やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シロオビノメイガ(富山市上堀町)

2018-09-27 18:27:18 | 昆虫類

地鉄電車上滝線の敷地には、2mほどの幅の草地が続いています。線路沿いの道を歩いていると、驚いた小さな蛾が飛び出し、近くのクズの葉にとまりました。濃褐色に白い帯の入った翅のシロオビノメイガで、草地に極くふつうのツトガ科 ノメイガ亜科の蛾です。幼虫は、アカザ科のホウレンソウ、フダンソウ、テンサイ、ウリ科のウリ類、ヒユ科のケイトウなどいろいろな植物を食べます。

秋になると個体数が増えるようです。


《クズの葉にとまるシロオビノメイガ 2018/09/24》 


《クズの葉にとまるシロオビノメイガ 2018/09/24》

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ハラビロカマキリ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-09-27 05:39:44 | 昆虫類

いつも数頭のモンスズメバチが樹液を舐めている樹に、この日は1頭もいませんでした。その代わりに(でしょうか?)1頭のハラビロカマキリがいました。

以前「ハラビロカマキリを見かけたら最近日本に侵入した(2010年に福井県で初めて確認)ムネアカハラビロカマキリではないか確かめて欲しい」と言われていたことを思い出しました。捕まえて確かめてみると、
  ・ 腹部がうす黄色で黒斑がある(ムネアカハラビロカマキリはピンク色) 
  ・ 前脚基節に大きな黄色の突起が3個ある(ムネアカハラビロカマキリは小さな突起が 8~9 個)
などから、昔から日本にいるお馴染みのハラビロカマキリでした。

ムネアカハラビロカマキリについては、ウェブサイト『みんなで守ろうなごやの生きものたち。/なごやの生きもの/生物情報モニタリングデータベース/昆虫類見分け方』にわかりやすく解説されています。
www.bdnagoya.jp/creature/pdf/170602_konchurui_kaisetsu.pdf 


《サンシュユの木にいたハラビロカマキリ 2018/09/26》


《サンシュユの木にいたハラビロカマキリ 2018/09/26》


《ハビロカマキリ(腹部がうす黄色で黒斑があり、前脚基節に黄色の突起が3個ある)2018/09/26》 


《ハビロカマキリ(腹部がうす黄色で黒斑があり、前脚基節に黄色の突起が3個ある)2018/09/26》

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