67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

メル・トーメの“月”特集

2006-07-13 03:30:44 | jazz & vocal
Swingin' On The Moon/Mel Torme
(Verve MGV-2144)


 白人男性ボーカルではシナトラが絶対的な人気を誇っていると思われますが、Coral、Bethlehem、Verve、Atlanticと快作を次か ら次へと発表して来たメル・トーメの活躍も見逃せません。Marty Paichのオケをバックにしたアルバムが多く,トーメの活躍を影で支えたPaichのサポートも重要な要素であったといえるのではないでしょうか。 Paich絡みでアート・ペッパーのソロが聴けるアルバムもありインストファンにも良く知られた存在だと思います。

 さてこのSwingin' On The Moonと題されるアルバムですが、1960年頃の録音と思われます。その時代は旧ソ連とアメリカの間で宇宙開発計画のつばぜり合いが起こっていた時代で ソ連がスプートニクの打ち上げに成功し、1961年にはガガーリンがヴォストークで有人飛行を行い”地球は青かった”の名言を残します。この色にちなんだ 訳ではないでしょうが,このブルーのカバーと宇宙飛行士の風貌をかぶった美人女性が印象的なカバーで有名なこのアルバムは、月にたいする当時の一種の憧れ をもって制作されたのではと推測したくなりますね。収録曲は全12曲,すべての曲タイトルにMOONという言葉が入ったいわば“月特集”です。ここでは ラッセル・ガルシアのバックで唄われますが,A-1のタイトルチューンでもうニンマリですね。珍しいバースから入るHow High the Moonの歌唱も聞き物です。B面では月関連ソングではポピュラーなブルームーン,バーモントの月が聴かれます。トーメのテクニックあふれる歌唱ですよ ね。何と言っても,自分の愛聴曲No Moon at Allが聴けるのが嬉しいです。月はいつの時代でもロマンティックシンボルであることのあかしですよね。

 VerveのMGM、T字レーベルですが、何はともあれ今ならややコミカルとも思えるこのカバーが好きで堪らないんですよ!

ブラウニーへのトリビュート

2006-07-12 02:25:59 | jazz & vocal
Lem Winchester & The Ramsey Lewis Trio
(Argo LP642)


 ラムゼイ・ルイスといえば1965年のワシントンDCのボヘミアンキャバーンのライブ、そう“ジ・イン・クラウド”が知られていますよね。強烈なダンシ ングビートにのってファンキーフレーズ連発,拍手,かけ声、会場ノリノリの楽しいアルバムですよね。でも以前はかなりストレートアヘッドなジャズもやって たんですよね。ここではヴァイブのレム・ウィンチェスターを加えてのカルテットの演奏が聴かれます。副題に"perform a tribute to Clifford Brown"とあるように56年自動車事故で惜しくも他界したブラウニーに対するトリビュートアルバムです。というのもウィンチェスターは WilmingtonのHoward High Schoolでブラウニーと一緒にプレイしていた旧友なのです。デラウェアのこのWilmingtonで後に警察官として働き,最後はロシアンルーレット で命を絶った話はジャズフリークの方はみなさんご存知ですよね。  

 ブラウニーへのtributeということで、彼のナンバー2曲が取り上げられています。A-1の“ジョイスプリング”とA-3の”サンドゥ”です。ご存 知のとおりStudy In Brownにブラウニーの決定的名演が収録されています。もちろんこれと比較する訳には行きませんが,ここでのジョイスプリングもメディアムテンポでス ウィングしておりA-1を飾るのにふさわしい演奏ですね。サンドゥはかなり古い曲らしく,ウィンチェスターによるとオリジナルタイトルは"Due's Blues"というタイトルらしいです。さらにB-1のJorduもブラウニー得意の曲ですね。他にはスタンダードから"Once In A While", "It Could Happen to You", "Easy To Love"が演奏されてます。この辺りのバラードもOKです。ということでラムゼイ・ルイスは多作ですがこれが一番好きですね。  

 アーゴのグレイレーベルのモノ盤ですが,左上角にパンチホールがあります。このパンチホールですが米国盤に良くある金属のワッカがはまってます。これってどうしてなんでしょうね?このカバーのピンぼけ具合もいかにもアーゴってかんじですかねぇ?

