12月中旬の土曜日、77日振りの休日の日に訪れました。午前中は都内で所用を済ませ、店頭へは13時23分に到着。道中の飲食店の混雑具合からある程度は予想していましたが、68人の行列にはさすがに面喰いました。ぼやいていても仕方ないのでそのまま最後尾に続くと、後続に6人が並んだ13時50分に宣告となりました。その後、あまりの寒さの為か数人が列から離脱し16時45分に入店となり、ラーメンが配膳されたのは17時丁度のことでした。
大豚、大蒜脂。
麺丼。丼を見て、ここ最近では一番の量にたじろぎました。
3度に渡って鍋に投入され、4分前後で硬め分が取り出された後、残って鍋の中を滞留してる分に追加でもう一度。そして、それから2分程で麺上げが始まりました。ただ、私ともう一人の分
はその盛付が終了してからみたび麺上げが開始され、途中、こまめに茹で釜へ水道水を注いで温度調整をしているようでしたが、最長8分、最短で6分の茹で時間。この辺はプロの感覚なのでしょうね。
弾力に富んでシコシコとした食感で、スープによって茶色く染まるも、
その熱や水分に状態が影響を受けることなく。
軽い口当たりの固形脂。
サブ丼。
野菜はキャベツの葉や芯のほっくりとした食感が際立ちます。
豚。
薄く切られていても、旨味をしっかりと感じられます。
端豚は強めの噛み応えと、
纏ったキリっとした醤油タレの効きが印象的な豚。
ハムを食べているように軟らか。
とろけるような脂身を伴った野性味あふれる豚。
きめ細やかな肉質の、上品さを感じさせる豚。
破片にも硬さはなく。
無数の背脂が浮かび、ポタポタとした舌触りも、醤油のキレが前面に出た仕上がり。少し遅れて、液体油のベタっとした感触が舌に残りました。
底から現れた、ふわっとした舌触りの脂身を備えた豚はコクを与えるために入れられていたのかな?
サブ丼を受け取った瞬間、大蒜入れ忘れられている、と分かりましたが、見えない所に鎮座していたら恥ずかしいと思い、そのまま食べ進めましたが、やっぱり見当たりませんでした。
ラスト2ロットが確定していたので、久しぶりに勢いで大豚の食券を選択したものの、麺丼を見て残すかもとの不安と戦いながら、胃袋の縮みも無かったようで、約21分で完食。かなりお疲
れのご様子で奥にて休憩中の店主さんにはご挨拶できませんでしたが、毎回ホスピタリティ溢れる接客の遅番助手さんにお礼を伝え、これが今年の神田神保町店納めかな?と思いながら退店しました。