松戸駅から電車を乗り継いで京成立石駅へ。寝坊に端を発した予定の狂いにより、宇ち多゙への到着は13時丁度。店内を覗きこむと、6割方の席が埋まっている状況が確認でき、一縷の望みを持って暖簾をくぐると「ごめん、今日は終わっちゃった。」と三代目さんから。この様子だと、12時30分過ぎには閉店となったのだろうと推測されました。3度目の緊急事態宣言により、少なくとも5月中旬まで休業となることが予想され、是非にと思っていたので残念な結果となりました。この後は、近くの公園で1時間程鳩と戯れる等し、3店目に予定していた店舗へ。
越谷に到着したのは電車遅延の影響もあって、14時53分で12人の行列の最後尾へ。その後5人が来店し15時丁度に閉店となりました。そして、20分弱待って入店しさらに10分待ってラーメンが配膳されました。
小ラーメン、大蒜脂。
約9分間鍋の中を滞留していた麺。軟らかめの申告はしませんでしたが、少し長い気も。
噛むことで圧縮されて、さらに弾力が増したようなシコシコとした食感でした。
キャベツの比率が高い、もやしが会釈したような茹で加減の野菜。
丼の半分以上を覆う豚。
繊維質の主張が強めに感じるも、プルンとした脂身の効果で強硬とは思わず。
裏側にも脂身が豊富に。
単に軟らかいだけでなく、心地良い噛み応えも与えてくれる豚。
二つの層がくっきりと判別できるスープ。
脂が醤油の塩味を包み込んだようなイメージの、円やかさが先行した味わい。いつもより脂を増した影響が強く表れていたようです。
大蒜は控えめな量で、いつの間にか行方知れずに。
繊維質が大部分を占める、解れた豚がたっぷり入ったトロリとした固形脂。
約10分で完食。最近では最もこってり傾向の一杯を食べ終え、この日最後の目的地へと向かいました。