仙台市在住の畏友、加藤哲夫さんが「市民のネットワーキング 市民の仕事術Ⅰ」と「市民のマネジメント 市民の仕事術Ⅱ」の2冊の本を発刊しました。

加藤さんは、広告代理店を経て、20代で宝石貴金属卸業を興し、本業のかたわら出版社「カタツムリ社」を設立。食と農、環境とエネルギー、人権問題などに関わりながら、エコロジーショップ「ぐりん・ぴいす」を市民の広場とするなど、多様な市民活動を作り出してきた方です。
NPOという言葉が使われていない頃から、経営していた出版社とお店をNPO的に運営し、1997年には民設民営によるNPO支援センター「せんだい・みやぎNPOセンター」を設立するなど、理論と実践の両面で活躍するNPO界のトップランナーです。
加藤さんは、昨年膵臓がんの手術を受けたのですが、今年の3月9日に転移・再発が確認され、転院のために訪れていた病院で名前を呼び出された瞬間に東日本大震災に被災、そのまま電気・ガス・水道が止まった生活が始まったとのことです。
抗がん剤治療で「体力が衰えて、大リーガー養成ギブスをつけた星飛雄馬みたいな気分(ご本人のブログから)」の中、2冊の本を同時刊行されたのです。
NPOを運営する上での車の両輪となる、「ネットワーキング」と「マネジメント」について、これほど分かり易い日本語で書かれた本を私は知りません。それもそのはず、加藤さんは「市民の日本語(ひつじ書房)」の著者でもあるのですからね。
解説を書かれた上野千鶴子さん(NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長、元東京大学教授)をして、加藤さんの遺言の書と言わしめた2冊を、ぜひお読みください。
注文は、仙台文庫へ
どちらも、定価940円+税

加藤さんは、広告代理店を経て、20代で宝石貴金属卸業を興し、本業のかたわら出版社「カタツムリ社」を設立。食と農、環境とエネルギー、人権問題などに関わりながら、エコロジーショップ「ぐりん・ぴいす」を市民の広場とするなど、多様な市民活動を作り出してきた方です。
NPOという言葉が使われていない頃から、経営していた出版社とお店をNPO的に運営し、1997年には民設民営によるNPO支援センター「せんだい・みやぎNPOセンター」を設立するなど、理論と実践の両面で活躍するNPO界のトップランナーです。
加藤さんは、昨年膵臓がんの手術を受けたのですが、今年の3月9日に転移・再発が確認され、転院のために訪れていた病院で名前を呼び出された瞬間に東日本大震災に被災、そのまま電気・ガス・水道が止まった生活が始まったとのことです。
抗がん剤治療で「体力が衰えて、大リーガー養成ギブスをつけた星飛雄馬みたいな気分(ご本人のブログから)」の中、2冊の本を同時刊行されたのです。
NPOを運営する上での車の両輪となる、「ネットワーキング」と「マネジメント」について、これほど分かり易い日本語で書かれた本を私は知りません。それもそのはず、加藤さんは「市民の日本語(ひつじ書房)」の著者でもあるのですからね。
解説を書かれた上野千鶴子さん(NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長、元東京大学教授)をして、加藤さんの遺言の書と言わしめた2冊を、ぜひお読みください。
注文は、仙台文庫へ
どちらも、定価940円+税