少しづつ走りだしたきっかけ

この秋、最愛の家族の三回忌を迎えます。

余命1週間の告知から3週間の看病そして看取り…。

しばらく胸の中にぽっかり穴があいたような…

哀しみを忘れるために、わざと忙しくしてました。

でも、本当の私は、抜け殻状態。

心の中は、隙間だらけ。

コボン(息子)のために料理はするけれど、私はまともな食事ができず…

チョコレート、ブラックコーヒーが主なエネルギー源でした。

走ることからも遠ざかってました。

ある日、マラソンの恩師であるサンタ監督が御所でランニング中、カッキーさんに出会いました。

その時、たまたま私の話題になったらしく

「M見ちゃん、家族を看取ってから落ち込んで全然走ってない。」

そんなサンタ監督の言葉に心配したカッキーさんは、私の携帯にメールをしてきてくれました。

夜、一人になると故人の遺品に囲まれた部屋で泣いていた私…

今、思い返せば普通の内容のメールだったと思います。
でもその時は、温かいものを感じ、本当に嬉しかったです。

時々投稿するブログの、ハチャメチャな私の食生活…
それを見てカッキーさんは、一人で自炊している料理の写メを送信してくれました。

ブログにもコメントもらい…

おかげで少しづつ、抜け殻だった私の心にエネルギーが戻り…

人生、一人で生きていけるということはありません。

気がつかなくても、身近な人から助けられて生きています。

いつの間にか、大切な存在になっているのです(^-^)

少しづつ、走り始めてます。
相変わらず、脚の故障は多いですが、水泳も再開。

マラソン大会が、コボンとのコミュニケーション手段でしたが、今は水泳(^-^)。
いつの間にか、私に水泳を教えるまでになり、立場が逆転(^^;)゜゜゜゜゜゜

私の泳ぎを見て、いろいろ批判するコボンの言葉も、ものすごく愛おしい…

未だに相変わらずの親ばかです。