
まずは大曽根の嘉文に席を確保したのですが、後発組が到着するまでには30分はありそうなので、とりあえずは森の熊さんと二人で生ビールで乾杯。

みんなが来る前にあまり食べてしまってはいけないので、つまみは軽く枝豆とオニオンスライスで。

どうもここでもお昼のメニューは限定的で、あまり料理が選択できません。
森の熊さんはカマ焼きが食べたそうでしたが、書いてない。店員に聞くのも何なので、とろサバの開き焼と特大ほっけ焼きを頼みます。どちらも焼くのに時間がかかりますと言われましたが、それは好都合。
果たして12時20分過ぎに4人が入ってきたのですが、ちょうど焼きあがってきました。
みんな揃ったところで乾杯。よいしょさんは瓶ビール、私は知多のハイボールと4人は生ビールでした。
早速大きな鯖とホッケをつつきます。


森の熊さんはみんなが魚を食べやすいようにさばいて、まめさをよいしょさんに褒められていましたが、実際は骨に付いた身が美味しいのでしゃぶるようにと食べたかったのです。
どて煮と揚げ出し豆腐も2人前追加。


飲みつつ食べつつ、話は6月に挙行予定の上松「さわぐち」の合宿について盛り上がります。よいしょさんは行く気満々でしたが、みんなの関心はミポリンが行くかどうか。ミポリンが参加するなら教え魔の長老は大喜びになるんですけど…まあ、部屋はいろいろあるんで女性一人でもいいんですけれど、けれどけれどと言いたくなる今日この頃です。
ここらで刺身がほしいとなり、品書きには書いてないのですが、刺身が何かあるのかと聞くとあると言うので盛り合わせ3人前を頼みます。

聞けばちゃんとあるのでした。
そうなるとここらで日本酒となってきます。でも私は竹鶴のハイボールですけどね。

熱燗は結局2合徳利を3本飲んだのです。
さつま揚げも頼んだのですが、これは忘れられていたのかだいぶたってから出てきました。

その分よく焼けていると言うか焼け過ぎ…
〆はエビ天太巻きを2人前。

真ん中の12切れを一人2切れづつ食べたのですが、エビのしっぽの入っている4切れをだれが食べると議論をしつつ完食でした。
お勘定は1万7930円で一人3千円のおつりの70円は基金に入れておきました。
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3月27日木が崎公園テニスコート

2016-03-28 07:07:51 | テニス
この日はいい天気
でも朝は肌寒いので結構着込んで8時5分過ぎに家を出て金山へ。
金山駅のホームに降りるとちょうど快速電車が入ってくるところでナイスタイミング。
大曽根駅からせかせかと歩いて木が崎公園へ。8時55分には着き家の玄関からコートまで50分で到着でした。
公園のトイレでは、OBさんにあったのですが、確か職場へ寄ってから遅れてくるとかのメールがあったはず。聞いてみるとテニスをやってから職場に行くことにしたそうで車で来たとか。
コートでははげ親父と1059さんが乱打をやっていた。早速乱打に入れてもらいます。
そのうちにヤッターマン、よいしょのおばさん、森の熊さんが続々到着。タケちゃんマンは太極拳があるとかで欠席で、この日は総勢7人でした。
少し動くと暑くなってきてどんどん脱いでいきます。
高気圧の真ん中なのか風もなくて雲もほとんどなく青空が広がるいい天気。