ラテンフレイバーのドリス・デイ

2006-07-11 00:00:25 | jazz & vocal
Latin For Lovers/Doris Day
(Columbia CL2310)
 

 ドリスのラテンナンバーでは"Que Sera, Sera"が何と言っても有名ですが,当時のボサノバムーブメントは彼女のラテンフレイバーの横溢したこのアルバムを作成する機会を与えてくれました。も ちろん,ドリスは純然たるボッサシンガーではないので、単にボッサの美しいメロディを借りて彼女がナチュラルに唄ったという企画にすぎません。副題に 【Here's "the fresh warmth of her natural singing style."】とあるのはまさにこのことを言っているのだと思います。  

 ボサノバの美しいメロディと言えばジョビンですが,ここでもQuiet Nights Of Quiet Stars (Corcovado), Meditation, How Insensitive (Insensataez), Slightly Out Of Tume (Desafinado)の4曲が取り上げられています。こぞってアメリカのシンガーがこの時代にジョビンの作品を取り上げていきますが,作曲家としての ジョビンのすばらしさにあらためて脱帽です。このボッサ以前の曲からFly Me To The Moonが取り上げられていますが,ボッサアルバムには比較的良く取り上げられていますよね。またValentinoのタンゴ曲として有名な Perhaps, Perhaps, Perhaps (Quizas, Quizas, Quizas)が取り上げられているのも興味深いですよね。間奏のトランペットが哀愁を誘います。ボッサのオーケストラというとストリングス,ギター,そ してアルトフルートというのが定番ですがここでもMort Garsonの絶妙のアレンジがなされています。  

 カバーフォトはLeo Fuchsによるもので、ドリスの美しいブロンドの一本一本まで描出されたアップのフォトが使用されていますが、何の変哲もない白いシャツが夏の雰囲気にピッタリで大好きです。 アルバムは米コロンビアの2eyeですが、これが多分オリジですかねぇ?

ヴェスパにまたがるベイシー

2006-07-10 00:08:01 | jazz & vocal
Basie Rides Again!/Count Basie
(Verve MV2643 jp reissue)


 何とすばらしいカバー!!!店頭で見つけて思わず購入したアルバムです。もう20年以上前になると思いますが,”カバーこれなら中味も・・・”の想いは 今も変わりませんね(笑)色的にはセピア色の背景に映えるおそらくシルバーのヴェスパとダークスーツのベイシーの構図が好きでたまりません。  

 さて内容です。やっぱり"Good Cover, Good Sound"です。52年録音でカンザス時代のベイシー楽団の名残を残す演奏です。国内盤でややサウンド的に細く薄い感じが残念です。ぜひオリジナルで聴 いてみたいアルバムでもあります。聞き所は多いアルバムです。A面ではまずはオスカー・ピーターソンとの共演です。後の“サッチアンドジョッシュ”の布石 となったと思わせる共演ですよね。"Be My Guest"と"Blues For The Count And Oscar"でこの共演は聴かれますがベイシーがオルガンに回ります。また、ここでは2人のテナーソロが聞き物となっています。バイスプレスことポール・ クイニシェットと後のコテコテ演奏で知られるエディ・ロックジョー・デイビスのソロが対称的で面白いです。ややソフトでレスター風にせまるポールと固めの ゴリゴリテナーのロックジョーが好対称ですね。B面でロックジョーのテナーは大きくfeatureされています。B面では何と行ってもアル・ヒブラーの ボーカルですね。ヒブラーと言えばエリントンとの共演が有名ですが"Goin' To Chicago", "Sent For You Yesterday And Here You Come Today"で男性的なボーカルが聴かれます。上記メンバー以外ではErnie Wilkins, Floyd Johnson(ts), Charlie Fowlkes(bs), Marshall Royal(as), Joe Newman, Paul Campbell, Wendell Culley, Reunald Jones, Charlie Shavers(tp), Henry Coker, Benny Powell, Jimmy Wilkins(tb), Freddie Green(g), Jimmy Lewis, Gene Ramey(b), Gus Johnson(ds)の面々です。

 所有盤は国内再発盤です。オリジナルは見たことないし、高価でしょうねぇ?。暫くはこの盤で我慢です。

夕涼み会

2006-07-09 05:03:40 | Weblog

 この週末は全国的に幼稚園・保育園で夕涼み会が行われたんじゃないでしょうか?うちでも同じ,末っ子の幼稚園の夕涼み会へ言ってきました。あいにくの天気で,雨が降ったりやんだり・・・時には台風の影響か豪雨があったりして狭い園内は多くの人で超混雑!外が使えないので食べ物もあまりないし,毎年のことながら老体には応えますね。
 って言うことで夏祭りらしい画像をどうぞ。先日、パパに選んでもらって買ってもらった浴衣だぞ。下駄もあったけどあいにくの天気で今日はサンダル履きです。かき氷食べたら、眠くなって来た。サポーターのお兄ちゃんが今日は大活躍したね。パパはおかげで少し楽が出来ました。
 やっと夏休み前の重大イベントが終わり,ホットしています。来年もう一年だね。
 あ~、疲れた!

