67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

モノモノ大作戦

2006-04-21 22:44:02 | jazz & vocal


遂に導入できました。モノモノ大作戦の主役。DENONのモノラルカートリッジDL102で す。NHKをはじめ民放各社で長きに渡り採用されているモノ再生に最も適したMC型高出力(3mV、トランス不要)のカートリッジです。自重が13gと重 く、針圧3gでDD方式のアナログプレイヤーDENON DP-57Lに取り付けました。これで芯のある音でモノラルレコードの再生が出来るようになりました。一重に自分に強力にモノシステムの導入を薦めてくだ さったmono-monoさんのおかげです。このプレーヤーは社会 人になった時に最初に購入したオーディオセットの一つです。長らく倉庫に眠っていたのですが、再び日の目をみる事になりました。プレーヤーとの相性などは よくわかりませんがモノラル再生で活躍するようになりました。カートリッジと引き換えにこのDENONプレーヤーと一緒に購入したJBL4312を売却し ました。



右側がモノ再生用のDENON-DP57L、左側は従来のプレイヤーで今日からステレオ盤再生専門になったthorens TD320MKIIIです。プレアンプに入れるときにケーブルの抜き差しも考えたのですがプリアンプの裏面での操作は極めて煩雑です。結局LUXMANの オーディオセレクターAS-44を介してワンタッチでの切り替えが可能なようにセッティングしました。モノの方がややゲインが小さい気もしますが、操作も 簡単で瞬時にステレオ盤、モノラル盤の切り替えが出来ます。右側にCopland のプリとQuicksilverのパワーアンプを配したスタイルに切り舞えました。コレからどんどんモノラル盤を聴いていこう思います。またよろしくご指 導ください。

アコギレッスン1年を振り返って

2006-04-21 07:08:51 | アコギ

 昨年4月からはじめたアコースティックギターのレッスンも1年を経過しました。月3回(1回30分)のレッスンを1年間受けて、うまくなったかどうか?昨年12月無謀にも、ライブに出演、実力が出る訳もなく人前で演奏する難しさをイヤという程、味わっておきながらやっぱり続けています。やっぱりギターが好きなんですね。アンプ、ピックアップまで購入したが登場機会はそんなにある訳ではないですよね。でもスラー、チョーキング、トレモロ、ハンマリング、プリングオフなどテクニックは確実にうまくなったかな?人前ではできなくても自宅では出来たりして演奏の幅も広がりました。十八番もいくつかできましたといってもまだまだですが・・・。
 アンジー(ポール・サイモン)をはじめ、テイク・ファイブ(ポール・デスモンド)、ゲゲゲの鬼太郎(いずみたく)、エンターテイナー(スコット・ジョプリン)、ビフォー・ユー・アキューズ・ミ-(クラプトン)、こんな曲がまあそれなりに弾けるなんてのは1年前はとても無理でしたから、やはりうまくなったんだと思います。夏頃にアンジーを克服したのが大きかったですね。まだまだうまくなりたいし、N先生コレからも宜しくです。画像はマーチンD-41のサウンドホールです。永く続けられそうな趣味ですから、コレからもボチボチ行きましょう!!!

フランの服は?

2006-04-21 01:07:10 | jazz & vocal

Someday My Prince Will Come/Miles Davis(Columbia CL1656)

 今日は超有名盤で失礼します。このアルバムは白雪姫の主題歌タイトル曲をマイルスがミュートで攻める皆さんおなじみのアルバムですよね。コルトレーンに比 べてモブレイの凡プレーが取りざたされる奴です。演奏についてはみんなモブレイが良いとか悪いとかいろいろ議論が多いと思いますが、今日の話題は当時のマ イルス夫人フランの服です。最近、このモノラルオリジナルを手に入れたのですが、”フランはこんな柄の服を着てたのか!”と思ってしまった訳です。皆さん の所有盤はどうですか?服のエッジ部分が映っているかもしれませんが、このモノラル盤では柄まで確認できるのです。


Someday My Prince Will Come/Miles Davis(Columbia PC8456 reissue)

