4月中旬の土曜日、雨降りしきる中訪れました。15時07分に店頭に到着し、未だ営業中であることを確認して44人の列の最後尾へ。そして、後続に6人が続いた15時24分に閉店となりました。一向に止まない雨に加えて、4月にしては低い気温ということもあり、前方だけでなく後方でも離脱者が出たようですが、かなりゆっくりめの回転ということもあり、入店は17時37分まで待つこととなり、それから20分後にラーメンが配膳されました。
大豚、大蒜脂+ネギ。ラストの1つ前のロットでしたので、十分な時間が確保できると考え、豚入りを。また、助手さんがいつものようにサブ丼用の器を用意すると、盛付中の店主さんの「どうっすかな?」という声が聞こえましたので、一つの丼に乗るとの判断が下されたようです。
不思議なことに、4分強の茹で時間だった麺は、硬め分のみが5分弱鍋の中を滞留した後取り出されてから、鍋に投入されました。
細くパツンっとし、跳ねるような性質を持っていました。
総じて、強靭な歯応えを持っていたように。
キャベツがしんなりとする位に奥まで火が入った野菜は、自身が持つ甘みを極限まで絞り出していました。
赤身主体の豚はポロっと崩れて。
表面に液体が滲んだ、脂身豊富な豚。
全体的に小振りな豚が多く。
トロッとした脂身が印象的な豚。
脂身の比率が高い、
端豚。
しっとりとした赤身が魅力的な豚。
赤身と脂身、紅白のバランスが取れた豚。
その他にもゴロっとした、どれかから崩れ落ちたようなものも。
総計8つもの豚が入っていました。
スープ。
一口目でとろみがあって甘辛いと感じました。その後も、たぷたぷとした舌触りが伝わるも同時に醤油の存在も確かに覚えながら、全体的に乳化傾向の仕上がりに思いました。底付近に、ひばりが丘駅前店で見かけるような、豚肉の繊維部分を発見したのも、その感想に影響を与えていたのかも。
大蒜はたっぷりと、そして無造作に。
固形脂は味付けされていない背脂。
ネギ。
多めの量に感じるも、麺と一緒に口に運ぶとあっという間に。
15分弱で完食。かなりお疲れの店主さんと助手さんにお礼を伝え退店しました。
皆が雨の中3時間前後待つ中、閉店後に訪れ、ほとんど待つことなくラーメンを食べる方が2名。細かい事は抜きにして、羨ましかったです。