我が家の庭では2~3種類のコオロギが鳴いています。しかし、ふつう物陰や草陰に隠れているので、自然状態ではなかなか写真に撮れません。鳴き声も少しは覚えておこうと毎年秋になると思いますが、未遂の繰り返しです。
台風21号に備えて植木鉢などを移動していたとき、大型のコオロギがでてきました。エンマコオロギの♀です。写真に撮りやすいところに少し移動させて写したのが、下の写真です。
エンマコオロギは北海道から九州まで広く分布し、人家周辺でも見られる身近な昆虫の一つです。「コロコロリー」(文字にするのはむつかしいのですが…)と特徴のある美声で鳴きます。
《鉢の下に潜んでいたエンマコオロギ♀ 2018/09/04》
《鉢の下に潜んでいたエンマコオロギ♀ 2018/09/04》
※ 最近、この年になって、「詩もいいな」と少し思えるようになってきました。きっかけは、星野富弘さんの詩画集です。続いてやなせたかしさんの詩を読んで共感しました。ほんとうに一からなので、図書館で「永遠の詩」シリーズ(全8巻)を借りてよみました。金子みすゞ、茨木のり子、山之口獏、中原中也、石垣りん、宮沢賢治、萩原朔太郎、八木重吉。名前は知っていて詩も少し知っているひと、名前だけ知っているひと、名前も知らなかったひと。新しい世界が開けたような気がしています。