花粉はバンバン飛んでいるでしょうけどね。
一休みしてビールを飲みだすとよいしょのおばさんが家から持参してきたおにぎりにキムチ、ゴボウなどなどを出してくれました。

ご馳走さまです。
それではじゃんけんして試合に。7人いるとなかなか決まらないのですが、例によって森の熊さんが一番負けてびりでした。
最初はよいしょと組んで森の熊さん、ヤッターマン組と対戦。最初の2ゲームは拮抗して1:1だったのですが残り2ゲームはラブゲームで一方的に負けて1:3でした。
次の試合ははげ親父と組んで1059、OBさん組と対戦。はげ親父はキムチでビールを飲んだせいか俄然調子が良くて、これはもうキムチパワーか。と言うことでこの試合は3:1で勝利。恐るべしキムチパワー。
でも私は正直隣で食べているキムチの匂いをかぐのも避けたいのですが…
続いては1059さんと組んでよいしょ、はげ親父組と対戦。はげ親父のビールとキムチパワーは衰えずを知らず、こちらはビールの酔いが回ってきたのか思いとは別に体が動かずミスを重ねてしまい、それぞれのゲームではデュースまで入って拮抗してたのですが結果は0:4の完敗でした。ここ一番でミスが出るのは気持ちの問題?
ちなみにこの日のビールは500缶が3本に350缶が3本かな。
この後、森の熊さんと組んで、再びよいしょ、はげ親父組と対戦。そろそろはげ親父のキムチパワーも切れてきて、いつもながらの森の熊さんのクールなショットで3:1で勝利。ちょっと一矢報いたのかな。
この後も組み替えてテニスは続くのですが、OBさんが帰るので車に乗せてもらい私と森の熊さんは大曽根へ。
駐車場横の桜はこの暖かさで朝来た時よりも咲いてきたような気がします。

12時5分前に大曽根の嘉文へ到着、まだ席はほとんど空いていたのでさっそく6人分確保します。
(後半に続く)
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「毎日トクしている人の秘密」名越康文

2016-03-24 22:21:40 | 
名越さんは内田樹の本を読んでいると時たま登場する精神科医で、そのご縁で著書を見つけると読んでいます。
「心がフッと軽くなる瞬間の心理学」は以前このブログでもアップしたと思います。
この本も同じようなことを言っているのですが、体系だって論述してあるわけではなくて、まあ、著者がお寺で瞑想したり診察を通じて感じたりしたことなどが思いつくままというと失礼ですけど述べてあります。
ところどころにというかたくさん「なるほど」と思うフレーズなり記述があり、感心したり共感したところを抜粋しておきます。
「僕らを苦しめているもののほとんどすべては”怒り”に起因する。…そして不安も怒りの一つの表れです。」「不安というのは”未来を予測する”ことによって生じます。だからそれを軽減、あるいは消していくためには、”今ここ”に集中することが有効。」甲野善紀先生の武術の技には「いかに先のことを考えず、今に集中するか」ということが技術的課題になる、「今ここ」に集中し、相手に対応されにくい技を行うことが課題」と言われると私のやっている草テニスでもそうかもしれない。まあ、私の場合相手に対応される前に先のことを考えて今ここのボールをミスしてしまうんですけどね。
不安は自分の内面にあるけれど、現実には存在しない。それを現実だと思い込んでしまうぐらい、不安というのはリアル。
人間は根源的な不安(親との別れ、パートナーとの別れなどなど)を抱えているのですが、、そういう宿命的な不安から解放されようと思ったら「死の世界からこちら側を見る」ということができなければいけない。宗教的な世界に足を踏み入れることですが、死者との対話、死後の世界というものを少なくとも自分の中にはっきりと抱いている人にとっては、それらの究極的不安すらある程度解消される。でも凡人にはなかなかそこまでいけないのですが、現実的な問題に苦しめられている時は妄想的に自分が作り上げた不安もくっついてるのですが、1分でもいいので一度頭をからっぽにしてリセットしてみればいい。「苦しみとは現実ではなくて感覚なのだ」ということが少し理解できるだけで楽になります。
これは野口裕之先生の言葉だそうですが「自由と幸福、人間が生きる上での二大目標だが、この二つは決して共存するkとはない。なぜなら自由は独りで感じるものであり、幸せは他人と共有するものだからである」う~ん、深いですね。幸せは他者と共有するものであるということは、幸せには原理的に「他者に対する依存性」が含まれているということです。こころは私の内側にあるものですが、幸せは人と人との間に生じるある種の幻想なのです。
内田樹がよく言っていますがどんなに強い武術家でもピストルには勝てない。真に強い武術家は無駄な闘いはしないし危険を事前に察知して近づかないと。
同じような意味ですが「気持ち悪いと思ったら手を出さない」身体的にはまずい、ヤバい、危険だと感じているけれど、まだ論理的には把握できていない、時間的のも空間的のもいまだはっきりした形で立ち現われていない、あるいは認識できていない違和感のようなものを感覚的に捉える。それが「気持ち悪い」という感覚。これは身体的感覚が告げるアラームであり、それが鳴った時には手を出さない、あるいは即座に逃げ出すということは、人生を円滑なものにしていくためにはとても大切なポイント。君子危うきに近寄らずですね。人間は自分で意識できるレベルよりもずっと深いところで非常に膨大な情報を精緻に解析しているかもしれなくて、それが気持ち悪さなり虫の知らせなり胸騒ぎなりとして出てくるのかもしれません。
何かを判断する時に、「人の意見を聞く」ということは自分の勘を鈍らせることになり、どこかでその決断を相手のせいにする心理が働いてしまいます。同じように見えても「人に話を聞いてもらう」ということは決めるのはあくまで自分ということであって、ある種の直観力をサポートする大きな力になります。この違いをよく理解しないとね。
いかに心地よい心の状態を作っていくかという取り組みにおいて、「誰と付き合うか」ということは死活的に重要な課題。それで人生の8割が決まってしまう。自分にとって好ましい影響を与えてくれる人を選ぶ、い自分に負の影響を与える人から遠ざかるということは人生にとってとても大切なテーマ。親友というのはつまるところ「利用価値のある友人」というとちょっとしらけますけどね。まあ、近づきになりたくなくても近づいてくる人も多々あるのですが、そういう人から安易にお世話になってはいけないし、二人きりにならない、うまくフェードアウトさせていく勇気とノウハウを常日頃から養っておくべきとか。この歳になって思うけど今までいろいろいやな奴もいてそれなりに合わせてきたけれど嫌な奴に無理してあわせるのはもうやめだ。どうやらそれが幸せへの正しい道みたいです。
1週間のうちたとえ1日でも仕事が終わった後に自分一人で充実した時間が過ごせている人はそう簡単にはネガティブエネルギーには巻き込まれない。「独り時間」を充実して過ごせるかどうかは、自己との対話ができるかどうかにかかっています。自己との対話というのは、自分をモニタリングして、フィードバックしているというプロセスを踏まえています。
自分の中に、何か行為する自分と、それを見ている自分というように複数の自己を持ち、その間でコミュニケーションをとっていくということです。できそうで難しいですよね。
こんな感じで200ページほどですので割合気楽に読めます。それにしても私は独り時間を無駄に過ごしているなあと改めて感じる次第です。
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3月21日の後はいつもの紫禁城

