やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

トノサマバッタ(富山市小杉)

2018-10-30 14:32:21 | 昆虫類

犬とのいつもの散歩道の一つ「アンダーパス」コースを歩いていると、道端にトノサマバッタがいました。このコースでは、初めて見かける虫です。


《ここでは初めて見かけたトノサマバッタ 2018/10/23》


《ここでは初めて見かけたトノサマバッタ 2018/10/23》


《ここでは初めて見かけたトノサマバッタ 2018/10/23》 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セアカヒラタゴミムシ(富山市小杉)

2018-10-30 04:35:48 | 昆虫類

夕刻近く、いつもの散歩道「北陸道水田地帯」コースを犬と歩いていると、ゴミムシの仲間が水田の中の道路を横切りました。まずは遠景で1枚写しましたが、動きが早くなかなか近づいて写すことができません。仕方がないので、ゴミムシをしばらく軽く押さえつけ、もがかなくなってから手を離して素早く写しました。ですから、写真のゴミムシの脚は少し不自然かも知れません。

虫の同定は苦手ですが、とりわけゴミムシの仲間は似たものが多くて写真ではなかなか同定できない(してもらえない)ので、初めから写すことを諦めてしまうことがほとんどです。

このゴミムシは少し大きく、初めは同定できるかなと思いましたが、似たものが多く手近にある簡単な図鑑などでは私にはお手上げでした。仕方がないので、いつも教えていただいている富山県昆虫同好会のNさんに、写真をメールで送り同定をお願いしました。返事はこうでした。「最初はアオゴミムシの仲間かと見たのですが、上翅条溝はそれではなくヒラタゴミムシの仲間のセアカヒラタゴミムシでした。本種の前胸と上翅の一部が黒から赤まで個体によって変異があり、私には写真だけですぐには同定できませんでした。」

私のように本質を理解していない絵合わせ的なうわべの知識では、このように色彩の個体差がある種などでは、残念ながらなかなか種名にたどりつくことができません。


《水田の中の道路を素早く横切るセアカヒラタゴミムシ 2018/10/21》


《水田の中の道路を素早く横切るセアカヒラタゴミムシ 2018/10/21》  

  2018/10/21、図書館本館に調べ物などをしに出掛けたついでに、開架の動物関係のコーナーに立ち寄り、本を1冊借出しました
   1 『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)
この本は、前に一度借出して読んでいるので、借りるのは二度目です。なぜか前回より、今回の方がおもしろく感じました。私より四半世紀も若い1974年生まれの丸山さんの憧れの虫の思い出もなかなかいいのですが、写真を担当しておられる(富山弁は「れる・られる」の時代劇口調、この言い方が標準語かどうかわかりません…)私と同じ1948年生まれの山口進さんのコメントに共感を感じます(活字の小さいのが残念‼)。
  この本で紹介されている虫たち55種のうち、私がまだ見たことのない虫が10種(81.8%)もいました。ダイコクコガネ、チョウセンカマキリ、ナガサキアゲハ、クツワムシ、ホソミオツネントンボ…、私も一度会ってみたいと思います。
  この本以前のもので愛読していたのは『ドクトルマンボウ昆虫記』(北杜夫著)で、信州は憧れの地でした。
 


『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真

丸山宗利さんのことは、図書館で借りたのアリの巣の本(素晴らしい写真と内容で、感銘を受けました)で知りました。このブログを書くにあたり、本の正確な名前を知ろうと、市立図書館の蔵書検索(詳細検索)にかけたところ、今借りてきている本が手元にあり図書館の蔵書は複数あるに違いないのに、週刊文春など雑誌が2冊出てくるだけで本は出てきません。「蔵書検索機能がいい加減だ‼」まさしく脳の老化に原因がある「キレる老人」症状です(脳梗塞の後遺症かも知れません)。でもでも、よくよく考えると、人名ではなく書名「丸山宗利」で検索していました(自然のボケか?認知症の始まりか?)。
市立図書館の蔵書目録には、丸山宗利さんの著書が14冊も出ていました。
    ① きらめく甲虫 
   ◎② 昆虫はすごい
    ③ 昆虫こわい
    ④ だから昆虫はおもしろい 
    ⑤ 森と水辺の甲虫誌 
    ⑥ アリの巣をめぐる冒険 
    ⑦ ツノゼミ 
    ⑧ 昆虫のすごい世界 
    ⑨ わくわく昆虫記 
   ◎⑩ 昆虫はもっとすごい 
    ⑪ アリの巣のお客さん 
    ⑫ アリのくらしに大接近 
    ⑬ 世界甲虫大図鑑 
   ◎⑭ アリの巣の生きもの図鑑
感銘を受けた本の名前は『アリの巣の生きもの図鑑』でした。また借りてこようと思います。◎印の本が、私が借りたことのある本です。

この見ず知らずの丸山宗利さんに写真を送ってアブの種類を教えていただいたことがありました。残念ながら、そのパソコンが壊れて、いただいた返事のメールも見当たらなくなりました。
2016/05/03のブログは、次のとおりでした。


(2013年6月下旬の観察記録です。)

教えてもらって「アリスアブの仲間」までは辿り着いたものの、そのまま放置していた写真がありました。金色に光るきれいな双翅目のアブです。

たまたま『昆虫はもっとすごい』という鼎談を図書館から借り出して読んでいて、アリの巣に共生する昆虫を専門にされている丸山宗利氏に尋ねれば教えていただけるかも知れないと思いつき、メールで写真を送ったところ、すぐに返事がありました。ケンランアリスアブという種で、全国でも確認例の少ない希少種だそうです。

アリスアブは、「アリの巣を掘っていると時々見つかるドーム状の生物。種類ごとに決まったアリの巣で、アリの幼虫を捕食して暮らしていています」(ウェブサイト『ありんこ日記』)。見つけた場所は覚えているので、6月下旬にもう一度会いに行ってみようと思っています。


《ケンランアリスアブ 2013/06/28》


《ケンランアリスアブ 2013/06/28》

https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/c796acb0de6539f9d073d6e6d83a5888


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする