日本堤から三ノ輪駅へ向かって日比谷線で築地駅へ。本来ならここで新富町駅に移動し有楽町線に乗り越えて月島駅まで向かうところですが、少しでも電車代を節約しようと築地本願寺付近の出口から徒歩で25分を要してお店へ。ただ、電車代はここで降車しても同額だと後で知ってがっくり。18時過ぎには店頭に至るも10人の行列が目に入ったことと前の店での酔いが少し残っていたこともあって、周辺のベンチで1時間休憩し19時丁度に再びお店へ。この時点でも7人が行列を形成しており、入店は後続に7人が並んだ36分後となりました。また、21時になると暖簾が仕舞われましたが、その直前まで断続的にお客さんが訪れ店内は常に満席状態でした。
黒ビール、500円。
初めて飲んだ黒ビールは、普通のものに比べて苦味が抑制されて円やかさすら。また、泡立ちはあまりよくありませんでした。
牛にこみ(半分)、400円。
シャキっとしたネギは忘れずに。
真ん中に大きな穴が開いたレバ。
厚みのあるテッポウ。
弾力があり、脂の旨味が堪能できます。
滑らかな食感だったのはフワ?
コリコリとした食感を持っていたのはハツモト?
瓶ビール、750円。
何も指定しないと、キリンラガーの大瓶が提供されます。
黒とは一転、心地良い苦味が全開の味わい。
ぬた、550円。器も冷えていました。
鮪の中トロが4つ。中トロは脂が乗って舌の上でトロリと溶けるよう。
タコぶつと鳥貝。
わけぎとわかめ。
酸味と甘さの調和が取れ、どちらも突出しすぎない酢味噌は魚介にも海藻にも合います。
最後に残しておいたお楽しみの中トロを頬張って。
1時間40分程滞在して2,200円の支払い。途中、隣席の通い始めて10年という常連の小綺麗なマダムに話しかけられことをきっかけに、今は亡き幻のメニュー牡蠣豆腐の存在や先代女将時代の岸田屋の様子等貴重な話を聞いて、帰路に就きました。
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