上の画像が自分がジャズを聴き始めたときに入手したこのアルバムのステレオ再発盤です。このアルバムはさらにcolumbiaのマークの上にCBSと書か れた金色のシールまで貼られ、さらにセンターレーベルには金のリング状のシールが貼られているというヘンテコリンなアルバムなのです。上記モノラル盤を入 手するまでは、コレしか自分の手許にはなかったので、フランの服に関しては全く思いもよらなかったのですがモノを入手して再発見した訳です。 再発時に、ジャケの写真のトリミングで変わってしまったのでしょうが、これがあるくらいですから再発のカバーは色調の変化やサイズ、フォーカスなどがおか しいのは日常茶飯事なのでしょうね。やはりオリジナル盤の人気が高いのは、こういった再発カバーの手抜きにあるのかもしれませんね。ここまでやりだすとキ リがないのはわかっているのですが・・・

ベン・ウェブスターのテナー

2006-04-20 00:15:25 | jazz & vocal
The Soul of Ben Webster
(VERVE MGV-8359)


 またVERVEですかと言われそうですが本当に奥が深いレーベルですね。swanさん曰く”秘境”、この混沌とジャケの素晴らしさ、演奏はあくまでも entertaiment, ジャズの歴史をかえたようなコルトレーンやマイルス、モンクもいないし、渋い楽しい演奏が多くDIGしていくとキリがない感じです。 今日は、フロッグの愛称で知られているエリントニアン、ベン・ウェブスターで行きましょう。コレは確か国内盤が出ていると思うのでベンのテナーが好きな方 は、かなりの方が所有されていると思うのですが・・・
 ベンのテナースタイルについては今更説明するまでもないですがサブトーンをいかした硬軟織り交ぜた豪快なサウンドが特徴と思います。特にバラードプレイ でのすばらしさはテイタムとの共演盤などでも堪能できますよね。ここでの”チェルシーの橋”での素晴らしさ故、自分のターンテーブルには頻繁に載せられる アルバムです。メンバーはテナーにベンとハロルド・アシュビー、トランペットにアート・ファーマー、ジミー・ジョーンズのピアノ、マンデル・ロウのギ ター、ミルト・ヒントンのベース、ドラムにデイブ・ベイリーです。ブルース曲に於けるベンのソロもアーシーでいいですね。またファーマーのコントロールさ れたブルースソロはクールストラッティンの ソロを思い起こさせるものです。ジミー・ジョーンズのリリカルなピアノプレイやマンデル・ロウのシングルトーンのソロも聞き物です。
 カバーは公園のベンチで寄り添う恋人を油絵タッチで描いたものでカバーのサインをみるとSam Daijogoというアーチストの絵だと推測されます。またピーターソンの作曲家シリーズで登場したMERLE SHOREの名前がart directorとしてcreditされています。MGMのT字レーベルですがお気に入りの一枚です。

若葉の季節

2006-04-19 05:28:30 | 輸入住宅

 かなり暖かくなって、日中は半袖の外出も可能になってきました。VWの運転にも気持ちのいい季節です。
 さて、この時期は我が家も凄くきれいに?なります。庭のケヤキや銀杏は落葉樹なので冬場は全く葉がありません。秋の色づいた葉も良いですが、この季節は一日一日、新しい芽が、葉が、小枝が出てきます。ほんとに一日で凄く葉の数が増えていきます。後ろは山ですのでここの緑も、日一日と緑が濃くなり、新緑から深緑に変わっていきます。自分は、この緑の季節が一番すきですね。特に、雨上がりでは空気が澄んで快適です。まだ、虫も少なく庭やデッキにいて本当に気持ちがいいですね。夜になって、デッキにでてランタンつけてボーッとするのもマッタリしてていいですね。
 画像は、門扉をくぐったアプローチから玄関方向を狙ったショットです。
 暑くなる前のわずかな時期ですが、毎年体感できるうれしい季節ですね。

Herb Ellis Meets Jimmy Giuffre

2006-04-19 04:39:53 | jazz & vocal
Herb Ellis Meets Jimmy Giuffre
(Verve MGV-8311)


