12月下旬の木曜日、個人的年末年始休暇初日のことです。13時30分完全閉店との告知があったことから、宣告は11時30分から12時の間だと予想しつつ、店頭への到着は11時47分に。恐る恐る入口の様子を確認すると、営業中であることに一安心。そして、想定の範囲内の54人の行列の最後尾へ。その後、助手さんが行列の人数を数える等した後、12時02分に閉店となりました。なお、いつものラスロ狙いの男性が、友人の分なのか「もう一人」と人差し指を突き出して恥かしげもなく叫ぶもあっさり却下されたことから、本当にギリギリだったのでしょうね。そして、この時間での閉店ですから、少なくとも20人以上が肩を落として帰ってくことに。
13時23分まで待って入店し、それから約13分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
10分弱の茹で時間だった麺は、中央がこんもりと盛り上がるようによそわれました。
同ロットの、通っているという風ではなさそうな他の2人よりも、特段量が多いようには見えませんでしたが今回も重ね丼で。
表面はややソフトに感じる箇所もありましたがプリっともして、芯に近づくにつれもっちりとした食感が強まり、実際よりも太く思えました。
松戸駅前店って麺が主役ですよ。
白胡椒と唐辛子で楽しむ余裕がありました。
いつも以上にキャベツのホックリとした存在感が立つも、もやしの美味しさも負けることなく。
豚。
ほぼ赤身で、噛み切るのに力を要した豚。ただ、パサついているという訳ではないので、スープに浸すという小細工はせずに。
見た目どおりの軟らかさで、トロッとした舌触りでした。
おまけもポロっと崩れました。
黄金色に輝くスープ。
一口目で少し強めに醤油による塩気が効いているように思うも、それ以上は強まることなく。また、時が経つにつれ、とろみが増していったように感じた甘みを伴った厚みのある味わい。豚の出汁が回っているというのは、こういう状態を言うのだな、と考えながらレンゲを上下させました。
溶岩のように野菜の山から流れ出した、ザラッとしたほぐし豚とプルッとした背脂で構成された固形脂。
一粒一粒がカリカリとしていた大蒜。
お土産麺2玉。どうやら私が購入して売切れとなったよう。
年越しそばの代わりとしますか。
15分弱で完食。ラスト2ロットということで余裕を持ち過ぎたことと、食べ難い一塁側最奥の席ということで、随分と時間を要してしまったように思い少し焦りましたが、終わってみれば許容範囲内かと。店主さんに年末の挨拶を済ませ、退店しました。