NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

空海と密教美術展

2011年07月24日 | 日記
国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」を見てきました。





空海が唐から請来したもの、自筆の書、空海が指導して造った仏像など、最高峰の密教美術が集められており、展示作品の98.8%が国宝・重要文化財で構成されています。

全長約12mの「聾瞽指帰」や、東寺講堂の「仏像曼荼羅」などの前に立つと、時空を超えたような不思議な感覚に陥ります。

現代は高度な科学文明社会などと言ってはみても、空海が生きた千数百年前に比べて、進歩していることなど少しも無いことに気付くのです。

まして、無限の宇宙にあって、人間の存在なんて芥子粒ほどにもなりません。
放射線量の高低に一喜一憂する日常とは、一体何なんなのでしょうか。







10代の頃、白いトレーナーに般若心経を書き写して着ていたことを思い出して、帰りにミュージアムショップで般若心経を買い求めました。



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