2016-03-23 22:11:56 | テニス
テニスが終わって、カバちゃんは子供との約束があるので帰りますが、残った7人はいつもの紫禁城へ。
公園を抜けていくと寒風吹く中で早くも花見の宴会をしているグループも。

ちょっと寒そうですが、大声出して寒さに負けないように空元気。
鶴舞公園では、花見に合わせて浩養園提供のビアガーデンも開催されるみたいです。

機会があれば来てみましょう。
紫禁城に着くとまずは生ビールで乾杯。
よいしょのおばさんは何故か瓶ビール
OBさんは肝機能が大幅に改善したのですがまだ正常値を大きく超えているのでノンアルコールビール。
タケちゃんマンは一人「八海山」です。

料理は何がすぐに出るかと聞くと「青菜炒めは早いよ」
と言うことで青菜炒め2人前。

でもここの青菜炒めは結構油こいので、もう少しさっぱりしたもので「あさりの酒蒸し」2人前。でもこれって中華料理か?ちょっと疑問が残るので写真を撮るのは忘れました。
生ビールと八海山をお替り。
餃子も2人前。

ここの餃子はでかいんですよね。
同じ系列で春巻きも2人前。

結構濃い味がついているので何もつけなくて食べます。
次に1人前3個の小籠包を2人前。数が足りないので私は遠慮しておきました。ですから写真はなし。
今度は生でなくては私はハイボール。タケちゃんマンは八海山ではなくて「千寿」

小籠包を食べなかったので次は私の好きな「明太ふわふわ卵」を2人前。

やっぱり卵料理は胃にやさしいよね。
最後は五目焼きそばを2人前。野菜が多いのでつまみにもなります。これも写真は忘れました。どうもこの日は一日絶不調だったみたいです。
お会計は14900円で一人2000円。足らずまいの900円は基金から出しました。
帰りはここから途中のトイレでマーキングしながら歩いて帰りました。
家に着くと寝不足だったこともあってそのままソファーでお休み
体に悪い1日でした。
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3月21日鶴舞公園テニスコート