アニタ・オデイ/カル・ジェイダー

2006-07-09 03:02:07 | jazz & vocal
Time For 2/Anita O'day
(Verve V-8472)


 昔の人気TV番組に”太陽に吠えろ”と刑事ものがありましたが,この番組の最後にボスの裕次郎が事件を解決した後,決まって行くスナックの映像が挿入さ れていましたが,ここの壁にアニタの唄っている姿を捉えたかなり大きめのポスターが飾られていたのを思い出します。若い頃のアニタの、そのビジュアルにも 十分耐えうる美しい美貌と、ロングドレス,帽子,手袋をつけたそのファッショナブルなスタイル(Vogue Styleって言うんでしょうか?)は映画”真夏の夜のジャズ”のハイライトシーンとなっていましたよね。ビジュアルにも素晴らしいのですが,そのホーン ライクな歌唱は彼女のトレードマークであります。エラにも言えますが,聴衆を引き込んでいくライブでのステージのうまさも特筆ものですよね。  

 初期のアニタのアルバムはジャズボーカルクラッシックと言うべき名盤が目白押しなのは皆さんご存知のとおりです。本日のアルバムは1962年の録音です からピークをやや越えた時期のモノですが,カル・ジェイダーのバイブをfeatureした四重奏団との共演です。他のメンバーはLonnie Hewitt or Bob Corwin(p), Freddy Schreiber(b), Johnnny Rae(ds)です。演奏曲もやや渋めかな?サイドAでは"Thanks For The Memory", "Just In Time"などの人気曲の歌唱は言うに及ばず,ラブリーなテーマをもった"Under A Blanket Of Blue"を唄うアニタが好きですね。サイドBの"An Occasional Man"や"The Party Is Over"のラテンリズムに載ったボーカルもききものですよね。アニタのアルバムはVERVEに絶頂期があり、多くのアルバムがリリースされていますが, 駄作が少ないですよね。このアルバムは決して有名ではないですがジェイダーのラテンバイブとの絶妙なブレンドが楽しめるので時々聴きたくなる盤ですね。  

 MGMのT字レーベルです。パンチホールがありますが、愛すべきアルバムです。アニタ万歳!

"The President",レスター・ヤング

2006-07-08 05:03:54 | jazz & vocal
Lester Swings Again/Lester Young
(Verve MGV-8181)


 先日ズート・シムズをアップしましたがこの年代のサックスプレーヤーがこぞって目標に置いたのがこのレスター・ヤングでした。レスターと対をなすテナー サックスプレーヤーにコールマン・ホーキンスがいますが,いつもこの2人は比較して論じられることが多いですよね。豪放な男性的トーンでせまるホーキンス に比べ,やや小さめのクールなトーンですがフレーズが革新的なレスターのテナーは両極端のスタイルであったともいえます。デクスター・ゴードンやワーデ ル・グレイ,スティット,ロリンズなど黒人サックスプレーヤーの中では”ホーキンスの音色+レスターのフレーズ”が一つの目標だったようですね。それに対 し白人プレーヤーの方は、ゲッツ、ズート,リー・コニッツ、ブルー・ムーアなどほとんどがレスターの追従者でありました。  

 さて、本日アップするレスターのアルバムは,油の乗り切ったVerve、正確にはクレフ時代の録音です。3つのリズムセクションがバッキングをつとめる ワンホーンアルバムで彼のサックスプレイを堪能するには格好のスタイルです。オスカー・ピーターソンのグループ【Ray Brown(b), Barney Kessel(g), J.C. Heard(ds)】のバッキングと,ジョン・ルイスのピアノを中心とする2つのトリオ【Joe Shulman(b), Bill Clark(ds)とGene Ramay(b), Jo Jones(ds)】のバッキングが聴かれます。この頃のピーターソンは言うに及ばず,ジョン・ルイスも難しいことはやらずスウィンギーな演奏に終始して います。演奏曲はスターダストや9月の雨などのスタンダードと"Lester Swings", "Pete's Cafe", "Slow Motion Blues"など彼のオリジナルで構成されていますが、特にスターダストはこの曲の名演に入れても良いような演奏で,クールなレスターのバラードプレイは 最高です。  

 Verveのクレフシリーズのトランぺッター盤、当然モノラルで素晴らしい音で収録されています。テナーを吹くレスターをやや下から狙ったカットとロゴのバランスがすばらしいジャケットもポイント高いと思います。

Billie Holidayのそっくりさん

2006-07-07 00:27:27 | jazz & vocal
My Crying Hour/Cora Lee Day
(Roulette R52048)


 Vocal界でDayの名前を聞くと,何と言っても黒人では"Lady Day"ことビリー・ホリデイ、白人ではドリス・デイを思い浮かべます。本日アップのコーラ・リー・デイは黒人シンガーですが,family nameがたまたまDayであったのです、このアルバムを聴いてみるとビリー・ホリデイのような粘りのある唄い方ではないですが声の質や唱法などはビリー にかなりにたところがあるのがわかります。

