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毎日が夏休みだったらいいのに・・(夏の想い出)

2011年07月08日 06時06分44秒 | ノンカテゴリー
6月29日 梅雨が終わった。例年ない短い梅雨だった。
カレンダーをめくりながら、記憶の中の遠い夏を想う。


宮崎でも田舎の方に住んでいた私は、朝6時のクワガタ獲りが1日のスタート。 そしてテレビ・漫画を見て、ちょっとだけ勉強・・午前中を過ごした。そして昼から約2キロ程離れた祝子川まで泳ぎに出かける。

河川敷に自転車を置き、80メートル先の向こう岸まで水の中を歩いて渡る。
川の水は冷たく、そして澄んでいて、腰のあたりまで水につかるまではには、かなりの勇気がいる。
向こう岸につくと、いつもの仲間がいる。ほとんど皆勤賞の友達同士だ。
やっぱり冷たい・・・水の冷たさで唇を紫色に変わる。陽に焼けた石を唇にあて温めたりしながら、友達とテレビの話題、特にベストテン番組のランキングされた曲や歌手の話題で盛り上がった。



Photo


話も尽きた頃、5メートルはある飛び込み台へと向かう。飛び込み台といっても、近くにある旭化成レーヨン工場の水門だ。僕達は、飛び込み台と名付け、いろんな飛び込みのバリエーションを楽しむ。
・・とはいいながら、本音は怖いのが本音だ。お腹から落ちたり、背中から落ちたりと、ちょっと気を抜くと痛い目に合うのである。それをみんなで怖いながら飛び込んでお互い楽しむのだ。また、どこまで深く潜り、底の石をつかんでくるか、そんな遊びもした。最後には、飛び込み台のそばの木のてっぺん(7メートルはある)から「俺の体がいくつ入るか見ていてくれ~」という勇敢な奴も登場したりした。
今考えると、ほとんど意地の張り合い・・・だった。


泳ぎが終わると、近くの食堂でうどんやかき氷が食べに行く。うどんが60円。かき氷が30円。今考えるとびっくりするような金額だが、その頃はおこづかいも少ないので、たまにしか行けない。それでも泳いだ後の食事はおいしくて、その食事代を捻出する為、いろんなものを浮かしたりする節約術や廃品回収などの経済行為・・!?を身に付けた。


毎日、日が暮れるまで遊んだ。本当に毎日楽しかった。
毎日が夏休みだったらいいのに・・・。今の子供達も同じだろうね。

少したるんだお腹を見つめながら、記憶の中の遠い夏を想った。






Natu