2016-03-22 22:31:24 | テニス
なぜか前日の夜は夜中に何回も目が覚めて眠れなかったので、朝起きて血圧を測ると当然ながら高い。一度測って高いと多少下がるまで何度でも測るのですが、この日は時間をあけて測っても境界域までしか下がらない。朝は放射冷却で結構気温低かったからなのかな?
数値を見るとそれだけで頭が重い気がしてくる。
こんなことでテニスをしていいのだろうか。ましてや朝からビールを飲みながらなんて。
と思いつつ意気が上がらないままに朝8時30分には家を出て金山に。せかせか歩いて金山駅に着くとちょうど8時50分発の快速がホームに入って着て飛び乗って鶴舞に。
9時にはコートに着いたのですが、タケちゃんマン、OBさん、ヤッターマンが乱打をしている。早速入れてもらいますが、ちょうど1059さんも登場。暫く乱打をしていると森の熊さんも登場。
そのうちによいしょのおばさんとカバちゃんも登場。順次乱打をしていきます。念入りにボレーの練習もやり、今日はいつになくたっぷり練習をしたので、それだけで結構疲れてしまいました。
ここで一休みしてビールを飲んで休憩。朝、血圧高かったんだけどな~
それではじゃんけんして試合に。8人いるとなかなか決着がつかずにあいこの連続でやっと決まったのですが、何故かいつも最後まで負けるのはタケちゃんマン、森の熊さんでした。
それにしてもいい天気なのですが、風が強い。北西の風で予報では8メートルだったとか。ボールが大きく流されます。

気温は20度とそこそこなのですが風が冷たいので体感気温は低くくて寒い。血圧にはよくないな~

ちょうど名古屋でも桜の開花宣言が出て、鶴舞公園でもぼんぼりが設置されています。花見の季節は来週からかな。
で、試合は最初はよいしょさんと組んで森の熊さん、タケちゃんマン組と対戦。この試合はミスを重ねていいところなし。各ゲームで1ポイントを取るのがやっとで、0:4の完敗。最初にボレーの練習しすぎたせいか、チャンスボールを何回もネットに引っ掛けてしました。一応この日は風が強くてボールが揺れていたので芯に当たらなかったとしておきます。
この後のタケちゃんマンと組んでよいしょ、森の熊さん組との対戦でもボレーミスは続き、チャンスボールをミスると精神的にどうしても消極的になってしまうんですよね。ということで1ゲーム取るのがやっとで1:3でした。
こうなると風が強くて寒い中ビールでも飲むしかありません。
続いて森の熊さんと組んでタケちゃんマン、よいしょ組と対戦。この試合も森の熊さんの頑張りにもかかわらず3ゲーム連取されてしまい最後の1ゲーム取るのがやっと。やっぱり寝不足で朝血圧高かったからかな…
ここで4人ではすべての組合わせをしたので、組み替えます。
今度はヤッターマンと組んでカバちゃん、森の熊さん組と対戦。ここはヤッターマンの頑張りで何とか2:2の引き分けに持ち込めたのですがこれが限界。
この日は本当に絶不調の結果でした。
雲ひとつない晴天でしたが風の強い寒空で桜もつぼみは膨らんでいますが花見にはまだまだ。こんなテニスの日もありますね。

傷心のままコート整備をして12時には終了。
さあ、紫禁城へ飲みに行きましょう。
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あえてゲスを擁護すると