 このアルバムは,彼女のデビュー作になるかと思います。ここでは,曲によってJerry ValentineのオケがバックをやっているものとJimmy Jones率いるコンボがバックをつけたものが収録されています。このコンボがくせ者揃いというか、Rouletteが誇るジャズメンの起用がなされてお り彼らのジャジーな演奏も聞き物になっています。このコンボのパーソネルはHarry Edison(tp), Illinois Jacquet(ts), Jimmy Jones(p), Barry Galbraith, Freddie Green(g), Edward Jones(b), Osie Johnson(ds)です。このコンボのバッキングでの"When Your Lover Has Gone", "The Very Thought Of You", "Try A Little Tenderness", "The Masquerade Is Over"などの渋い選曲がうれしくなりますね。

 

 ルーレットの白レーベルで所有盤はdeep grooveのpreview copyですが、茶系のフロントカバーも秀逸ですが,上のようなJerome Martinのバックカバーの芝生にすわった女性のイラストがモノクロで素晴らしく、これもupいたしました。

変拍子ジャズの定番、テイクファイブ

2006-07-06 01:00:32 | jazz & vocal
Time Out/Dave Brubeck
(Columbia CL1397)


 先日アップしたゲイリー・バートンを聴いていて,突然テイク・ファイブのジョー・モレロのドラムが聴きたくなりました。やはりこの大定番,ジャズ史上に 残る変拍子ジャズ、良い悪いは賛否両論でしょうが自分は大好きです。従来は,ソニーが出していたステレオ盤で聴いていたのですが,最近入手した米 Columbia盤のモノラルで聴くことが多くなりました。微妙にカバーも違うんですよ。


(CBS Sony 20AP1459 jp reissue)


 上は,従来から所有していたCBSソニーのステレオ盤です。time outのロゴが大きくモノラルにはないテイクファイブとトルコ風ブルーロンドのPRが記載されてます。Columbiaのステレオ盤もおそらくこのタイプ でしょうか?

  演奏に関しては,デスモンドが入って来るまでのイントロを演奏するブルーベックのピアノとモレロのドラムで作る5/4拍子が何とも異質、得意な緊張感を醸 し出します。続いて出るデスモンドの独特の音色でのアルト、素晴らしいの一言につきます。間奏でも,モレロのロングソロがありますよね。いろんなところで テイクファイブは演奏されていますが,やはりこのオリジナル演奏にはすごみのようなものを感じてしまいます。もちろんトルコ風ブルーロンドをはじめ他の曲 も聴きますが,このアルバムに関してはA面につきますね。片面聞きにの癖は直りませんね(笑)

 最近は,アコギでのテイクファイブのソロプレイが何とかできるようになってきました。ハーモニクスをふんだんに駆使したアレンジでやってます。さあ,また練習だ!!!

ペッパーの歌伴が聴けますよ!

2006-07-05 02:37:09 | jazz & vocal
Mr. Easy/Jesse Belvin
(RCA LPM-2105)


 黒人男性ボーカルはその最高峰にサッチモとナット・キング・コールがいて他にも魅惑のヴォイスを持ったシンガーが目白押しです。ジミー・ラッシング、 ジョー・ウィリアムス、ジョニー・ハートマン,アル・ヒブラー,アール・コールマン、ジョン・ヘンドリックス、ジャッキー・パリス,マーク・マーフィ等タ レントが多いですよね。ここで取り上げジェシー・ベルビンはこのアルバムを収録した約2ヶ月後に,交通事故で他界してしまいます。将来を嘱望されていただ けに,惜しいタレントの消失となったわけです。

 ここではMarty Paichのアレンジと指揮でスタンダード中心の選曲で彼の重厚かつコントロールされたボーカルが聴かれます。演奏メンバーに付いては詳しい記載がないで すがアート・ペッパーのソロが随所に聴かれ,ペッパーファンには注目のアルバムではないでしょうか。JAZZ HERO'S DATA BANKでもペッパーのディスコグラフィが掲載されていますが、この中でもきちんと載っています。このアルバムは彼にとってはRCA第2作目に当たります が、ここで彼のsinging careerは途絶えてしまいます。A-1の"It's Alright With Me"からペッパーのソロは全開です。他にもところどころでニヤッとするようなアルトサックスが聴かれ、その音色,フレーズはすぐにペッパーとわかる独特 のものですね。ベルヴィンも"What's New", "Blues In The Night", "Imagination", "Makin Whopee", "Angel Eyes"等の人気スタンダード曲に対して絶妙は解釈を見せています。

 RCAのモノラル盤で,サイドテーブルにメトロノームを置いてくつろぐベルヴィンがとってもイキで,アルバムタイトル通りの仕上がりになってます。この2ヶ月後に夭逝するねんて、誰が想像できましょう!