青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

黒と黄色と桃色と

2011年03月07日 23時06分32秒 | 日常

んで、修理したレンズを持ってどこに行こうかと考えあぐねた結果河津まで行って本場の河津桜を見て来た(笑)。先月一泊で河津に行き、先日は松田山で河津桜を見て来たと言うのに自分でも凄く効率悪い事をやっているな。と言うか最近行く場所のバリエーションが少ないような。関東甲信越でもまだ行った事がない場所は一杯あるのだが、なんか想像が働かないで結局安易な方向に流れているような…。


ともあれ河津桜に罪はなく、春を思わせる陽気と満開の桜に菜の花を配したピンク&イエローの取り合わせは見事。河津川に沿って伸びる桜並木、さすがに本場の迫力は松田山とは違いますな。海に近い地区はやや葉っぱが目立ち始めてましたけど、上流の方へ歩いて行くにつれて花の付きが良くなって来るあたり僅かな距離でも見頃には差があるものだ。ちなみにレンズは部品を交換しただけなんだけど、中を掃除して貰ったから心なしか映りが良くなったような気がする(笑)。


ただ桜ばかり撮ってもおもろないので、河津川を渡る「スーパービュー踊り子」を桜のフレームに絡めて。開花時期には100万人近くの人間が観光に来るらしいのだが、さすがに河津の桜の時期は伊豆急も活気があるみたいで、河津の駅は列車が着くたんびに黒山の人だかり。河津町内の有料駐車場(500円)の混雑が嫌だったんで隣の今井浜海岸駅からパーク&ライドして来たんだけど、駐車場代無料+往復割引290円なんでお得でした。こっちの方が帰りの脱出も速いしね。


朝7時に到着→2~3時間ほど桜を見ながら散策→渋滞が始まらないうちにとっとと帰る、と言う算段で早々に河津を後にしたのだが、せっかく伊豆まで来たんだからという事で先日は撮り切れなかった(家族サービスが故)伊豆急の撮影をちょろっと。何気に伊豆に良く行くせいですっかり伊豆急も撮影の回数が増えて来ているのだが、基本的にはトンネルが多くて撮影地のバリエーションが少ないのが難点。昼に近付くに連れて空気がモヤモヤしてしまい条件としては良くなかったんだけど、今日はお気に入りの片瀬白田~伊豆稲取間のシーサイドポイントを国道の高台から大俯瞰で狙ってみました。まあこのモヤモヤも春らしくていいんじゃないかなと勝手に納得しつつ三脚を立てて待っていると、トモロ岬の向こうから「リゾート21」の通称黒船電車がやって来ました。

黒船や ひねもすのたり 春の海
コメント
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