2016-03-21 22:41:00 | Weblog
20日の中日新聞にドナルド・キーンが石川啄木について書いていましたが、啄木の短歌における文学的業績は非常に高く評価していますが、その私生活は金銭にだらしなくて女にだらしなくて不貞はするはでとんでもないものだと書いています。
でもそのとんでもない私生活は啄木の文学的評価を貶めるものではありません。
話は飛びますが、モーツアルトも映画「アマデウス」にあるように私生活はハチャメチャだったのですが、その作り出す音楽は神のなせるものでした。
人の心を打つ芸術を生み出す者に世間一般の倫理観を求めるのがチャンチャンら可笑しいのであって、謹厳実直な輩には絶対に生み出すことはできないと思います。
ある意味世間一般の倫理観にとらわれない人間的なあふれるような感情が素晴らしい芸術を生み出すのでしょう。
今不倫ということでいろいろな人が叩かれていますが、まあ、狩野英孝はどうでもいい女好きの芸人が巧く引っかかったと言うことで「箸休め」的話題なんでしょうし、イクメン議員は、受け狙いで育休宣言した下心のせこさで糾弾されるべきものですが、ゲスの極みの彼は、何が悪いのか?その音楽性への評価は別だし、世間を騒がせたのはマスコミでしょう。ベッキーをだましたのが悪い?むしろベッキーのガードが甘いし自らの立ち位置への認識不足だったんでしょう。いろいろ怪しからんと言っている人が多いけどある意味うまいことやったと言う嫉妬半分かな。もしそんないいことが自分にもできるなら迷わず同じことをするでしょう。芸能人で自分の心を振り返って潔癖と言える人は何人いるのかと思いますけどね。
まあ、私もそんないいことは絶対にできないので嫉妬はしますけど音楽は純粋に音楽だけで聞きたいと思います。
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「レインツリーの国」有川浩

2016-03-19 14:50:08 | 
このところよく読んでいる小説の作家はブログにもよく出てくるのでわかると思いますが、有川浩、三浦しおん、小川洋子。宮部みゆきもですね。なぜか女性の作家が多いのですが別に私が女好きだからではありません。図書館で棚を見ていると、本が「私を手に取って~、読んでください~」と声をかけてくるんですよね。
で、ついふらふらと手に取ったこの本。

中学生のころに夢中になって読んだライトノベル。
何の気なしにパソコンで気になっていたラストについて検索していたら、同じような思いの、でも少しだけ違う感想の記事が。
記載されていたのは同年代の女性のブログ「レインツリーの国」でした。
文章に真摯なものの考え方が伝わってきたこともあって、彼女の感想に反応してメールを出してみる。
一応私もブログを書いていてたまにコメントも来るのですが、いつものひげおじさんとかヤッターマン以外はほとんどなし。とても私の文章から惚れる要素はないみたいです。そういえば一度ネトウヨらしきわけ分からないコメントで在日呼ばわりされたかな。
閑話休題。
ここから「伸」と「ひとみ」とのメールのやり取りが始まり、頻繁なメールのやり取りの後、躊躇う彼女を強引に口説いて二人はデートすることになるのですが…
お~、今はこんな出会いもあるんでしょうか。
ネットサーフィンして、気に入ったブログにコメントしているうちに頻繁なやり取りになり、デートまでいく…
私の青春時代は携帯電話もなく、それでも個人情報管理云々とかうるさく言われてはいなかったので、普通に高校のクラス名簿に住所と電話番号が載っていて配られていたので、連絡を取ろうとするなら自宅に電話することはできました。でも我が家は商売をしていたので電話は店にあり誰かに電話するのは衆人環視の中。勇気を奮って電話しても父親なんかが出ると最悪です。電話で聞く声は母親とよく似ていて間違えたまま話していたりして…思い出すだけで恥ずかしさで身が縮みます。一歩踏み出す勇気がなかなか出てこなかった身としては携帯電話が普通にある時代は夢のようです。あまりにも簡単に連絡が取れてしまうとドキドキ感というかときめきがなくなるんではないかと思うのですが、そんなものは連絡を取ってから次の段階でいやというほど味わえばいいんですよね。
今では電話で話さなくてもメールはあるしフェイスブックやツイッター、LINEもある。安易に連絡取れすぎです
ボヤキはこれぐらいにして、 
何とかデートへこぎつけた二人ですが、どことなくちぐはぐでギクシャク。実は彼女は中途難聴の障害を持っていたのです。
その後もメールやチャットのやり取りは続けながらデートも重ねるのですが、どうしても会うとぎくしゃくしてしまう。ある事件から衝突してしまうのですが、ハンディキャップを持った人と健常者でどうしてもわかり合えないというか感覚が違うところは出てしまう。お互いにささくれ立つ場面があるんですよね。
正直「伸」はとてもいい奴になっていて、私ではとても我慢できないし諦めていただろうと思うのですが、障害にも真摯に向き合い辛抱強く連絡を取ろうとしています。
彼女も何とか自分の心の決着をつけて、再び二人はデートすることになり、そこからもいろいろとあるのですが、そこを何とか乗り越えてお決まりのハッピーエンドに向かってまっしぐらなのです。
でも読んで心がなんだかほっこりする本です。
この本は「図書館戦争」第2巻のなかにも出てきます。図書館戦争を読んでいて、小説中に出てくる本が本当に出版されているので手に取ってしまいました。
最近映画化もされたみたいですが、あまりヒットはしなかったみたいです…

