67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

タイプ2はやっぱりキャンパーのものだ!

2008-01-14 23:04:23 | Volkswagen

 この連休中、ずっとコール当番だったので遠方には行けずでしたが、久々に67westyでドライブしてきました。トイレに立ち寄った道の駅で、子供たちが「熱いココアが飲みたい!」ときたもんだ!



 「ハイハイ」って感じで、早速、バスの運ちゃんはベンディングマシンにいってココアを買ってきました。子供達は準備万端、テーブルを引っ張りだして室内灯までつけて一休みです。隣を通っていくドライバー達の熱い視線を浴びてしまいました。

 いつもは自宅からは少し離れて車庫に収納されているキャンパーですが、子供達は本当にこの車が好きなのですね。車庫まで歩いていって、シャッターを挙げると出てくるファニーな顔に子供達は大喜びです。やっぱりタイプ2の顔って癒し系ですよね。そしてタイプ2なら、すぐに中でくつろぎのスペースが作れてしまうキャンパーのものですね!

ZOOTと対等にわたり合うアニー・ロスがいい!

2008-01-14 00:12:44 | jazz & vocal
A Gasser/Annie Ross
(World Pacific WP-1285)


 以前に初リーダー盤のAnnie By Candlelightをアップしたときに、結構盛り上がったアニー・ロスのパシフィックの3枚、改めてZOOTとの共演の「A Gasser」を聴いてみた。World Pacificのオリジナルモノラルと思いますが、はじけるようなアニーのボーカルが全くZOOTのスムースでスィンギーなテナーに負けていないことに気づきます。もちろん、マリガン盤も素晴らしいですが今日はこの「A Gasser」にスポットを当ててみます。

 メンバーはAnnie Ross(vo), Zoot Sims(ts), Jim Hal(g), Russ Freeman(p), Monte Budwig(b), Mel Lewis(ds)の五重奏団が主体です。曲によって、ジムの代わりにBilly Bean(g)が、メルにかわってFrank Capp(ds), ズートにかわってBill Perkins(ds)がプレイしています。まず録音が素晴らしく、はじけるボーカル、スウィンギーでソフトだけど圧力を感じるズートのテナー、ビビッドで余韻の少ないラスフリーマンのピアノ、そして甘くとろけるような、一聴、ナイロン弦かと思わせるジムのギター、オリジナルには参ったというところです。A-1のスウィンギーな"Everthing I've Got Belong To You"でもう、ハスキーなアニーとズートの対決の翻弄されること請け合いです。ラスフリーマンも負けていませんよ。バラードの"I Didn't Know About You"のジムのトーンの素晴らしさに酔えます。残念なのは"Lucky So And So"のビル・パーキンスです。決して悪い演奏じゃないですが、ズートの演奏が歌心、イマジネーションが圧倒的で比べられるとかわいそうです。オブリガートからシンガーに絡んでいって一気にソロを吹いて短く簡潔するこのズートのスィングナンバーでの爽快さは他にないと思いますよ。

 最近入手したものでWorld Pacificのオリジナルモノラルと思います。日本盤でも十分に味わえた筈でしたが、こんなに強い印象はなかったのが実のところです。アニーとズート全く対等ですね!