さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

死闘だった模様/傷だらけの勝利/こちらも好感度高し/アメリカならばこそ

2024-05-02 00:00:13 | 関西ボクシング




一昨日にフィリピンで行われた、ベンジー・スガノブに石澤開が挑んだ一戦は、スガノブが8回TKO勝ち。
石澤開、世界上位への挑戦はまたも敗戦となりました。
試合はYouTubeでライブ配信があったようで、アーカイブもありますが、あまり画質は良くありません。
こちらはダウンシーンからストップへの流れが見られるX投稿。





これだけ見ても、壮絶な闘いだったことがよくわかりますね。
石澤開、敗れたとはいえ健闘した、そして恥じること無い闘いをしたのだと。
スガノブも顔を半分朱に染めているように見えましたし、タフな試合だったようですね。


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さて、こちらも試合映像をフルでは見られませんが、野中悠樹を取り上げた関西ローカルのニュース番組。
サム・ソリマン戦に向けての様子と、試合後の姿も少し。





容易に想像出来ることですが、試合の勝ち負け、内容以前に、この年齢で闘うことが、いかに大変な事か。
その末に彼が今回手にした、傷だらけの勝利そのものが、彼が追い求めたものである。
それに付随する何ごとかの有無などは、傍目がどう思おうと、彼には関係が無いことなのでしょうね。


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さて、東京ドームの二日前、この土曜日に迫って来ました、エマヌエル・ロドリゲスvs西田凌佑戦。
ロドリゲス公開練習、好調とのことです。





こちらも井上尚弥戦での、真っ向から切り結ぶ闘いぶりや、ルイス・ネリーに対する毅然たる対応等々、日本のファンにとって、ジェイソン・モロニー同様に好感度の高い王者です。
その上、実力評価も高い。
さらに、過去の対サウスポー戦で、長身ラッセル、短躯メルビン・ロペスに完勝した星があり、右カウンターの迎撃に目を見張るものがある。
西田凌佑もその辺は承知の上で、時に外から、下から、小さい変化球のような軌道で、そして時には真っ直ぐのも打てる、微妙に調整した左のパンチを、出しどころを弁えて打っていくことでしょうが...もし西田が有効打で上回り、競り勝つようなことになれば、これまた世界のボクシング界に驚きの一報がもたらされることになりますね。
それはすなわち、不利の予想が圧倒的に多いという証なわけですが。むー。


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最後に「AMERICA」というX投稿。





やっぱアホやこいつ、と一言で済ませば良いのですが...昔、佐瀬稔氏の記事で、ドン・キング全盛のころ「オンリー・イン・アメリカ」アメリカならばこそ、この私、ドン・キングは存在し得たのだ、と宣う様を、批判的に取り上げたのを読んだことがありまして、それを思い出しました。
このご両人もまた、同様だなあ、と。ある意味、実にお似合いのおふたりです。アメリカならばこそ。


コメント (2)
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