 オスカー・ピーターソントリオのギタリスト、ハーブ・エリスのソロにスポットを当てた作品の一つです。ピーターソンのトリオではいわゆるリズム部門をま かされ、ソロをとっても音の数が多くスウィンギーなコードプレイを聴く事が出来ますが、ここではジュフリー率いるmini big bandをバックに、ゆったりとしたシングルトーンのソロを聴かせます。バックのアンサンブル自体が厚く、さらにリズムギターにジム・ホールを配すると言 う編成のためか、エリスはシングルトーンを中心としたメロディックなソロになっています。決して派手ではないですがいぶし銀のようなプレイで少しこもった ようなこの音色が二重丸です。"When Your Lover Has Gone"のバラードプレイは出色です。
 バッキングはジュフリーが率いるバンドです。ジュフリーと聴くと、へんてこりんな実験的アプローチがときにみられちょっと取っ付きにくい印象があります が、ここではそれも気になりません。バンドのメンバーが当時のウエストコースター総出演というぐらい凄い!!!アルトはバド・シャンク、アート・ペッ パー、テナーがジュフリーとリッチー・カミュカ、ギターがエリスとジム・ホール、ピアノがルー・レヴィー、ベースがジョー・モンドラゴン、ドラムがスタ ン・レヴィーです。  
 おおっ、ペッパーか!とアート・ペッパーファンには気になるところです。そろパートは少なめですが、芯のあるトーンで時に出てくるソロは思わずニヤッとしてしまいます。A-3に聴かれるソロは、まさしくペッパー!やっぱり、存在感ありますねぇ!

女流オルガニスト:グロリア・コールマン

2006-04-18 00:09:02 | jazz & vocal
Soul Sisters/Gloria Coleman
(impulse A-47)


 女流オルガニストといえば、なんといってもシャーリー・スコットですよね。彼女の夫がスタンレイ・タレンタインである事はよく知られています。さて本日 の主役はマイルスのバンドで活躍したテナー奏者ジョージ・コールマンのワイフであるグロリア・コールマンのインパルス盤です。顔は、ちょっとボーカリスト のメイヴィス・リバース似ですよね。オルガン奏者はテナーサックス奏者と夫婦になる事が多いのでしょうかねぇ・・・?そういえばシャーリー・スコットもイ ンパルスにリーダーアルバムが多いですよね。
 このアルバムはソウルシスターズというだけあって、もう一人の女流ミュージシャンの参加があります。ドラムのポーラ・ロバーツです。ドラムは”んー”と いう感じで今イチな感がありますが、女流ということで許しましょう。他のメンバーはグラント・グリーンのギターとレオ・ライトのアルトで、カルテットの演 奏です。グリーンとライトはそれなりのファンキーでソウルフルな演奏で楽しむ事が出来ますよ。
 曲は、ほとんどがグロリアのオリジナルです。ぜひ、ジョージ・コールマンとの共演を聴いてみたいものですが、この共演盤はないと言われているようです。
 レーベルはオレンジ/黒のインパルスのオリジナル、モノラル盤です。パンチホールが小さく空いていますがご愛嬌と言ったところです。

Irene Kralのヴォーカル

2006-04-17 06:14:40 | jazz & vocal
Better Than Anything/Irene Kral with The Junior Mance Trio
(ava AS-33)  

 久しぶりに、ヴォーカルものです。インストファンの皆様、すみません。カテゴリーも"JAZZ & VOCAL"なものでご容赦を!
 今日のシンガー、アイリーン・クラールはジャズヴォーカルでは有名なデュオのジャッキーアンドロイのロイ・クラールの妹さんです。彼女自体はアメリカ人 なのですが、その歌唱はアン・バートンのような、どこかヨーロッパ的な雰囲気を感じるシンガーです。バラードが得意で、ほとんどシャウトする事はありませ んが、内面からにじみ出るような哀愁、繊細さが売りであろうと思います。
 ここでは、ジュニア・マンス・トリオ(ベース:ボブ・クランショウ、ドラム:ミッキー・ロカー)のコレまた繊細で白人のピアノトリオを思わせるような バッキングで聴かせてくれます。"This Is Always"の美しさは、特筆ものです。1963年の録音で、マンスのピアノも油の乗り切った状態で、スウィンギーな"JUST FRIENDS"の間奏のソロなどは彼のピアノも十分に楽しめますね。ボブ・クランショウもコントラバスでのプレイ(確か彼は後にエレクトリックベースへ の変更を余儀なくされますよね?)で絡み付くようなピチカートを聴かせてくれますよ。
 avaレーベルはボーカルに結構渋い盤を、送り出したレーベルですよね。
 さらに、アイリーンのヴォーカルを楽しむにはUnited Artistsから出ている"The Band and I"です。もし、お聞きになっていなければ一聴の価値がありますよ。自分のfavorite singerの一人です。

