7月下旬の土曜日のことです。この後の予定を考え早めに自宅を出立し、この月3回目の臨時営業が行われる店舗にて、11時39分に列に接続。この時の人数は9人と、酷暑とは言え限定メニューが提供される状況では、拍子抜けする少なさ。それから、後続に4人が続いた11時52分に入店し、12時06分にラーメンが配膳されました。なお、12時19分に退店する際でも行列の人数は11人だけでした。
大ラーメン(塩に変更)、野菜大蒜脂。
麺。
8分弱を過ぎた頃に麺上げが始まり、1分強を要して5つの丼に振り分けられました。そして、軟らかめリクエスト分は、通常分の配膳が終わった後、鍋から取り出されていました。時間にすると2分前後の違いはあったろうと。
細く丸みを帯びた形状で、シコっとした食感を持つ表層の下にはモチっとした感触が感じられました。ここ何回かの経験から、塩ラーメンの時の方が、しなやかさが強調されるような気がします。
卓上の胡椒を。
極限まで火が通ったようで、ぐったりとした野菜。それがスープとの絡みを高めて。
豚。
軟らかくポロっと崩れた赤身のあちらこちらに、とろとろの脂身が散りばめられていた豚。
端っこでありながら、荒々しさと共にしっとりとした舌触りも持ち合わせていた豚。
周りの、醤油ダレが染みた部分剥がれ落ちて、ほぐし豚のようにも。
琥珀色のスープは、液体油の主張と、塩よりも醤油の存在が色濃く反映された尖りある塩味が強い仕上がり。食後になって喉がイガイガとする位。
また、同時に覚えた旨味は、魚介の風味を纏っていたように思いました。思い違い?
辛みが喧嘩してしまって、塩ラーメンには不要とさえ思った大蒜。
背脂の中に、豚の切れ端が混じっていた固形脂。
香味野菜も。
およそ12分を要して完食し、次々ロット分を調理中の店主さんにご挨拶し、退店しました。
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