9月の4連休3日目の臨時営業の日に訪れました。都内での所用を済ませ電車で越谷駅へ。予想以上に時間を要してしまい、店頭への到着は14時57分となりこの時点で行列は23人。直後、店主さんからの指示で閉店となりました。入店はそれから約40分後、さらにラーメンが配膳されたのは約15分後のことでした。
小ラーメンと小ラーメン+汁なし。最終ロットだったので、連食も可能だろうとお店の方には確かめずに注文してみました。特に注意はありませんでしたが、本当はどうなのか次回聞いてみようと。
小ラーメン、大蒜。
やや幅広く見える麺。
プリプリまでは行かない弾力とモチモチさを兼ね備えています。口に入れると見ため以上にボリュームが伝わってきました。
通常営業再開後、張り詰めたような硬さに寄った食感が際立っていたのですが、今日は軟らかめに振れていたかと。
軟らかめをお願いしようかとも考えていましたが、結果その必要はありませんでした。
フレッシュさを感知しない、火の入りの深い茹で加減。これ位の方が麺やスープとの絡みが良く好みです。
大きく厚い豚。
接合部分で崩れてしまう、軟らかいだけでなく噛み応えを持ち合わせている豚。
噛み切る際にゴムのように伸びる豚。ぐっと歯を押し当てるとジュワッと旨味が滲み出てきて。
甘さとコクを直感的に受取れるスープ。甘味や塩味がと言う意味ではない、恐らく豚の出汁が効いているからであろう濃厚さがあります。他店と比べるのは好ましくないでしょうが、小岩店のそれを濃縮した後、液体油の量を減らして後味をスッキリさせたようなイメージです。
口の中でジャリという音を立てて消えていく大蒜。
続いて、小ラーメン+汁なし(生卵付き)、大蒜を。ラーメンから少し遅れて配膳されました。
予め、助手さんがトングを使って丁寧にタレを絡ませてから提供された麺。
小ラーメンを食べ終えてから箸を付けましたので、時間が経過してしまい表面が少々ヌチョッと。
スープに浸っていないことで反発力が増して硬めの触感なのかと想像していましたが、そこまでの変化は感じられませんでした。
お辞儀したもやしと色鮮やかでほんのり甘いキャベツが印象的な野菜。
豚。
乾燥した表面もその直下はしっとりとしていた豚。結合部の艶やかな脂が食欲をそそります。
脂身が全体に散らばった、みっちりさに加えて伸縮性に富んだ肉質。
フライドオニオンはカリッカリで多めに。もっとあっても良いくらい。
大蒜はよく混ぜた後の麺と一緒に食べましたが、ブラックペッパーや凝縮された汁なしのタレの影響でその風味は行方不明に。
ラーメンのスープに比して醤油の存在感が増し、ブラックペッパーが加えられてたタレ。量は丼底に滞留するだけでしたのであまり多くはないかと。
生卵は別皿に全卵で。
良く混ぜ混ぜして。ブラックペッパーの刺激的な辛さと香りが強まりましたが、卵を溶かしたことで味がぼやけてしまった気も。味においてラーメンとの際立った違いを受取れず、暫くの間放置していたことと、期待値が高過ぎたことも加わって、正直拍子抜け。次回以降、汁なしだけを注文して再確認を。
都合19分程で完食。4連休が主要因と推測される大混雑の影響か、お疲れ気味の店主さんと助手さんにお礼を言い退店しました
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