LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

鰍|kajika

2007-02-05 | 男の料理
昨日、久しぶりに??厨房に立った。
しばらく磨いでいなかった和包丁を取り出し手入れを始める。
魚屋で買い求めた「カジカ」をどうするか思案を巡らしながら包丁を研いでいた。

オコゼに似たカジカ。調理するのは初めてだ。
まあ、何とかなるだろうと思い、他の食材と共に冷蔵庫に入れて置いた。
相変わらず家内は、その手の類には一切興味を示さない。
小生の数々調理本にもカジカの名前は出てこない。

図書館で借りていた書籍類を返却するついでに、料理本コーナーに立ち寄った。
しばらくカジカに関する調理方法を探していたら、なんとあるではないか。
「旬の地魚料理づくし」講談社に掲載されていた。

カジカ|鰍
カサゴ目ケムシカジカ科ケムシカジカが学術名らしい。
しかし、ケムシという文字がつくのは尋常でない。
カジカを出刃でさばいていてその意味がわかった。

ノコギリのような歯が上下にあり、その口の中にも歯に似た意味不明なものが数個あるではないか。
歯といい、歯に似た意味不明の物といい、その様はケムシが横たわっているようだ。
全身はまだら模様で、オコゼのようにブルンとたるんでいる。

調理は、家内が外出している間に極秘に進めることにした。
カジカは味噌仕立ての鍋にすることにした。
本場宮城県では、ボッケ鍋と言っているらしい。

出来栄えは?...言うまでもない。
なべ底の汁まですっかり無くなっていた。