気が向くなら図書館戦争も読んでください。これは図書館戦争とは全く違う類の小説ですが、還暦を過ぎて改めて青春時代のことを思い出してしまいました。あ~、恥ずかしいですね。
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「キレイゴトぬきの農業論」久松達央

2016-03-18 18:19:26 | 
著者は慶応大学卒業後繊維メーカーで5年輸出営業をしていたのですが、脱サラして茨城県で年間50品目あまりの有機野菜を栽培、飲食店や消費者に直販している。
本人は並外れた体力も高い栽培技術も持っていなくて、仲間内では「日本一話のうまい農家」と揶揄されているとか。

著者は有機農業を実践しているのですが、それはあくまで合理性を超えた好みや美学としてであり、目的ではない。いいものを作るための手段としてなのです。
有機農業は3つの神話があるというのですがそれはウソだと冷めた目で見ています。
・神話1有機だから安全;有機農産物はもちろん安全なんですが、それは適正に農薬を使った普通の農産物と同程度に安全なだけ。今は農薬の規制も厳しく技術改良も進んでいるので適正に使用する限り食べる人に危害を及ぼすことはまずないのです。
・神話2有機だからおいしい;有機栽培であることは美味しいことの十分条件ではなく、野菜のおいしさを決めているのは栽培方法ではなくて、①栽培時期、②品種、③鮮度の3要素であり、これで8割方決まるとか。旬のおいしい品種をいい状態で消費者のもとに届ければ、絶対においしいのです。
・神話3有機だから環境にいい;有機農法でも時と場合によっては環境負荷が高い方法もあります。ケースバイケースです。
それでは今スーパーで売られている野菜がまずくなっているというのはどうなんでしょうか。今は年中いろいろな野菜がスーパーに並んでいますが、そのためには冷蔵庫で保存したり、萎れにくい品種にしたりといろいろ工夫しています。でもそれが旬の一番おいしい時においしい状態(大きさなりの採り時)で鮮度を保って提供するということを犠牲にしている結果となっています。
だからこそ著者は旬の、一番おいしい品種の野菜を鮮度を保つために面倒ですが少量づつ生産して、必要な量だけ収穫して、直接宅配で発送しているのです。
環境問題では生物多様性を言われますが、そもそも農業というのは自然を破壊して自分たちに都合のいい植物だけ育てるという行為です。生物相が単調になり病害虫に対してもろい生態系です。それを農薬を使うことで回避するのではなく多品種生産なり輪作を行い工夫していくのが有機農業ですが、労働生産性はどうしても低くなります。その面では有機農業は経営的にはハードル高いビジネスモデルになります。
経営的に見れば実はほとんどの農家は親から引き継いだ家と農地、農業設備を持ち、税制では厚く保護されていて、「持てる者」。アイデアひとつでいくらでも面白い農業ができるはずなのですが劇的な変化しなくても生きていけるので、リスクを取って新しいことに挑戦しようとしないのです。既存の路線を踏襲することが経済的に合理的な行動になっています。それを農業地域の人的ネットワークの狭さなり閉鎖性が補強しています。
今、農業を6次産業化しようとかいろいろ言われていますが、生産物を出荷するだけの存在ではなくて、販売にも積極的に関与していかなくてはいけないのです。土作りから収穫まで関わり、お客様の手元にいい状態で届くことに責任を持っていくこと、商品の思いや関係性を想像させるようなものにしていくことが大切なのです。その戦法を自分たちの頭で考えていけば、日本の農業の潜在力はまだまだあるはずです。いつまでも従来通りの作物を栽培し、農協に出荷して流通を任せて、自分たちの作物がどう食べられ評価されているのかは関心ないようでは未来はありません。今はネットも普及し個人で全国、いや全世界に情報発信することもできます。宅配便で直接配送することもできます。価格が安いだの農協が何も指示してくれないなど言うのではなく、経営的視点を持って何ができるか考える努力が必要です。いいものであってもそれをどう売るのかを考えないと(農業だけではないのですが)仕事は成り立たないのです。
農業ほどクリエイティブで知的興奮に満ちた仕事とはそうそうないのですから、あちこちで面白い農業をする人が増えたら日本の農業も大きく変わるかも。
著者は農業に対してセンスもガッツもないと言っていますが、だからこそ自分の頭で考え、工夫しています。キーワードは「エロうま野菜」だそうですが、さすが企業で営業をしていただけあってマーケティングの視点がうまく噛み合って、自分たちの農作物を差別化して消費者に受け入れられています。
それでも原発事故の後は風評被害で凄い危機に陥ったみたいですが、何とか乗り越えてきたみたいです。講演の依頼も結構あって彼方此方で講演している(日本一話のうまい農家)そうですが、ぜひ日本の農業を補助金漬けのあなた任せから自分の頭で考える農業に変革させていってほしいものです。
野菜のおいしさは、旬のいい品種を新鮮なうちに食べることにあり。
ちなみに著者の農園「久松農園」ではインターネットのオンラインショッピングで野菜を販売しています。野菜セットは中身は選べないのですが、お勧めの旬の野菜が入っていてレシピ、野菜のミニ知識、上手な保存方法なども同梱しています。著者曰く美味しくてお得だそうです。
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3月12日押切公園テニスコートの後は

