7月下旬の平日、裁判所への出張の帰りに訪れました。13時33分に到着すると11人が店頭に。車を駐車し、食券を購入しようとした4分後にはそれは3人へと減るも、8分後に入店する際には後続に12人が続いていました。なお、案内されたのはカウンターの角席で3回連続となりました。
ラーメン(脂多め)、大盛+小ネギチャーシュー丼。
ラーメン。
1分40秒の湯で時間だった麺。
つるっとしたのど越しが楽しめるも、太麺に比べてプツプツと千切れる軟い食感が目立ち、もちもちさはほとんど伝わって来ませんでした。
「啜る」というよりも「運ぶ」というイメージで食べ進めました。
黒胡椒合いますよね。
ほぼ赤身でサクッという具合に断ち切られる肉質のチャーシュー。
温められたことでさらに食べやすく変化しました。
ねぎ。
スープによってシャキッとした感触が徐々に失われ、しんなりとなっていきました。
わかめ。
少々のねっとり感がありました。
海苔。
初め、どうしてラーメンに海苔なんだろう?と思っていましたが、最近になってその意味がわかってきました。
背脂。多めでも仕上げに醤油ダレが足された形跡が。コテコテには及ばない「多め」でも、発するコクにより丼全体を支配する力を強めていました。
色合いからは醤油ベースであることが判別できるも、背脂による奥行が塩気の鋭さを大きく上回る、甘いと言い換えたくなる位に円やかな味わいのスープ。
ラー油をかけたすりおろしにんにくを少しずつ溶かしながら。
小ネギチャーシュー丼。
チャーシューは3枚。以前は解されたものの集合体でしたが、今回は柵から切り出されたものがそのまま。
こちらのチャーシューは脂身豊富で、表面は滲んで輝きを放っているかのよう。
私の席からは調理工程が確認できませんでしたが、レンジで一旦温められてから提供された?
ネギ。醤油ダレかふんだんに絡められたネギはパリッとしていましたが、ややしんなりとした部分も。ラーメン丼に移してセルフネギラーメンとしても楽しみました。
手で千切られたであろう半枚分の海苔が散らされて。
ごはんはやや硬めの炊き上がりに思いました。
こちらにも黒胡椒を振って。
暑さのせいか、タイミングによっては空席が発生する店内で15分程で完食。調理中の店主さんにお礼を言い、6人の行列の横を通り過ぎ職場に戻りました。