いつも数頭のモンスズメバチが樹液を舐めている樹に、この日は1頭もいませんでした。その代わりに(でしょうか?)1頭のハラビロカマキリがいました。
以前「ハラビロカマキリを見かけたら最近日本に侵入した(2010年に福井県で初めて確認)ムネアカハラビロカマキリではないか確かめて欲しい」と言われていたことを思い出しました。捕まえて確かめてみると、
・ 腹部がうす黄色で黒斑がある(ムネアカハラビロカマキリはピンク色)
・ 前脚基節に大きな黄色の突起が3個ある(ムネアカハラビロカマキリは小さな突起が 8~9 個)
などから、昔から日本にいるお馴染みのハラビロカマキリでした。
ムネアカハラビロカマキリについては、ウェブサイト『みんなで守ろうなごやの生きものたち。/なごやの生きもの/生物情報モニタリングデータベース/昆虫類見分け方』にわかりやすく解説されています。
www.bdnagoya.jp/creature/pdf/170602_konchurui_kaisetsu.pdf
《サンシュユの木にいたハラビロカマキリ 2018/09/26》
《サンシュユの木にいたハラビロカマキリ 2018/09/26》
《ハビロカマキリ(腹部がうす黄色で黒斑があり、前脚基節に黄色の突起が3個ある)2018/09/26》
《ハビロカマキリ(腹部がうす黄色で黒斑があり、前脚基節に黄色の突起が3個ある)2018/09/26》