北陸自動車道に沿って設けられた道を自転車で散歩していると、北陸自動車道側のフェンスに黄緑色の大きな芋虫がとまっていました。尾角があり、ずっしりと重そうなスズメガの幼虫です。
特徴的な色模様なので、写真をもとに調べれば種名はすぐわかるだろうと思っていました。帰宅後、『イモムシハンドブック③』でスズメガの仲間の幼虫をテェックしましたが、該当する色模様のものは見当たりません。ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』で「スズメガ科スズメガ亜科」の「幼虫など縮小画像一覧」を1枚ずつチェックしていき、似た色模様の写真を見つけました。シモフリスズメの幼虫でした。幼虫には緑色型と褐色型があり、褐色型は個体によって紫色斑紋の変異が著しいと書かれていました。色模様の他の特徴としては、「尾角の表面がツブツブ状」、「側面の斜線条とその先端から出ている背中の逆八の字紋」、「胸節にあるツブ状のライン」などだそうです。
《フェンスにとまっていたシモフリスズメの幼虫 2020/09/05》
《フェンスにとまっていたシモフリスズメの幼虫 2020/09/05》
《フェンスにとまっていたシモフリスズメの幼虫 2020/09/05》
《フェンスにとまっていたシモフリスズメの幼虫(尾角の表面がツブツブ状) 2020/09/05》
※ 市立図書館から8月29日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
1 『ずかん雲』(武田康男著)
2 『自然の中で美しい生きものと出会う図鑑』(藤原裕二著)
3 『自然散策が楽しくなる日本の生きもの図鑑』(成島悦雄ほか監修)
4 『器用貧乏』(山藤章二著)
5 『明日の記憶』(荻原浩著)
6 『テラミスの休息』(藤岡陽子著)
7 『平野レミの作って幸せ・食べて幸せ』(平野レミ著)
8 『四季のフラワーアレンジ』(KAORUKO著)
9 『とうがらしの世界』(松島憲一著)
10 『70歳のたしなみ』(坂東真理子著)
11 『江戸人の教養』(塩村耕著)