令和5年最初の金曜日のことです。仕事を終えた後に所用を済ませてから向かいました。営業時間の告知がなかったので、店頭への到着が19時42分であっても、営業していること、すなわち未だ宣告がなされていないことを知って一安心。店前自販機前付近で、34人目として行列の一員に。途中、後続に25人が続いた20時28分に閉店となった様子や、大ラーメンの食券を購入した挙動不審の中年男性に「その食券、何だか知ってます?」と質問する助手さんの所作を眺めながら、約66分待って入店し、それから10分ほどでラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。盛付は店主さん。
9分強の茹で時間だった麺。
初めは硬めだな、と思うも、次第に弾力が強いという感想に変わっていた食感。
ただ、もっちりさは健在でした。
お正月にちなんで、紅白仕様に。
ほくほくとしたキャベツともやしの香りを楽しめた野菜。
箸で持ち上げると自重に耐え切れず、びろーんと垂れ下がる豚。
瑞々しいという特長を持った赤身に、とろっとした脂身が僅かに付随していた豚。どちらの豚も厚くカットされていましたが、軟らかく。
丼の底からは破片?
これも含めて、3つぐらい入っていたよう。
黄金色に輝くスープ。
見た目に反して、強めの塩気が先行する仕上がりに少し驚きながらも、瞬く間にとろんとした舌触りのふくよかな味わいがそれを上書きしていきました。
ツンッとした辛みを持っていた大蒜。
脂と言いつつも明らかにほぐし豚の比率の高い固形脂。
およそ15分で完食。意図的に調理のペースを落としているように見えた店主さんにお礼を伝え、帰路に就きました。
助手さんから確認の入った件の中年男性が隣席に。私が食べ終えた頃でも、半分位の固形物が丼に。試しに店外から観察していると、次々ロットのコールまでギリギリ粘ること、着丼から22分強。完食できたかどうかは分かりませんが、お店の時間調整も含めれば、20分以内に完食出来ればロット乱しにはならなさそう。