北陸自動車道に沿って設けられた道の脇(北陸自動車道側)に生えているカラムシの群落で、アカタテハの幼虫・蛹やフクラスズメの幼虫などを見ていると、茂みの中に何かがいました。よく見ると、ハラビロカマキリです。フクラスズメの幼虫を食べている最中でした。
申し訳ないのですが、いつものとおり威嚇のポーズをとってもらいました。偽瞳孔の関係で、威嚇というより「おどけ」た表情にみえました。
《カラムシの茂みの中でフクラスズメの幼虫を食べているハラビロカマキリ 2020/09/20》
《カラムシの茂みの中でフクラスズメの幼虫を食べているハラビロカマキリ 2020/09/20》
《威嚇のポーズをとるハラビロカマキリ(威嚇というより「おどけ」た表情に見えます) 2020/09/20》
《威嚇のポーズをとるハラビロカマキリ(威嚇というより「おどけ」た表情に見えます) 2020/09/20》
※ わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 44/56 ダイコクコガネ(春)
(秋・冬)の虫が終わり、これから(春)の虫です。
「ダイコクコガネ」の副題は、「斜め前からの角度がかっこいい」です。丸山さんによると、日本でかっこいい甲虫といったらその筆頭にあげられるのはダイコクコガネ。3㎝前後の虫でカブトムシ並みの立派な角と胸の独特の突起。この虫に対する憧れは幼稚園からで、何度も図鑑の絵や写真を模写したそうです。
私は、それほど熱心な昆虫少年ではなかったので、ダイコクコガネについては何の記憶もありません。ただ、ファーブル昆虫記に出てくる糞転がしは見たいと思っていたと思いますが、見に行こうとか、深く知ろうとかいうように積極的に行動したことはありません。
大人になってからもダイコクコガネを見たことがないので、これまた写真がありません。