三角窓

2006-04-16 20:59:39 | Volkswagen

 ご存知のように我が家のファーストカーは画像の66年式VW1300です。今日は、昨日とはうってかわっての快晴。風の強い日でしたが、昼間は南国高知は20℃を越える陽気でした。こうなると、bugの窓を全開にしてドライブできます。自分は、窓全開、それも三角窓全開でドライブするのが好きです。軽快なフラットフォーサウンドがよく聞こえ、仕事に乗っていく時も帰って来る時もなんだかウキウキしてしまいます。こうやってエンジンの音を聞きながらドライブするのが空冷VWを所有する醍醐味でもあります。エンジン音が聞こえると、今日は調子がいいとか悪いとかわかったりしますしね!まさにFUN TO DRIVEです。でもこうなると完全にVW病です。罹患するとなかなか直す事が出来ない病気ですが、ミニやシトロエンなど旧車を愛する方々はみんな同じでしょうねえ?今の時期、エアコンもいらない(ないのですが)、ヒーターもいらない時期がVWには最高です。夕方になると少し寒くなってきてまだ三角窓全開は厳しいものがありますね。画像は今日仕事返りに自宅前で撮影した66bugです。三角窓全開です。このスタイルがBUGらしくていいですね。
 三角窓はVENT WINDOWとも呼ばれ、風の取り込みをして室内に空気の流れを作る大事な窓です。雨降りのときにはすこしすかしてwindshieldの曇りを防止する役目もあります。もう少し暖かくなると、後方のクゥオーターウィンドに取り付けたPOP OUT WINDOWが活躍するようになります。こうなるともう夏ですね。汗かきながらのドライブの季節がやってきます。今のドライブに良い季節を十分に楽しみたいものですね。

キャンプ道具の整備

2006-04-16 07:08:19 | キャンプ

 昨日はひどい雨でしたね。まさに春の嵐。bugでの外出でしたが、もうバケツをひっくり返したようなハードレインで弱小ワイパーの我が66年式にとっては超苦手なコンディションでした。それでもなんとかこなしてくれるあたりが、我が家のファーストカー66クンです。
 こんな雨の日には、キャンプ道具の整備に限ります。忘れ物も困り者ですが、最近は、キャンプ場で消耗品は調達可能になっていますので何とかなりますよね。でも、キャンプ場で持っていった道具が作動しないくらい難儀な事はありません。特にランタンとツーバーナー等の火器の動作だけは確認しておく必要があります。灯りは、足りないと不便で淋しくなりますよね。不必要に明るいサイトもイヤですが(多分にその傾向はアルのですが・・・女房は我が家のサイトをいか釣り船かと言います)、光量のないサイトも不便です。ツーバーナーは作動しないと湯を沸かす事も出来ないし、料理も出来なくなり大ヒンシュクですので作動確認は必須です。父親のメンツが丸つぶれになりますからね!!!
 画像は昨日整備した、200A/burgundyと整備用のパーツを入れたbagです。このランタンは61-62年に製造された200Aでタンクがburgundy colorのモノを言うようです(画像でわかりにくいですかねェ?)。製造期間が短く貴重ですがタンクの塗装が弱いと言われています。自分のものも例に漏れず、塗装はハゲハゲでまさに実用品です。ある掲示板の記載によると1961年8月から翌62年の5月の刻印があるものを言うらしく、62年5月以降の濃い赤のモノとは一線を画するとの事でした。まあ、灯りを提供できればいいわけで塗装よりも作動が絶対優先ですけどね・・・!コレクター魂を刺激するのはわかりますが、車と同じで”使ってなんぼ”と考えていますので、作動だけは確認しておかなければネ!箱入りで置いとくなんてのは・・どうもねぇ・・・。
 とにかく、持っていった道具が作動しないのは楽しいキャンプ気分に水を差す事になりますので、コレだけは避けたいと考えています。備えあれば憂いなしです。