12月の最初の土曜日夜の部の訪問です。JR田町駅より山手線と中央線を乗り継いでJR武蔵小金井駅に。冷たい風の吹く中、徒歩でお店へ。
20時30分頃お店に到着すると、店内にも待ちがなく直ぐにカウンター席に誘導されました。食券をカウンター上に置き麺増しをお願いし、水
を汲んで席へ戻り、厨房内のカレンダーを確認すると年内は23日(日)が最終営業日となるようです。
大の食券を購入した大学生風の2人組に「大はかなり量多いですよ。」とやんわり注意し、注文を小に変更させる髭の助手さんの熟練の客捌きを
横目にボケッとしていると、入店から15分程で配膳された、
大汁なし、麺増し(大+小)大蒜。
髭の助手さんより配膳された生卵。この日はお椀ではなく丼が使用されていました。
何故か今までの丼ではなく、麺増し(大+大)で使用されたすり鉢に入れられて。
フライドオニオンはカリッカリとした食感。タレと混ぜても予想外にその食感が維持されることが判明。最初に混ぜ混ぜしてもその食感は最後
まで保たれます。
野菜はもやしの歯応えが少し残る程度の茹で加減。キャベツの甘さが舌に残ります。
大蒜はこれ位。かなり細かく刻まれ、辛さは控え目でした。
豚は2つ。どちらもたっぷりとタレを纏っています。
全体に脂身が混入しトロっとした食感、噛むとジュッと浸み出してくる豚の旨味とタレの味が混ざって絶妙の味わいに。
脂身少なめながらもしっとりとして柔らかな赤身の美味しさが感じられる豚。この日の豚はどちらも大当たり、豚増し売切れが恨めしく思い
ました。
分厚くプリプリした噛み応えで強い弾力を感じる存在感抜群の麺。旨味の詰まったタレをたっぷりと纏ってはいますが、麺そのもののほんのり
とした甘さを感じることも出来ました。麺の美味しさを楽しむのならスープに浸らない、汁なしやつけ麺です。
生卵を潜らせると、タレの味が優しく変化し、まろやかさが加わります。
タレは豚の出汁による甘さにブラックペッパーの辛さが加わった濃厚なもの。量は普段より多かったです。
店内待ち席にも終始空席が発生する程のんびりとした店内で、余裕を持って15分程で完食。最初にすり鉢を見た時は焦りましたが、量は申請
通りだったと感じました。食べ易いようにと、すり鉢は暫定店主さん、生卵の入った丼は髭の助手さんが配慮してくれたのでしょう。お二人と
挨拶を交わし店を後にしました。
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