秋になって、どうなることかと気をもんできた酷暑もおさまってきました。我が家の庭では、こぼれ種から広がったシソの花に、いろいろな虫がやってきています(イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、モンシロチョウ、フタモンアシナガバチ、キイロスズメバチ、ドロバチの仲間など)。
シソの花穂のあたりを「ドサドサ」とやっとのことで飛んでいるような、黒っぽくちょっと大きめの虫がいたので、確かめようと近づくと、スズバチのペアで、♀が♂に背中に乗られながらシソの花の蜜を吸ってまわっていました。10分ほど見ていましたが、交尾には至りませんでした。
スズバチは泥で徳利型の巣をつくるトックリバチの仲間では、いちばん大きな体をしています。しかし、体の大きさが半分以下の同じトックリバチの仲間に、シソの花から追い払われていました。気が弱いのでしょうか?
《♂を背に乗せ次々にシソの花蜜を吸ってまわるトックリバチ♀ 2018/09/12》
《♂を背に乗せ次々にシソの花蜜を吸ってまわるトックリバチ♀ 2018/09/12》