2016-03-16 20:31:55 | テニス
終わって浄心まで歩いていきます。
実はネットで浄心近辺のお店を調べていたのですが、テニスの終わった4時30分から開店しているお店はなくて、ほとんどのお店が5時過ぎ開店だったので、以前行ったことのある餃子の王将かと思っていたのですが、そこはさすが森の熊さんが来る時にちゃんとリサーチしていました。
交差点の西南に4時からやっている「や台ずし」があるのです。

店に入ると土曜日だからでしょうか結構人がいっぱい。
それでも無事8人席テーブルに5人で座れて、まずは生ビールで乾杯。

枝豆を2人前。
いつ、どこでゆでたのか分からない由緒正しき冷たい枝豆です。

豪快烏賊のてんぷらというのがあってお勧めみたいだったので頼んだのですが…
出てきてその量にびっくり!

まさに豪快。5人でつついてちょうどいいと言うかもてあましそうな量。
隣のテーブルの中年カップルも頼んでいたのですが、さすがに二人では食べきれないみたい。後で見たら結局食べきれずに持ち帰りのパックをもらっていました。
生ビールはすぐなくなったので森の熊さんのご要望で熱燗に。辛丹波の大を2本。
本マグロのテール焼きも頼んだのですが、これも結構ボリュームがある。

う~ん、マグロです。
でも、テールというと丸くなっているような気がしますが、これはまだテールの手前いうか、大きいところを半分に切った半球です。
さらに、本日のカマ焼きでハマチ。どうも真ん中でなくて両端のほうばかり食べています。

みんなでつついてあっという間にお皿の上は悲惨な状況に。でも美味しい。
熱燗2本お替り。
ここでもつ鍋2人前に。スープを選べるのですが白湯に。今回の料理の注文は森の熊さんが最初から最後まで終始一貫リード。なぜか積極性が出てきました。
ちなみにはふはふと食べるのに忙しくてもつ鍋の写真は忘れていました。野菜にはスープがしみて美味しいのですが、モツはなかなかかみ切れずにいまいちかな。と言うことで野菜だけ1人前追加。ついでに熱燗もう1本。
〆にうどんとかラーメンを食べることもなくこれでお勘定。この店は6時までならすべての飲み物が半額ということでお値打ちでした。
6時4分に会計して9454円。一人2000円でおつりは基金に入れておきました。
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